ワークショップ3日目
2008年 05月 06日
今朝のワークは、イギリス人のミディアム、Anneの担当。
最初のワークのパートナーは、64歳の笑顔のとてもすてきな男性。あまりにお腹が出ているので、吊りズボンにしているのがなんとも可愛らしい。4人の子供のうち、すでに3人を亡くしているんだけど、2年前、知り合いからロバートのことを紹介され、亡くなった息子が天国で元気でいることを知り、それからこういったスピリチュアルの世界に目覚めた方。35年前にベトナム戦争のときに日本に2度ほど来たことがあるそう。
家族の話になって、これから子供を持つ予定はあるの?って聞かれたから「もうそのタイミングは逸してしまったわね」って言ったら、「なんで?まだ若いのに。。」って言われて私の年齢をバラしたら、心底驚かれた。東洋人は若く見えるから、メチャクチャ若く思っていただいていたのです・・・。
この人とのワークは、お互いが書いた簡単な絵から、性格や家庭、仕事について印象を話すというもの。なかなか面白いものでした。
次は、目隠しをして、前に座った人が誰かも、性別も分からず、一方的に感じたままを話すというもの。私のパートナーは、いろんなビジョンを話してくれたんだけど、思い当たるのは「猫がいる」ってことだけ。99%は思い当たらなかったけど、でも、お互い素人ですから、これがフツーってことでしょう。
私が目隠しする番になって、目の前に別の人が座ったんだけど、私にはほとんど何もビジョンは見えないし、何も聞こえない。廻りの人はどんどんいろんなことを話しているのに、「全然何も感じないなあ。どうしよう!」って思っていたら、体調があっという間に悪くなってしまって、更年期の女性のように身体が熱い。耳の穴まで熱いし、背中は痛くなるし、首は痛いし、頭痛もしてきて、吐きそう。とにかく、体調が悪いってことを延々話すしかなかったって感じ。ビジョンとしてなんとなく見えたものは、何かをサラサラ書いている手と歯医者さんの椅子と東洋的な庭の橋だけ。
なんだこれ?って感じで思っていたら、目の前に座っていたのは、中国系の歯医者の男性。
私が感じた体調の悪さも実は彼の持病で、一時期、背中と首の痛さでペンも握れなかったことがあったらしい。ものすごい暑がりで、前日に奥さんに「あなた、更年期じゃないの?」って言われたばかり。映像は、ほとんど浮かばなかったけど、彼自身に多少なりともアクセスできていたよう。というのも、彼が前に座っている間中、ずっと続いていた体調不調は、彼と別れた後、すっかり消えてしまった。
午後のレクチャーは、依頼者のスピリチュアルワールドにアクセスして、その様子を絵に描いているというアーティストの人のデモンストレーション。
イギリス北部の人で、ものすごい強い英国なまりがあって、私は彼の英語は半分くらいしか聞き取れず。でも、ラッキーなことに、彼の絵のモデルになって、絵を描いてもらうことができた。
私のイメージは、蓮の花。そこからピンクの光が広がっている。それが水に浮かんでいるらしい。私の祖母らしい人がランタンのような灯りを持って、私の行く道を照らしていってくれているとか。私の前には、たくさんのドアがあって新しいドアが開いているとも言われた。
他にもいくつか言われたけど、それは秘密。
夕方は、ロバート・ブラウンに1時間のパーソナルセッションを受けた。
実はここに来る前に、ロバート・ブラウンのセッションの申し込みはしていたものの、彼がどんな人が知らなかったので、いくつか考えていた質問は1つも聞けず。
彼は現実に本人が実証できることに焦点をあてているので、たとえば過去生とか守護霊、守護神のように証明できないものの情報には興味がないらしい。それで、主にアクセスするのは亡くなった家族や友人、知人といった、依頼者にとって身近ですぐに理解可能なもの。
私の場合、亡くなった両親と、母方の祖父(兄が生まれる前に亡くなっているので直接は知らない)の3人が来ていた。
ロバートは、最初、私が入ってきたとき一人じゃなく2人で入ってきたのかと思うくらい、私の祖父は、私にベッタリで、とにかく私のことが可愛くてしょうがないと言っているらしい・・・・。
3人のうち、主に喋ったのは母親。父はほとんど口を開かなかった。
今年2008年は、混沌としていた私の仕事がまとまりはじめ、ある意味でようやくスタートできる年らしい。ただし、私はなんでも、かんでも自分でやろうとするから、できないもの、しないことをちゃんと決めること。仕事中心の生活の時間配分を見直し、自分の個人的な生活の充実にも向け、人生のバランスをとるよう言われた。
いま、パソコンの前にいると、あれも聞けば良かった、これも聞けば良かったって思うことはたくさんあるけど、ロバートの前にいるときには、両親や祖父がとりあえず元気でいる様子が分かって、安心してしまって、何も質問は思い浮かばなかったのが残念!4月に父の一周忌があったんだけど、その場所に母もいたよって言ってました。
あ、私の家には仏壇もないし、両親に毎朝お水やお花をあげるってこと、してないけど、してほしい?って聞いたら「そんなのいらない。ときどき思い出してくれればいい」って言われて、ちょっと安心した。
あといろいろ聞いたけど、いまは思い出せないので、日本に帰ったらまたゆっくりテープを聞き返すことにする。
今回の滞在、私はあまり英語に不自由しないというか、それほど言葉の壁を感じないで過ごせているのが、自分でも不思議だったんだけど、それは祖父がそばにいてくれているからかも。
祖父は、私が生まれるずっと前に亡くなっているけど語学が堪能で、東京外大を卒業して英語と中国語とロシア語が話せるという人だったから。
私が生まれる前に亡くなった祖父については、私はよく知らないんだけど、家に戻ったら、叔母たちに電話をして、祖父がどんな人だったか聞いてみる。
写真は、キャットシッターさんから送られてきた、お留守番中のニコさんたち。福ちゃんは留守番中、さらに大きくなった気がする!