OHI最後の金曜日
2008年 03月 08日
今回一緒だった人たちは、ほとんどが女性ばかりだったけど、3人、60代~70代と思われる男性が。一人は単独で。二人は奥さんに連れられて・・・。
年配の男性にとって、ここの食事はかなり革命的だと思う。
ジュース断食の初日。そのうちの一人が「え~、今日からこの1杯のジュースしか飲めないの~!」と叫んでましたから・・・。
一人で参加された一番高齢だと思われる男性は、普段、あまりサラダといったものを食べ慣れてないらしく、私が美味しく完食した食事も、ため息をつきながら、トマトを1、2ヶちょっとつまんでそれで終わり。体格がいい方だったのに、普段食べ慣れない生野菜はどうも口に入らなかったよう。あの食事の量で大丈夫なのかしら?って心配しても、どうしても口に入らないものは入らないでしょうね。きっと身体を壊して、その病気療法目的に、こちらに滞在されたようなんだけど・・・・。
今日は最後の夕食。ここは、毎週金曜日はピザ。
アメリカ人にとっては、ピザは日本人にとってのラーメンみたいなものかしら。
そのピザを食べながら、奥さんと一緒に参加していたくだんの男性2人が「僕はトマトが好き」「パプリカも好き」とお互いが、好きな野菜の名前をあげていたのが、とってもキュート。
日本のオジサマ方が、食事をしながら、好きな野菜の名前をあげている姿を私はこれまで見たことがないので、ちょっとびっくり。
実は、日本のオジサマ方も、こういった話題、実は好きなのかしら・・・?
あと、毎回驚くのが、まだ小・中学生の子供がいるようなお母さんが、家族を置いてここに参加していること。
前回も、6人の子どもがいる女性が「家にいると、私はずっと母か妻なの。時には私にも1人になる時間が必要」って、たしか3週間ほどここに滞在していた。今回も3人の母親が2週間の滞在をしていたし。夫の理解とサポートなしには、こんな長期に家を空けるなんてことは絶対無理。また、それには父親が定時に家に帰れるよう会社の理解もないといけないわけだし、そういう意味で、アメリカって日本の家族意識とは全然違うなあと思います。
日本で、こんなことをしたら相当世間からの風当たりが強いと思うけど、それをしてしまうんだから・・・!
というわけで、あっという間の1週間でした。残念ながら、1週間ではやはり短すぎる。
やはり2週間滞在をしないと、デトックスできたって体感は無いですねえ。
まあ、日本に帰ったら、少なくとも炭水化物の大量摂取に気をつけて、できる範囲のデトックスを続けようっと。
朝食:メロンジュース
昼食:海苔ロール、スプラウト、サワークラフト、野菜

夕食:ピザ、スプラウト、野菜 横のカップは追加でもらったシードチーズ

ちなみに、ここは、感謝祭に来ても、クリスマスに来ても、年末年始に来ても、1年を通して、ほぼメニューは一緒です。私たちはいいけど、スタッフの人たちは飽きないかしら?
参加者のお世話のために、長期滞在している人は、毎朝、今日もあの朝食かあと、ため息がでるって言ってました。彼女はちょっと身体にボリュームがあって、ダイエットが必要なため、ハイポメニュー。毎朝、キャベツとか生野菜が、ただプレートに乗っているのです。