エジプト旅行記(1月9日分)
2008年 01月 17日
王家の谷は、いわゆるラムセス1世、3世、ツタンカーメン、トトメスといった歴代の王の墓がある。
ここは、いまでは砂に埋もれた不毛の土地のように見えるけど、ケイシーによると、以前はもっと緑豊かな土地で、エジプトに到着した人間たちが最初に住み着いた場所らしい。
いまでは想像もつかないけど。。。。
人が最初に住み着き、そして王の墓を納める場所にされた、ということは、ここの土地自体は本来はとてもいい気が満ちているところなのかも。
ツタンカーメンの墓には、ツタンカーメンのミイラが安置されていた(今は厳しくカメラチェックがされており、墓に入る前にカメラは没収となる)。保存状態があまりよくない、ということだったが、今は以前より見た目が見苦しくないよう補修がされている印象だった。顔と足先のみ、目視できた。
ツタンカーメンの墓からは多くの宝物が発見されており、それらはカイロ博物館に保管されているが、その圧倒的な量に比べて、予想外に墓が小さいのに驚く。ツタンカーメンは若くして(確か18歳頃に)急死したため、急遽墓を作る必要があったのか、特に記憶に残るような壁画が描かれていなかった。
ラムセス9世、3世などの墓は、奥行きもあり、それはそれは天然色の美しい壁画が、横、天井とすき間無く描かれてあったに比べ、ツタンカーメンのあまりにアッサリとした墓の作りと、一緒に埋葬されていた数々の宝物の素晴らしさとのギャップに、何か違和感を感じてしまう・・・・。
それとも、他の墓は、すでに全て盗掘スミで、ホントは、その宝物の量はツタンカーメンの比ではないほど莫大だったのか・・・・?
その後、ハトシェプスト王女神殿、ラムセス3世葬祭殿などを廻る。
ハトシェプス王女の神殿では、エジプト滞在中、唯一の暑い陽気を楽しむ! 半袖が嬉しいジリジリの太陽。
実はここの葬祭殿では、歩きながらずっと佳川奈未さんとずっとお喋りしていた。彼女がベルサイユ宮殿で受けたマリー・アントワネットからのメッセージとその前後に起こった不思議な話のほうが、よっぽど興味深かったので、葬祭殿のことはほとんど覚えてない。
この頃になると、あまりにアチコチ、似たような神殿や葬祭殿を廻るので、どれがどれだか区別がつかなくなってくる。。。。
夜、寝台特急でカイロへ移動。
寝台特急の食事は最低だよって聞いていたけど、夜の食事は肉とパン。朝はパンが4ヶ。
朝6時到着だったので、5時すぎに起きてトイレに行こうとしたら、トイレの前の通路で、車掌さんがメッカに向かって祈りを捧げていた。
エジプトの美しい夕焼け
アヌビスの置物は買おう買おうと思いながら、結局買えなかったんですよ・・・
やはり旅では欲しいと思ったら即手に入れないと後悔しますね。
カルトゥーシュペンダントは買われましたか?(定番ですよね!)
あ~またエジプトに行きたいな。
私も考古学博物館を一日中ウロウロしたいです。
ニコママさんはマンガは読まれないのでしょうか?
山岸涼子さんの“ツタンカーメン”文庫本全3巻は秀作です!
それから佳川奈未さんのマリー・アントワネットのメッセージと不思議な出来事ってどういうお話しなんでしょうか?
とても興味があります。(佳川さんの本に載ってるのかしら)
よろしければ、ぜひブログで取り上げて下さい(ペコリ)