フィネックス・エクスピリエンス5日目(2008.9.2)
2008年 09月 03日
満天の星空で、北斗七星やカシオペア座、天の川も見えています。
さて、81歳の中国系アメリカ人のメイさんは、彼女に会った人は、誰でも彼女を好きになるんじゃないかと思うくらい、チャーミングで正直な女性。
勉強熱心で、ここが分からないとか、あそこが理解できないって、講義の内容をなんとか理解しようとしている姿は、とても頭が下がる。
今朝の講義は「7つのチャクラ」について。初めてこういった内容を聴いたのか、ちょっとついていくのが大変だったらしく、講義が終わったあと、グラディス博士に、「今日の内容はよく理解できない。どうやったら理解できますか?」っていろいろ質問してた。
ところが、そのメイさんの質問に、グラディス博士が一言
「ここにいるナオコをみなさい。彼女のことは14年くらい前から知っているけど、初めてナオコに会ったとき、彼女は、英語がなーんにも分からなくて、全然コミュニケーションできなかったのよ。でも、見てご覧なさい。今回は、ちゃんとコミュニケーションできているし、講義だって、こんなに目をキラキラさせて熱心に聴けるようになっているのよ。だから、いますぐ分かろうとしなくても、そのうち、あ、このことだったのか、って腑に落ちる日が来るから・・・」って。
私の英語力と彼女の講義の理解力は、イコールで結びつかないと思うんだけど、まあ、14年前、私はまともに英語で会話ができなかったことは真実なので、博士が私の英語力をダシに使いたくなる気持ちも分からないこともない・・・・。
ときどき、参加者のお喋りが理解不能で、一人別世界に行ってしまうこともあるけど、講義だけは、なんとか、ついていけてます・・・。
・・・と書いていると、私がとんでもなく流ちょうな英語を話しているように思われるかもしれないけど、私の英語はいまだ中学2年生レベル。
でもその中2のレベルでも、けっこう会話は成立することを発見。単語を知らなくても、別の言葉に置き換えてもらえば、なんとか理解できるし、前後の文脈で、内容を推測もできる・・・
でも、さすがにキーになる言葉や、何度も出てくる言葉は、メモしておいて、あとで辞書を引いたり、人に聞いたりしている。
まず、分からない単語を、聞こえたままに適当に英語で書き取って、その横にカタカナで聞こえたとおりを書いておく。ところが、この「意味不明な英語」は、あとで、どんなにその単語の発音をマネしてみても、通じないことが多くて、話せるようになるには、耳がいいことも必要だなあと思ったりもしてますが・・・。
今回、苦労したのは、マスキュラン
こんな言葉、過去に1度も聞いたことが無かったんだけど、講義の中で何度も、何度も出てくる。それで、適当なスペルをメモしておいて、あとで人に聞いてみたんだけど、誰も私の話す「マスキュラン」を理解してくれない。その場にいた人、全員が、私のマスキュランが、どういう言葉なのか推測ができない。あーでもない、こーでもないと言い合って、結局は、明日、またこの言葉が出てきたら、そのときに教えてってことで、その場はいったん終わったんだけど・・・。
翌朝、ようやくこの単語が話の文脈に出てきて それだ~って叫んでました。
聞き取れなかったのは masculine
男性の、とか 男性性のという意味で、femailと対比して頻繁に出てきておりました。
こんな単語、私は初耳だったんだけど・・・・。
あと、分からなかったのは、buzzard これも私には初耳。
他にもちゃんと発音できなくて、スペルを言って理解してもらった言葉は数知れず。ただ、グラディス博士は、過去、私と何度も会ったことがあり、私のヘンテコ英語には相当免疫があるので、
他の人が聞き取れなくても、博士一人が聞き取れて、他の参加者に通訳してくれることさえあったりする。
ということで、今回の参加者は、6名のうち、1人が中国系訛り、一人が日本語訛り(しかも中学生レベル)という超・ヒアリングには忍耐力が必要なメンバーがそろっております。