2009年 01月 14日
ジュリアンが語るジュリアンの世界2日目
ベースの話は同じでしたが、話の組み立て方を前日とは、ちょっと変えていたり、前日あった参加者からのご質問が話の本編に組み込まれていたり、前日知らなかった言葉がちゃんと単語に置き換わったり(霊を呼び出すゲーム→コックリさん)と、いろいろ一晩で進化していました。
また参加者からのご質問も、月曜日は概念的なというか哲学的な質問が多かったんですが、昨日は「宇宙人はどんな顔でしたか?」とか「宇宙人はいつも同じ人がコンタクトしてきたんですか?」と、「ジュリアンが会った宇宙人はどんな姿をしてたんですか?」といった突っ込み質問が多かったので、昨日参加された方のほうが、具体的な宇宙人をイメージできたかも。
ジュリアンが最後に参加者の方々に伝えたメッセージは、「脳での判断」はなく「魂」で感じることの大切さ。人と会ったときにも、その人の服装や年齢、社会的な地位で先入観をもたず、まず魂で感じてみる。
自分とは全く違ったタイプの人や、「こういった人は苦手だな」と思った人が、自分の先生や自分を磨いてくれる人になることもある。というより、嫌いだったり苦手だと思う人のほうが、後で考えてみると、自分にとっては魂磨きの先生になることが何度もあったので、脳ですぐに判断せず、何事も魂で感じ、心をひらいて人とはつきあうようにしています、と言っていました。
いま彼は、台湾でフランス語の先生をしていますが、言葉を教えるというよりも、その生徒さんと心と心をひらき、心と心を伝えあい、同じ時間を共有することのほうが大切だし、そうしていると、その時間が本当に豊かな時間になるとも言ってました。
だから2日間のセミナーも、自分にとってはとても豊かな時間になっていますとも。
・・・実際、ジュリアンといると、彼は全くボーダレスの人。年齢や性別、国や人種の違い、社会的な背景を何かの判断に使うということがない気がします。日本人として海外を1人で旅行していると、やはり人種的な差別を受けたり、本人が無意識に示すちょっとした不快感、というものを感じたりしますが、ジュリアンについては、そういうことが全くない人。
私なんて、時に毒舌を吐いてしまいますが、人に対していつも視線が温かい気がします。
月曜日に参加して下さった徳江さんは、いつもなにか一言辛口コメントを言わなくては気が済まない人なんですが、徳江さんをして「・・・しかし彼には、驚くほどの優しさ、暖かさ、誠実さが感じられました。こんな感じの青年には、今の日本ではとてもお目にかかることはできないでしょう。素晴らしい一日をありがとう、というのが感想です」とメールが入ってました。
そのジュリアンの温かいハートにふれることができたので、2日間のセミナーを通して、会場にはとても温かい雰囲気があった気がします。
ジュリアンの話の内容も大切でしたが、実はそれよりも、ジュリアンと同じ場を共有し、ジュリアンの人柄や心の温かさ、純粋さに触れ、同じ空気を吸っていたことのほうが、参加者にとっては大きなギフトだったのかも、と思ったりもします。
そういえば、参加者の方に書いていただいたアンケートには「お金をもらって話をするには、話や構成がヘタすぎです」というコメントもあるにはありましたが(でも、こういうコメントも本人も私も勉強になるのでとても嬉しいです)、「ジュリアンの声に耳を傾け感じるままにしていたら、いろんなイメージが次々と心に湧いてきて、とても面白い体験をしました」というのもありました。
言葉を超えた、言葉ではないコミュニケーションについて伝えたいのに、それを伝える術が言葉、しかも母国語ではない言葉しか手段がなかった、という矛盾もありつつ、ジュリアンも四苦八苦していましたが、もしかしたら、脳ではなく、ハートを開くことで感じられる何かがあったのかも、と2つのコメントを見比べながら思ったりもしました。
ともかくも、2日間のセミナーにご参加下さった皆さま。
ジュリアンは、普段のお喋りはもっと日本語がスムーズなんですが、やはり緊張のためか、少し固い日本語になってました。聞きづらい部分もあったかと思いますが、それを2時間、一生懸命聴いてくださってありがとうございました。
またの機会があれば、ぜひまたジュリアンに会いにいらしてくださいね~。

※13日にご参加下さった方で、大きな画質の集合写真が欲しい方はメール下さい。