なぜか北海道 なぜか稚内
2007年 11月 05日

3日ぶりのブログです。1ヶ月続いたので、もういいかな?と元のペースに戻ってます。
この週末は、久々の何も用事がない2連休だったので、ずっと自宅にこもってました。
ベッド廻りに本とDVDを持ち込んで、ひたすら読書&DVD鑑賞。気持ちが完全にOFFになっていたので、仕事もせず、ホントに完全OFF状態でした。
ニコさんも、私につきあってベッドの上で、一緒にウダウダ。まるで新婚旅行のカップルのよう。24時間のうち、おそらく23時間は、一緒にいた気がします。
なんたって、ニコさんは、私の首に手を巻き付けて、私の頬に自分のホッペタをくっつけて寝ていますからね。ときどき彼のヒゲが鼻の穴に入ってくすぐったいのがタマにきず。猫がスヤスヤと自分の胸の上で寝ていたら、そうそう動くこともできず、ニコさんの頭ごしに本を読んでいるうちに、私もまたスヤスヤ・・・。
そんなニコさんを置いて、今日は、1日1本しかない全日空の飛行機で、午後から稚内に来ています。

近いですね、稚内。羽田からほんの2時間です。
稚内は寒いだろうと覚悟して来ましたが、とんでもなく暖かく、私は1人、オリンピックの審査員状態です。
なんたって、ウインタースポーツ観戦でも大丈夫なダウンのロングコートに、スエードのロングブーツ、セーター2枚重ねですから・・・・
いまは、稚内から南に少し下った豊富町の温泉に来ています。
ここは原油が混ざっているということで、とってもケイシー的。
いつか来たいと思いつつ、あまりに遠いので、気軽には来られないと思っていたんですが、たまたま今週、札幌に来る用事があり、そのついでに足を延ばしたというわけです。
とはいえ、羽田から2時間弱+普通電車でも1時間弱で来られることがわかったので、心理的には、すごく近くなりました。また、フラリとやってこられそうな感じです。
北海道には生まれて初めて来ました。飛行機の窓から地図で見知ったとおりの海岸線や、そこに点在する街々、家々をみていると、ここにも人々の暮らしがあり、人生があるんだなあってってちょっと感傷的な気分になりました。
新幹線や飛行機の窓から、そういった、きっと、一生出会ったり親しくなったりというご縁はないであろう人々の、普段の暮らしがあることを見てると、普段は東京でイケイケの暮らしをしていても、心が初心に戻るというか、ほっこり温かくなってきます。
なんだか、知らない人でも、みんなが愛おしくなる。そんな感じです。
この温泉には2泊し、木、金と札幌であるカリスマキネシオロジストの慶太さんのセミナーを受けて帰ります。
最強の甘えんぼ猫、ニコさんを1人(一匹)部屋に置いてくるのは、とても忍びない気がしますが、彼は金曜日の夜までお留守番です。スタッフがときどき、様子を見にいってくれますし、水・木と、友人がニコさんシッターで泊まりに来てくれます。
そういう意味で、我が家は、私がいなくても、開放状態です。
さて、ここのホテルは、ホテルなのに、ネット回線環境がとても悪く、ロビーまで来ないとネットにつながりません。なので、部屋で仕事もできず、夜は、読書三昧になりそうです。
10冊ほど本はもってきましたが、北海道滞在中に全部読めそうな感じです。。。。

この方は、稚内からの1両だけの電車で仲良くなった佐藤さん。礼文生まれで青森育ち。訛りが強くて、何を言われているのか、半分くらいしかわかりませんでしたが、ずっと漁師さんだったそうです。この顔のしわがなんとも人生を語ってます。