2017年 01月 20日
ソマティックは詩集のようなセラピーです!
昨日でいったんソマティックのグループセッションは一休み。
今日から2日間は、朝から夕方まで参加者がソマティックのエネルギーに浸り続けるリトリートを開催します。
今回のグループセッション、子供さんと男性のお申込みが多いのが前回と違うところ。しかも1回受けた方が2回目、3回目の申し込みをしてお帰りになるので、予約表は手書きで追加したお名前がだんだん増えてきました。
ソマティックエナジェティクスは、マイケルさんが一人の身体に直接触るのはほんの少し。
前回私の友人が受けにきてくれたんですが、彼女は1時間なら1時間ずっとセラピストに身体を触ってもらいたいので、少ししかマイケルさんに触ってもらえないのがつまらない・・・と帰っていきました。
確かにふつうのマッサージなどは、1時間なら1時間、ずっとセラピストさんが何かやってくれているわけですから、それを期待してしまうと、アレレ?と感じてしまうのも理解できます。
うーん、でも、そういうの、どうやって説明したらいいのかなぁと思っていたら、今日、いつも受けて下さっている男性のクライアントさんが素敵な表現をして下さいました。
いわく、ソマティックは、ちょうど本でいうと、1ページに数行、もしくは何か心に沁みる一言が書いてあるような、言葉の少ない詩集のようなセラピー。
でも、その文字のない空間や行間には何もないかというと、そのゆったりとした行間があるからこそ、読者の心の中でそれぞれの心象風景なり物語が進行していく・・・。
文字もページ数もたくさんある読み応えのある本が好きな人もいれば、空間がゆったりとられていて言葉の少ない詩集が好きな人もいる。
それと同じように、ずっとセラピストさんに身体に触って働きかけてもらいたい人もいれば、内側で起きることに委ね、まかせるのが心地よい人もいる。
ソマティックは、身体にマイケルさんが直接触れている時間は少ないけど、だからといってその間、身体に何も働きかけがないわけでも何も起きてないわけではない。一人ひとりの内側で豊かに自分の物語や内なる癒しが進んでいるから、身体を押すとか触るとか、外側からのタッチをされていない間も、内側ではとても大きく動いている・・・。
なるほどー、詩集のようなセッションかー!
確かにそうかもー。いい表現ですよねー。
ソマティックは、あまりクライアントさんの身体に触りすぎないようにする、というのが実はトレーニング生への注意事項だったりします。身体の不調を物理的な働きかけによって改善するワーク、というよりはもっとエネルギー的なワークで、実際、昨日、今日と連続でご参加くださった女性は、マッサージベッドに横になったとたん、身体の自動運動が始まってました。
直接的な身体への働きかけが開始される前に、ソマティックのエネルギーに触れたことで身体の内部で動きだしたものがあった、ということですから、摩訶不思議としか言いようがないですーー!
私はいまだ、絶賛トーン4中で、解放起きず、ですが・・・・(苦笑)
イナバウアー状態のスタッフスイヅ。マッサージベッドから落っこちそうで落っこちない!
