4月10日 イスラエル旅行4日目
2008年 04月 11日
私は1日に何度も「いい旅だねえ」って言っている。
これまで、何度も海外旅行はしているけど、過去のどの旅行よりも、今回のツアーは群を抜いて素晴らしい旅です。しみじみそう思う。
もちろん、私にとってだけど・・・。
今朝は3時起き。
夕べ、あまりに疲れて、顔も洗わず洋服も着替えず、10時前には倒れ込むようにベッドで寝てしまったので、真夜中に起きてシャワーを浴び、メールのチェックやブログをアップする。
今日もスケジュール満載の1日。しかも体験型の1日。
まず、朝6時には死海に行き、朝日を浴びながら死海にプカプカ浮いていた。
前回、死海でプカプカやっていたら、いつのまにか、ビーチから遙か遠くまで行ってしまい、かなり焦ってしまったので、今回は、そんな怖い思いをしないように、岸の近くでピチャピチャ、プカプカ。もっと遠くまでおいでよ~って言われたけど、私は岸辺のほうが安心!
次は、朝9時集合で、バスドライバーのダビデさんが知っているという幼稚園へ見学に。
実は昨日キブツの幼稚園に見学に行ったんだけど、担当者とコミュニケーションがうまく行っていなかったのと、以前よりもキブツの内情が変わっていて、園児とふれあうことができず、ちょっと残念な結果に。
私たちは、今回の旅行中、幼稚園見学があるというので、日本から子供たちにと、各自が山盛りのお土産を持参していたんだけど、キブツの対応が良くなかったのを見たドライバーのダビデさんが
「それだったらここでお土産を渡すより、僕、ここよりもっと貧しくて、お土産を喜ぶ幼稚園知っているよ」ということで、スケジュール変更で、今朝、移民の多い地区にある幼稚園まで来たのでした。
赤塚さんは、かなり落ち込んでいたけど、終わりよければすべてよし。こんなアドベンチャーになって、私たちは、かえってお得気分でありました。
それにしても、急なスケジュール変更だったので、訪れたのは、実は、ガイドのバラさんも、また案内人であるダビデさんですら行ったことのない幼稚園。だから、何度も迷子になりながら、ようやく到着したという、なんともマジカルミステリーツアー。だけど、幼稚園の先生方が心温まる対応をしてくださり、また子供たちも可愛らしく、私たち一行は一緒に歌を歌ったりして、短かったけど、楽しい時間を過ごすことができました。
次は砂漠の中でラクダ体験。
ラクダに乗ってそこいら辺を歩くというのは、どこの観光地でもあるけど、だいたい5ドル払って5分程度で終わるけど、今日のはたっぷり30分以上は乗っていた気がする。
しかも、連隊を組んで砂漠の中をゆっくり歩いたので、一瞬、シルクロードの人・気分!
ラクダにも品のいいのとか、多少の抵抗を試みるのとか、脇道を歩きたがるのとか、いろいろ個性があった。
ラクダ体験のあとは、テントの中で昼食。
午後は2カ所ほど遺跡やイスラエルの大パノラマを堪能して、赤塚さんがぜひ私たちを連れてきたかったという、イスラエルの初代首相、ベングリオンのお墓と彼が生前住んでいた
家を訪問。
実は私たち。ベングリオン首相の墓前でイスラエル国歌を合唱するという使命のもと、3日間バスの中で国歌を練習していたのでした。
しかもヘブライ語で。
世界各国の国歌の中で、マイナー曲調なのは、実は君が代とイスラエル国歌らしい。
少し、もの哀しい曲調ではあるものの、平和と明日への希望が込められた歌でした。
首相のお墓の前では、イスラエル国歌と君が代を歌ったんだけど、今日の君が代、私がこれまで45年間生きてきたなかで、一番心を込めて歌うことができた君が代だった気がする。
いつもは、義務感というか、仕方なしに歌っていたので「早く終わらないかなあ」て思いながら歌っていたけど、今日は赤塚さんから日本という国に対する思い、国を愛するということを
しかと聴いたあとだったので、俄然、君が代にもその思いが反映されたように思う。
夜は、今日は赤塚さんのお話をみんなで聞く。
この旅行。毎晩誰かの講演会が企画されている、すごいお得なツアー。
今日は赤塚さん、昨日はペルーの天野博物館の阪根さんのお話、そしてその前は、兄の話。
もちろん兄は、ケイシーとの出会いからイエスや聖書についてケイシー流の解釈についての話をした。
早い段階で、兄がケイシー流の聖書解釈の講義をしたもんだから、昼間、バスの中でも、小林さんやガイドのバラさんから
「ケイシーの聖書の話、何かない?」ってリクエストで、兄のミニレクチャーがあるし、バラさんなんて、自分は牧師の資格を持っているのに、兄に「これで合っているよね」って聖書の内容を
確認する始末。まあ、それほどケイシーの聖書解説は奥が深くて面白いってことでもあるんだけど・・。
阪根さんがペルーから来たってことで、小林さんが冗談で、昨日の阪根さんの講演タイトルを「インカとイスラエルの関係」なんていうことを、口から出任せでいったんだけど、兄が昨日の夜中に急遽調べたところ、なんと、インカについて、24件のリーディングがあったそう。
1つは、ケイシーのリーディングを受けた人の過去生で、過去、有能な機織り職人だったことがある人がいたそうで、これはペルーの天野博物館の得意分野。
阪根さんが研究しているチャンカイという文明も、高度な機織り技術があったらしく、驚くほど精密な織物が残っていたので、阪根さん大喜び。ここでまさか、インカとイスラエルが繋がるとは思っていなかったので、私たちもびっくりでした。
というわけで、長い長い1日を短くまとめると、こんな1日。
何度も書くけど、今回のツアーは、ホントにスペシャルなツアー。
前回のイスラエル旅行は、そのときにすでに8回イスラエルに来ていた赤塚さん、そして世界中を旅している小林さんをして、奇蹟のツアーと言わしめたほどの奇蹟の旅行で実際、目に見える形でそうだったんだけど、今回は、目に見えない心や霊のところに対して奇蹟を起こす旅になっているような気がする。
場が全然違うんだわ。
1月、一緒にエジプトに行った人が参加されていて、エジプト旅行も素晴らしいと思っていたけど、今回のとは比べものにならないよねって、いうくらい。
そう感じるのは、私自身が変わったからだと言われるけど、でも、この魂の高揚感は、全く前回には感じられなかったもの。
明日からはとうとうエルサレム入り。
今回はスケジュールからハズされて「今回は行かない」って言われていたベツレヘム行きも、明日実現しそうだし、この旅は、イスラエル旅行の決定版で完全版という気がする。



本当に上手な文章で目の前に光景が現れて楽しいです。
良い旅をして良い波動を分けてください。
飛行機が苦手な理由が、頭で解決できることであれば、飛行機についての本を読むことと、回数乗ることで克服できるかもしれません。