ガラスの仮面
2008年 08月 08日
すんばらしい出来映えの舞台になっておりました。
チケットは、畏れおおくもかしこくも、作詞家の森さん経由で、美内すずえ先生に取っていただき、後方ながら、ど真ん中のお席でございました。。。。
やはり初日だけあって、舞台関係者や若い役者さんが多かったような感じでした。スキのない化粧をされた美しい女性陣。お隣では「絵コンテを書く」とか「オーディション」がどうとか、といった会話がお隣ではされておりました・・・。
さらに、お隣さんは、主演の大和田美帆さんの親戚の方だったのでしょうか?大和田獏さんが何度か話をしにみえてました・・・・。
さて舞台ですが、
さすが蜷川舞台。最初から最後まで飽きさせません。
「ガラスの仮面」の舞台を見に行かれる方がいらしたら、開演30分前には着席されることを、おすすめします。すでに開演30分前から、舞台は始まっております・・・。
さらに、もっと早く行くと、なんと開演前に舞台に上がることもできるかもしれません。
よく分からないんですが、開演前に、舞台見学を装う観客役として、お客さんが舞台にあがっておりました。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまいますが、私はこの開演前の演出をかなり楽しめました。
舞台は、漫画のガラスの仮面のはじめのあたりをかなり忠実に舞台化しています。
「ガラスの仮面」ファンにはおなじみの、あのシーン、このシーンが、アチコチでちりばめられており、さらに出演者も、漫画の登場人物の風貌に似せるような演出がされてました。
特に、夏木マリの月影先生はサイコー。あの首筋の感じ、年齢不詳で気骨ある雰囲気が、まさに月影先生そのもの。適役でしたぁ。
残念なことはもちろんいくつかありました。
たとえば、桜小路くんがちょっと音痴だったり、姫川亜弓さんの台詞廻しが時々聞こえなかったり・・・・。
個人的な理由の残念さがもう1つ。
前の席の女の子が姿勢よく背筋を伸ばしてみているので、頭1つ分、死角ができたうえに、彼女、頭のてっぺんで髪を結わえ、それがパイナップルみたいになっていたので、そのパイナップル分、さらに舞台が見えなかったのよ~!
座高が高くなってしまうので座席に深く座ってもらえませんか?とか、そのパイナップル頭は、なんとかなりませんか?って言いたいところでしたが、ヘアスタイルを気にする年頃のお嬢様に、「そのパイナップル頭・・・」とは言えませんでした・・・。
でも、やはり座高の高い方のパイナップル頭は、後ろの座席の人に迷惑であります・・・・。
でも、舞台そのものは、サイコー!
二次元で、しかも線書きだった登場人物が、肉体をもった人間として、目の前にあらわれたのは、感動です! 特に若い男性の役者さんの、筋肉の盛り上がった美しい肉体なんて、漫画の世界とは全く違った生々しい色香や匂いがありますもの・・・。
ときどき、出演者が客席に降りて歌ったり台詞を言ったりするので、まさに間近で、その演者たちの肉体を感じることができ、漫画にはなかった「生命力」が五感に押し寄せます。
ガラスの仮面の登場人物と、さらにそれを演じる役者たちの、演劇にかける情熱を二重に肌で感じることができました。
ガラスの仮面は、まさに舞台演劇を描いています。それを生きた人間たちが演じるので、漫画とは全く違った感動があり、別の次元に心がシフトしますね~。
私は時間があれば、月に2~3本は舞台を見にいってますが、ひさびさ、演劇の醍醐味を感じられる、演劇らしい演劇に、おもわず、手と肩に力が入った舞台でした。
舞台が終わったあとは、割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション。
何度も繰り返されるカーテンコール。
姫川亜弓さん役の方が、終わらぬカーテンコールに驚いて、目をパチクリしていたのが印象的でした。北島マヤ役の大和田美帆さんは、岡江久美子さんの娘さんだということでしたが、母親より演技力はあるかも。できたら続編をつくってほしいわ。。。。
舞台がはねたあとは、初日を見にいらした美内先生にチケットのお礼を申し上げて、帰途につきました・・・。
まだ舞台は始まったばかり・・・。埼玉のあとは、大阪、北九州と公演があるようです。
チケットがまだ購入できるようでしたら、是非に。オススメします。

伝わってきました。
前の座席の方の座高が視野を遮るので、何とか
舞台が見えるようにと、ひねった姿勢を続けて筋
肉痛になった体験から、私は小さな低反発クッシ
ョン(無印良品の円形のが私にはドンピシャリ)を二つ折して使っています。嵩張らないので携行に便利ですよ。ほんの少しだけ、視野が増えます。

御存じかと思いましたが、菜穂子さんはとて
も小柄でいらっしゃって、従って座高が日本
の平均女性よりはだいぶ低い方と拝察して
の発言でした。
大柄でも小柄でも、それなりに人知れず苦
労があるのですよねえ。お察し下さいませ。
