4月12日 イスラエル旅行6日目
2008年 04月 13日
オリブ山から、ゲッセマネの園、鶏鳴教会、ビアドロロサ、聖墳墓教会、最後の晩餐の場所、
園の墓、イスラエル博物館などなど・・・。
前回、みんなで「ふるさと」を歌った聖アンナ教会(だったけな?)では、今回も「ふるさと」を歌いました(音の反響がいいので、歌を歌うと実に気持ちがいい!)。
ちなみに、園の墓は、もう1つのゴルゴダ(シャレコウベ)の丘と言われている場所。
聖墳墓教会が正式にはゴルゴダの丘であり、イエスの埋葬地だと言われているけど、果たしてそれが正しいのかは誰にもわからない。
この墓所は、かつて、あるイギリス人によって発見され、この場所こそゴルゴダの丘ではないかと一部の人には信じられている。実際、発掘によって、昔の墓が出てきている。いまはイギリス人がこの場所を管理し、英国風の庭園が造られている。
ロウソクのススで内部が黒く汚れ、キンキンキラキラが好きなギリシャ正教をはじめとして、5つのキリスト教宗派が教会の内部をパーツパーツで別々に管理し、ゴチャゴチャになっている聖墳墓教会と、さわやかな春風が吹く英国式庭園にある昔の墓を見たら、やはり、この園の墓がイエスの身体を横たえた場所だったらいいなという思いはあるけれど、ホントのところは誰もわからない。2000年前にワープをして、その場を確認しない限りは。。。。
園の墓では、涙もろい赤塚さんは前回同様、号泣をしていた。
この人は、人前で涙を流すことを、しかも号泣することを躊躇せず、自分に許しているところが凄いことだと思う。
何が苦手だといって、人前で涙を流すことがほとんどできない私には、男性ながら、その感情表現を躊躇しない、その素直さと心の大きさに、毎回、凄い人だなあと思ってしまう。
この泣き虫高仁がいつできあがったのか知らないけど、例えば同じ映画を見ても、自宅で一人見るときには号泣しても、人前では絶対に泣けない(泣かない?)私としては、時々人前で素直に泣ける人がとても羨ましくもある。
さて、前回、くまなく歩いたエルサレムなので、今日はいろんなことを思い出した。
よくこの急な坂道を石見さんは杖をつきながら歩いたなあとか(彼女は旅行1週間前に足先を骨折した)、ここは早川さんの背中を見ながら歩いたなあ、ここは大谷さんが、写真をたくさん撮影していたなあ、ここは徳江さんがバラさんにしつこいほど質問をしていたなあ。。。。などなど。
あまりに前回の訪問先のことを忘れているので、小林さんに、前回の旅は昏睡状態だったとか、体外離脱していたと言われてますが、それでもその現場にいくと、たくさんのことがわき上がってくる。
同じ場所に、何度も通うと、あらたな発見や感動とともに、自分の成長のスケールにもなるかもしれない。
それから最新ニュースが1つ。
うちのスタッフには抵抗を受けそうだけど、来年の春、ペルーの阪根さんが、ぜひバラさんをペルーに招待したいってことで、小林正樹トラベルエージェンシーが動いて、来春は、またペルー旅行が実現しそう。(なにも、ペルー旅行が企画されたとしても、私が参加しなければならないってことはないんだけど、でも行きたい・・・・!)
こんな友情の絆が、どんどん発展していっている。
今回参加した33名(バラさんと、ドライバーのダビデさんを含む)は、初日からすっかりうち解けて「初めて会った気がしない」という会話があちこち飛び交ってましたが、この友情も、6月のバラさんの来日同窓会を通じて、まだまだ日本で発展していきそうです。
エルサレムの象徴、黄金のドーム
重要な街角や城門には、こういった兵士がたっている
祈る人
アラブ人街のお土産ものやさん
あちこちに、野良猫がいる!