フィネックス・エクスピリエンス6日目(2008.9.3)
2008年 09月 04日
朝7時から夜9時頃まで、朝食、昼食、夕食のときも、全員でディスカッションをしながら過ごすので、いわゆる休憩時間はトイレ休憩のみ。
きっと夜は暇だろうと思って、本を何冊か、DVDも何枚か持参してきたけど、飛行機の中で読んだ本以外は、本を読む時間もない。自由時間には、このブログを書くのが精一杯で、あとはお風呂に入ってバタンキュー!
さて、午前中のグラディス博士の講義中、15分ほど休憩時間があった。
ここは、広大な敷地の中に、セミナールームや宿泊ルームが点在しているので、部屋に戻るときには、中庭を歩いて戻ることになる。
その15分の休憩時間に用事があって部屋に戻り、またセミナールームに戻るべく中庭を歩いていると、足元では蟻が忙しく働いている。
蟻だけではなく、いろんな虫がそれぞれ、庭の草むらの中を忙しくアチコチ歩き回っている。
日本から、非常食にと空港で「柿の種」を買ってきていたのを思い出し、またまた部屋に戻って柿の種持参で蟻の巣の前に。
蟻さんたちにちょっとお裾分け。柿の種のオカキとピーナツを細かく砕いて、蟻の巣の廻りにちりばめてみた。
しばらく、草や木が風でなびく音を聞きながら、ただボーっと、蟻がアチコチ歩き回っているのを見ていたんだけど、ふと気がつくと、アリゾナの強い太陽の日差しが私の背中と頭を直撃。
ここアリゾナで、ジリジリと暑い太陽を背に浴びながら、なぜか、柿の種を持って、中庭に座り込んで蟻が歩き回っているのを、ただ見つめているわたしは、いったい誰???って我に返った私が苦笑しながら、セミナールームに戻ってみると、グラディス博士がシャボン玉で遊んでいる。
「さっき、大きなシャボン玉ができたのよ」「こういう小さいんじゃなくて、もっと大きなシャボン玉を作りたいの」とシャボン玉つくりに余念がない。
グラディス博士。全米ホリスティック医学協会の設立者にして元会長。もうすぐ88歳。
アメリカ中のホリスティックドクターが師と仰ぐ、そのドクターが、いま、目の前でシャボン玉に悪戦苦闘!
私は蟻と戯れ、博士はシャボン玉と戯れている。
なんだか、すごーい、幸せな瞬間。
社会的な立場とか、地位とか、年齢を超えて、
「これでいいのだ!」
と思った瞬間でした。
ここの中庭にはバッタもたくさん住んでます! 草むらに足を踏みれると、バッタが波しぶきのように一斉にジャンプし始めます。まるで、人を先導する兵士の軍隊みたいに、たくさんのバッタが一緒になって飛んでくれます・・・


シャボン玉を大きく作るには、
シャボン液にお砂糖か蜂蜜を混ぜるといいですよ。
って、グラディス博士のところにはお砂糖はないでしょうねぇ・・・

No Border...
いろんな意味で深いものが感じられます。
私事ながら、心の縁に壁を作るかの如く、今日はとても塞いだ気分だったのですが、おかげさまでその防波堤が脆くも崩れ去りました。ブログから何かしらシュミレーションさせて頂くおかげでしょうか。ありがとうございます。