仲良し猫たち→猫の毛→田山花袋→高校の放課後
2008年 08月 26日
昨日も今朝も、目が覚めたら2匹が足元で、お互いの前足をお互いの肩に廻して、シッカと抱き合って寝てました。
ときどき、私も入れて~って、猫と化した私が参戦することもあるけど、良きかな、良きかな。
仲良し家族は良きかな。
フミフミ王子のニコさんは、仕事をしていると、ときどきフニャ~って膝に乗ってゴロゴロふみふみし始めるんだけど、傍に福ちゃんが寄ってくると、すぐに膝からおりて、福ちゃんの毛繕い。
ふ~んだ。私より福ちゃんのほうがいいってワケね。
毛の無い私は、こういうとき、いじける・・・・。
そんなこんなの先日、ペットの毛で雑貨をつくったりセーターを編んでいる人がいるってページがエキサイトで紹介されてた。
二匹の猫たち。もうすぐ抜け毛のシーズンで、確かに最近、抜け毛が増えてきた感じ。
二匹とも全身ダブルコートに包まれた毛の豊かな猫だから、きっとすぐにグレー色の毛を集められると思うけど・・・。
こんなの作ったら、二匹が死んじゃった後、私はこの指人形を見ながら、むせび泣いてしまうじゃないかと、早くも、二匹の喪失感に怯えるわたし。
むせび泣く、むせび泣く・・・・。
そういえば、田山花袋の蒲団は、出ていった女性が使っていた蒲団に顔をうずめて、女性の残り香を求めて主人公の男性がむせび泣くシーンで終わるんだ。
あの小説を読んだのは中学の頃だったか、高校の頃だったか・・・。
放課後の教室で栗原君が読んでいるのを見つけて私も読んでみたんだわ。
仲良し猫の姿を見ながら、心は、いつのまにか、はるか遠い未来と過去に同時に行ってしまった私であった・・・。