ブラザーサン・シスタームーン
2008年 08月 10日
私が生まれ育った広島の町では、8月10日は「早起き会」といって地元の子どもたちが夜明け前に起き、毛利元就公のお墓参りをする、という行事がありました。
早起きしてまだ夜が明けきらない町を歩き、学校の裏山を歩くのって、子どもにとっては、それだけでワクワクするくらいの冒険。とくに私の子どもの頃は、今と違ってテレビゲームもDVDもない時代。TVも夜中には放映が無かったし(だいいち、チャンネル数はたった4つ)・・・・。
だから、この日の前に何時にどこに集合するとか話すだけで興奮でした。どこの子ども会が一番乗りするかを競ったり(あまり早く行きすぎて怒られたことも)。
8月10日はちょうど夏休みの折り返し地点。お盆すぎれば田舎の夏は一気に初秋モードに。
なつかしいなぁ
・・・そんなことを思い出しつつ、今朝、DVDでアッシジのフランチェスコのことをえがいた「ブラザーサン シスタームーン」を見てました。
この映画を見るのは15年ぶりぐらいなんですが、私の記憶の中の1シーンは、モノクロだったので、ずっとこの映画は白黒映画だと思ってたんですが、カラーだったことにまずはびっくり。
記憶なんて、いい加減なものです。主人公たちの着ている法衣が、あまりにもボロボロで質素すぎて、どうやら記憶がすり替わったよう。
先日、講演を聞いた北島八郎先生について、久保さんという北九州の美容院の経営者がお話されていたんですが、成功した経営者だった久保さんは、頭から足先まで高いブランド品に身を包んで、はじめて北島先生とお会いとき、北島先生から「久保さんは、中身がないから、しょうがないよね。高い洋服を着ないと怖いんでしょう。格好つけて特別待遇されんと気がすまんようになったらおしまいよ」って言われたそう。
絢爛豪華な教会の方々の法衣と、フランチェスコのボロボロの法衣を見てたら、なんだか、この話を思い出してしまいました。
フランチェスコも裕福な家を捨て、信仰の道に入りましたが、そのフランチェスコとともに生きる、ということは、豊かさや社会的な地位とは全く縁遠い世界に入るということ。そして極貧と労働の日々に入るということ。豪華な衣装やご馳走を食べる生活ではなく、土色のボロボロの法衣を着て、最低限の食事だけをとるということ。
イエスの廻りに人が集まってきたように、どうして、彼の弟子たちは、それまでの豊かな生活を捨て、フランチェスコについ従うことができたのでしょう? フランチェスコのなかに、何を見ることができたのでしょう?
突き抜けたイノセントさや純粋さの中に、何かがあったんだと思うんですが・・・・
アッシジ、行ったことがないんで、いつか行きたいなぁ。
あと、スピリチュアル関係で占い師さん、霊能者さんなどの
人のエネルギーや気の流れ、少し先の未来に対してアドバイス
できる方などおられましたらここで紹介していただけませんか?それにしても凄い方ばかりとお知り合いなんですね。なんとも羨ましい限りです!
「ブラザーサン・シスタームーン」、私も何度か観てますよ。
初めてこの映画を観たときとほぼ同時期に、ケイシーの「転生の秘密」も初めて読みました。
どちらも偶然みた本と映画でしたが、今思うと偶然ではなかったのかな。
>アッシジ、行ったことがないんで、いつか行きたいなぁ。
是非是非、行ってください!ブログにまた旅行記を載せてください!
それから、サンチャゴ巡礼などはどうですか?(お仕事を長い間休まなくてはなりませんけど)
パワフルな光田さんなら、出来そうですね(^^)
angelglobeさんのところから来ました。
ブラザーサンシスタームーンのことが書かれていて驚き喜んでいます。
見えない太い糸でるかのようなこの映画は、魂の記憶に刻まれているようです。
エドガーケイシーのことも、ブラザーサンシスタームーンを通じて知り合ったChieさんという方から教わったのでした。
また、おじゃまします。