イエローハットの物流センター見学
2008年 09月 25日
見学に行ったのは事務担当と梱包担当のテンプルスタッフと私の4名と、プロアクティブからも1名参加されて、総勢5名。
イエローハットでは、養護学校を卒業した方々も、社員さんたちと一緒になって同じように物流センターで仕事をしているので、養護学校からの見学も多いらしく、今日の午前中は、どこかの生徒さんと校長先生が見学にいらしてたそうです。
テンプルとイエローハットの規模なんて、全く天と地の違いがありますが、どうやって商品在庫を管理しているか、どうやって配送ミスを無くすようなシステムjを作っていったのか、など、参考になることはたーくさんありました。

イエローハットさんでは、各店舗から受けた注文の商品をパートさんが棚を廻って集めるんですが、そのとき、以前は紙に書かれたリストを見ながら棚を廻って商品をピックアップしていたのを、今はコンピュータ画面で1回に1アイテムずつしか出ないようになっていて、1つの商品をピックアップして確認すると、次に行く棚と商品名が分かるので、ミスが全く無くなったそうです。

残念ながら、テンプルでもいろいろ試行錯誤しながらも、やはり発送ミスは起こってしまい、それをいかに少なくするか、撲滅できるかが課題の1つになっています。イエローハットさんみたいな大がかりなコンピュータシステムは作れませんが(会社独自の特注のシステムだそうです)、テンプルでも、今日の見学を参考に、もっといろいろ工夫していきたいと思います。
・・・・イエローハットさんといえば、「お掃除!」が有名ですが、担当していただいた山下さんに、朝の社内清掃について聞いたところ、朝一番に到着する社員さんは朝6時頃。そしてトイレ掃除に使うお湯を沸かしているうちに次の社員さんが朝7時頃に到着して・・・・という感じで、自主的にみんな早く出社して、朝8時半にはすべて掃除は終わっているそうです。
ちなみに山下さんは通勤に2時間かかるので、毎朝4時半に起きて、朝5時に家を出て、7時前には駅に到着。「その早く出社した時間分はフレックスタイムみたいに勤務時間に入るんですか?」って伺ったら「タイムカードはない会社だけど、入社したときからそうだったから、みんな当然のように早く出社して掃除しています」ってことで、会社で決まっている、いわゆる就業時間は朝8時50分スタートだそうです・・・・。
イエローハット社長の鍵山さんの本には、確か、等価交換の生き方(受け取った分しか、してあげない)ではなくて、常に受け取るもの以上に、廻りの方に与え続ける生き方をしようって書いてありましたよね。
そんな社長さんの会社の方に・・。・・下世話な質問でしたね・・・。
それにしても、会社の掃除のために、社員さんが毎朝4時半起き・・・・。
もう、ここで大きく人間の幅が出てしまいます・・・。深く深く反省でした・・・。
さてさて、話変わって今日の午後、
イエローハットに行くために電車に乗っていたら、津市の赤塚さんからメールがポロリン。「今、広島の向原に向かっているんだよ」って。向原って、実は、私が生まれ育った町の隣町。
「向原みたいな田舎に何をしに行くの?」ってお返事したら「これからハガキ道の坂田さんのところで断食だよ」 って。
「私はこれからイエローハットの見学です」ってお返事したら「そのイエローハットの鍵山さんも一緒だよ」ってビックリのお返事。
なーんと、赤塚さんは、私が生まれ育った町のお隣さんで、イエローハット社長の鍵山さんたちと断食。私はその鍵山さんの会社でお勉強。
縁は異なもの味なもの。不思議なご縁の繋がりですなぁ。