いつまでもデブと思うなよ
2008年 03月 30日
ベストセラーになっているので、すでに読んだ人も多いと思いますが、いやあ、面白かった!
これは、単なるダイエット本ではありませぬ。私は、太っている人が何故、太っていつづけられるのか、その食の習慣がよ~く理解できた。
嫌みに受け取られると困るんですが、私にとって、痩せることは簡単で、太り続けるのは、かなり大変。一瞬、太ることができても、すぐに元に戻ってしまう。
反対に、太っている人は、ダイエットなんかで一瞬痩せることはできても、永続的に痩せることが難しい。
それって何故だろう? 何が違うんだろう?って思っていたけど、この本でようやく合点がいきました。
本の170ページに、著者の岡田さんが『「お腹が空いた」と「お腹がいっぱいでちょっと気持ちが悪い」というサインの区別がつかなかったくらいだ。』と書いている部分なんて、私には意味不明で、10回くらい読み返してしまったんだけど--(読み続けてようやく理解できた)、太っている人の食習慣や体感覚というのは、痩せている人とは全く違うんですね。
私は一度として、1日にコーラを数本、ソフトドリンクを数本飲んだことがないんだけど、太っている人は、それを毎日ずっっっっっとしていたりするんですねえ。
以前、体重が150KGくらいあるアメリカ人(日本の大学で英語を教えていた)と親しくしていて、よくご飯を食べに行っていました。(体重40kg前後の日本人と、体重150kg前後の彼女と並んで歩く姿は、さぞや、コメディだったでしょうね)
その彼女は、常々「私はそんなに食べてない!」って言っていたんですが、でも、あの体重を維持し続けるには、それなりのカロリーが必要なわけで、何故食べてない彼女が太り続けていられるのか、その謎が私には解けなかったんですが、この本を読んでようやく納得。
彼女は育った環境の影響で、冷蔵庫が常に一杯に入ってないと心配って言っていたことがあったんですが、よく考えたら、一杯にした冷蔵庫の食材は、いずれは彼女の胃袋の中に収まっていったわけで、そう考えたら、やはり彼女は気がつかないうちに、食べていたってことなんでしょうね。ただ、それが、あまりに無意識の行動だったので、本人は「食べてないのに・・・」ってことになったんでしょうが。
本気で痩せ続けたいと思っている人には、この本の内容はとても参考になると思います。
1年で50kg痩せたら、そりゃー世界が変わると思います。
5kg痩せました。
今週の木曜日が講師の日なので、
それまでに後、2KGくらい痩せてみようと思います。
僕の痩せる方法はボクサーや格闘家と同じで
カロリーコントロールと、サウナスーツを着込んで走る
です。
(^^)v