フィネックス・エクスピリエンス3日目(2008.8.31)
2008年 09月 01日
あまりに濃い内容なので、時間の経過がよく分からない。
まだここで、3日しか過ごしてないなんて・・・・。
さて、昨日は夜11時過ぎにはベッドに入ることができたので、昨日の睡眠不足を補うように朝6時まで、昏睡状態!
もし目覚まし時計が鳴らなかったら、そのままずっと寝ていたかも・・・。
そして、いくつもいくつも、夢を見た。夜中、1度も目を覚まさなかったのに、不思議なことに、朝、目覚まし時計が鳴ったとき、そのうち、3つを覚えていた。
普段の生活では、目覚ましが鳴ったとたんに、すべての夢が泡と消えるのに、3つの違った夢を覚えているとは・・・! 考えたらちょっと不思議。
さて、朝食の時間にある夢解釈タイム。
私の他に誰も夢を覚えている人がいなかったので、へヘヘ、この私めが発表させていただきました。
3つめの夢はあまりに複雑で英語では説明不可能だったので、そのうち2つをご紹介。
夢の全貌を書いてしまうと、あまりに長くなってしまうので書かないけど、どれも私のこれから果たすべき役割と自分の姿勢を暗示しているよう。
グフフフフ。私にとっては、とても、いい夢でした。
午前中の講義は、グラディス博士の「内なるドクター」についてのお話。
博士は、患者一人一人の内なるドクターからの声を聞くために夢を見ることを勧めてきた。その患者がどんな夢を見てきたか、そして自分が、どれほど夢からのメッセージに救われてきたか、というお話だった。これは、博士の本「内なるドクター」にいくつかエピソードが書かれているので、そちらをどうぞ。
ランチタイムは、参加者が自分のライフストーリーを話す時間になるんだけど、なんと、今日は私が当てられてしまった。
こんなに早く指名が来ると思わなかったので、何を話すか全く考えておらず、また必要な英単語を確認する時間も全く無かったので、ぶっつけ本番。
つたない英語で、つっかえ、つっかえ、なんとかクリア。
あとから「あれもあった」「これも話せば良かった」と思うことはたくさんあったけど、でも面白かった!って言われたので、ちょっと一安心。
午後は、またリンジー・ワグナーの誘導瞑想。
これまた、ぐっすり爆睡。しかも、誘導瞑想が始まってから寝てしまうんじゃなく、みんなが準備している間、まだ誘導される前に爆睡突入!
こちらの午後は、日本の明け方。ちょうど眠たい時間帯なのよねぇ。
そんなこんなのが夜9時半までいろいろあって、ようやく無事終了!
今日も盛りだくさんだったけど、今朝、あったすてきなこと。
朝、瞑想の場所に行ってグラディス博士とハグをしてたら、博士の第一声が「ナオコ、あなたがココに来てくれて本当に嬉しい」って。
実は、同じ台詞を私は木曜日から、何度も、何度も博士の口から聞いている。
だから・・・・
「博士。もうその台詞、私に100回くらい言ってますよ」って言ったら
「何度も言いたくなってしまうくらい嬉しいのよ。だって真実のことですもの」って。
博士は、なんて、チャーミングでステキなんでしょう!
私は博士に喜んでもらえたら、それだけで、ここに来た甲斐は十分あるってもんです。そして、それだけで、十分満たされた感じがします。
そして、ステキだなあって思った2つめのこと。
参加者の最高齢は81歳の中国系のアメリカ人、メイさん。小柄でとっても可愛らしい人。
20歳の頃、アメリカに移住して人生のほとんどをアメリカで過ごしている。彼女の人生についてはまだ何も知らないけど、苦労を重ねてきた人だと思う。でも、81歳というご高齢にもかかわらず、ここに一人で来て、そして初めて会った人に交じって自分を変容させようとしてるなんて、素晴らしいの一言です。
そして、夜のワークのとき、ある女性が、自分は昔、母親とうまくコミュニケーションできなかったけど、今はとても仲良くしているって言ったとき、
「どうやって母親との関係を取り戻したの?」「私は夫がお金を家に入れてくれなかったのでずっと働き詰めで、そのお金で子供の世話をし続けてきたのに、子供たちは誰も自分をいたわってくれない。いい大学も出て、社会的に恵まれたポジションにいまあるのに、子供たちは自分のことを誰も愛してくれない。自分は母親から愛されなかったから、子供の愛し方が分からない。どうやって自分を愛していいかも分からない。それを理解するために、いくつも心理カウンセラーに行ったり、いろんなセッションに出たけど、いまだに愛し方が分からない」って。
彼女が話したことはとても重い事実なので、ここではふれないけど、愛を求める気持ちはいくつになっても同じなのね。
そして、それを聞いた講師の一人であるキャロルが、小柄なメイの身体に後ろから手を回してハートと太陽神軽叢のあたりに手を置いて抱きしめたんです。それも10分以上。
大きな大きなキャロルなふくよかな身体にすっぽり埋まって抱かれているメイの姿は、本当に子供のよう。
日本人もそうだけど、中国人もきっと親子でも抱き合うってことはあまりなかったと思う。
今日はもう時間がなかったから話せなかったけど、明日、メイさんに、キャロルに抱きしめられてどうだったか聞いてみようっと。


