木村さんのリンゴ(その後)
2008年 10月 22日
木村さんの畑見学ツアーの参加者は木村さんのリンゴが3つだけ頂けました。
去年参加した税理士の浅野さん曰く「地面に落っこちてたリンゴももらえますよ」って言われてたんですが、私たちが行ったつい2日ほど前に、どこかの農業高校の生徒さんが大挙して見学にいらしたらしく、残念ながら、リンゴは一個も落ちておらず。。。。

木村さんのリンゴは、ナチュラルハーモニーさんが専売されているようなのですが、果物の定期宅配を頼んでいる人に届くか、抽選で当たるか、ナチュラルハーモニーさんの店頭に並んだときに偶然、お店にいた人がラッキーにも買えるか(一人1ヶ)っていう感じらしいです。
ちなみに、税理士の浅野さんは、何度申し込んでも1度も抽選に当たったことはないそうですが・・・。
そんな大事、大事のリンゴをタオルに包んで、手荷物で持って帰りました。
ちょっと大ぶりのリンゴ。種類は北斗。
月曜日
1ヶのリンゴを半分こ。半分をテンプルのスタッフ6名で切り分けおやつに。
残り半分は、たまたま月曜日の午後にピュアシナジーを輸入しているシナジーカンパニージャパンの若松さんとのミーティングがあったので、シナジーの方々とプロアクティブの久保さんと合計6名にお裾分け。1ヶのリンゴを12等分。
火曜日
プロアクティブさん主催で、竹布の新製品、竹布の生理用ナプキンの勉強会。
竹布を作られている相田さんも木村さんと同じように竹布を製品化するのに苦労をされていた方。せっかくなので、相田さんやプロアクさんのスタッフにも木村さんのリンゴを味わって頂きたく、その勉強会にリンゴ1ヶを進呈。
勉強会の参加者は38名。スタッフを入れると合計42名。ということで、1ヶのリンゴを42等分。
「一杯のかけそば」より、口にできる分量は少ない・・・・(小さくても、おいしさは十分伝わったと思いますが・・・・)
そして今日と明日、残りの1ヶを半分ずつ分けて、スタッフと幸せを噛みしめながらおやつに・・・。
3ヶのリンゴを、こんなに大事、大事に、切り分けたのは、生まれてはじめて。
でも木村さんの苦労とお気持ちを知ると、とても独占して食べるっていう気持ちにはなりません。木村さんご自身も、1人でも多くの方に食べてもらいたくて、普通のリンゴとほとんど変わらないほど安く売られているし・・・・。(1ヶ350円くらい)
木村さんのリンゴを味わいたいという方に朗報が1つ。
木村さんのリンゴは入手困難だけど、木村さんのリンゴを使った冷製スープは比較的簡単に入手可能です。
木村さんが、無農薬&無肥料に取り組みはじめて8年間は1つもまともなリンゴができなくてリンゴ農家なのにリンゴからは収入はゼロ。子どもの鉛筆やノートさえ買えない、1kgのお米をお粥にして、畑の雑草を入れて家族で分け合って食べる日々。そしてなんとかリンゴが収穫ができるようになっても、どうやって売っていいか分からない。大阪に持っていって街頭でタダ同然で売ろうとしたけど、全然売れず。
そんな木村さんの苦労と苦境を知ったあるシェフの方が、有名なホテルの料理長だった職を辞し、自らレストランをオープンして、木村さんのリンゴを使ったメニューを出されるようになったそうです。木村さんからリンゴを仕入れることで、少しでも木村さんに現金収入があるようにって。
そんな男気のあるシェフ、山崎さんのレストランで出されているのが「木村秋則さんの自然農法栽培のリンゴの冷製スープ」。冷凍扱いで1ケ1050円で購入可能です。
冷凍便で宅配してもらえるので、自宅にいながらこのスープを楽しむことができます。
ツアー最終日にみんなで、このレストラン山崎で、このリンゴのスープをいただいてきました。
生クリームが入ってますが、爽やかで品のあるメチャ美味しいスープでした!

「リンゴのかりんとう」もあります(1ヶ500円)
送料と代引き手数料は別途必要だと思いますが、この美味しいリンゴの冷製スープが飲みたい方は、下記に問い合わせてみてください。他にも取り寄せ可能なメニューはあります(リンゴのスープの値段は旧価格が表示されているようですが、今は1050円です)。
レストラン山崎 弘前市親方町41
TEL0172-38-5515 FAX0172-35-1236


