台湾わん(ジュリアンとカラオケ編)
2008年 10月 14日
バラエティに富んだ食べのが全部、ベジタリアン用。様々ある小籠包が全部ベジ!
うれし~!
ジュリアンと会うのは4年ぶり。
友達のお姉さん(50代)の友達(当時23歳)という繋がりで、たまたまパリに2泊の旅行を予定していたので紹介してもらったのがきっかけ。以来、とーきどき、メールのやりとりをしてました。
彼は語学の才能のある人で、英語のほか日本語もペラペラ。
中国語も1年前から勉強を始めて、いまは中国語でも日常会話には全く不自由せず、羨ましい限りです。
どうやって語学の達人になってるの?って聞いたら、その言葉を話す友達をたくさん作って、たくさん喋ることですって言ってました。
そういえば、ボルネオで通訳してくれたワンさんも独学で日本語を勉強をした人ですが、やはり日本人の友達をたくさん作って、たくさん喋って覚えたって言ってました。語学は筋肉と同じように、どれだけ時間をかけてそれに関わっていられるか、鍛えているかってことですよねぇ。
語学が堪能になると、いろんな国の人と関わり、その国のメンタリティも自分の中に入ってくるので、国というボーダーラインがだんだん曖昧になってくるし、自分の廻りを囲って守っていた国民性もなくなってくるので、フランス語しか話せないフランス人と会話を合わせるのがだんだん難しくなってきたそうです。
さて、そのジュリアン。
ニューエイジの世界の人が、心から追い求めている「神との一体感」ともいうべき体験をたくさんしている人で、台湾に来てからはどう?って聞いたら、以前よりは頻度は少ないし、弱い感じだけど、相変わらずありますよって。パリにいる時から宇宙人と話しがしたいなぁって思って、今は宇宙人とも交信しているって。
宇宙人はもとより、同じ日本人とも時にコミュニケーション不全に陥る私としては「はぁ~」としか言いようがないです。「誰にでもできることだし、ただ彼らを受け入れるって決めればいいんですよ」っては言われたのですが。。。。。
彼らとの会話は、自分の脳みそが考えたり想像したりするものとは全く違う、想像もつかない方法でされると思うし、何か彼らに投げかけた質問への回答も、それまでの自分の脳みそで考えた内容とは全く違った次元の回答が返ってくるよって言ってました。
ジュリアンからもらったメールは1度、メルマガでも紹介したことがあったんですが、今でも、不意に圧倒的な幸福感が押し寄せ、自分と他人との境が消え去り、他人と自分とを区別しているものが消え去る感覚があるそう。人が傷つくと自分が傷つき、どこかの自然が傷つくと自分も傷つく感じ。私はあなたで、あなたは私に。
河合隼雄さんの対談で
他と自分を区別しなくなると、花を見ても「あんた、花やってまんの。わたし、河合やってますねん」という思いが沸いてくるって言ってらしたと思います。まさに、そんな感じでしょうか?
そんなこんなで4年ぶりに会った彼とその後の近況を聞いていたんですが、最近、カラオケに行ったのがとっても楽しかったって言っていたので、じゃあ、カラオケに行きましょう!と、晩ご飯の後は町のカラオケ屋さんに。
私も、数年ぶりのカラオケでしたが、二人で行ったので2時間、歌いまくりました。
私は声が低いので、カワイイ女の子っぽい歌はちょっとキーが合わなくて苦手。
「大阪で生まれた女」とか「いちご白書・・・・」など男性歌手の懐メロをメインに10曲ばかり歌ってきました。
それにしても、台湾で、フランス人のジュリアンとカラオケでふるーい「大阪で生まれた女」なんぞを歌っていると、ココは何処?私は誰?状態。
宇宙人とも会話をしているジュリアンですから、彼の前では、国や性別が違うとか、私が彼よりずいぶん年上であるととは、そもそも全く何の意味もなさなくなり、「今」と「此処」があるだけって感じになってきます。
ジュリアンは、いかにして、今のジュリアンになったのか?
ちょっと興味があるところです・・・・。
