乳製品について
2007年 10月 07日
非公開投稿だったのですが、この場を借りて私の意見をお書きすると。。。。
ケイシーリーディングをベースにお返事すると
まず、エドガー・ケイシーは、基本的にベジタリアンを推奨していません。
この地球に生まれ、この肉体を持っているからこそ体験したり学べることもありますので、霊性向上のために、山に籠もったり、厳格な食生活を継続することも、ケイシーは勧めておらず、日々、普通の日常生活を送りながら、その中で、自分を律して実践することのほうを、ケイシーは重要視しているように思います。
ケイシーもそうですが、イエスも魚を食べ、アルコール(ワイン)を飲んでいました。私たちに、肉や魚を食べながらも、心や身体を清浄に保ち、霊的向上ができることを示してくれているんだと思います。
ケイシーの有名なリーディングに「私たちを汚すのは、私たちの口に入るものからではなく、私たちの口から出る言葉によってである」というのがあります。
時に、厳格な菜食をしている人の前で、肉や魚を食べていると、なんだか、こちらが極悪非道の人間でもあるような反応をされることがあります。(そこまで行かなくても、白米を食べていると、何で玄米を食べないのかと注意される・・・) 理由があって菜食をしている人は別として、菜食をすることで、心が狭くなり、人に優しい気持ちがもてなくなった人より、肉も魚も食べ、お酒も飲み、そして人に対しオープンな心でいられるほうが、廻りの人もいっしょにいて楽しいし、本人も人生を豊かにすると思うんですよね。
で、乳製品ですが、
私自身は、乳製品、特に牛乳は、この飽食の時代、身体のために積極的に飲む必要がある、とは思っていません。肥満や成人病のリスクを高めたり、特に更年期世代の女性には、毎日、牛乳を飲むことでカルシウム不足を招く危険性もあります。良いところもあるけど、取り方によっては、リスクを生じることもある。
・・・私の知り合いに、骨粗鬆症になって医者から牛乳を飲みなさいと指示され、毎日500mlも飲んでいた人がいます。それなのに、全然骨粗鬆症が良くならないので、医者には「もっとたくさん飲め」と言われて途方にくれてました。でも、骨粗鬆症のリスクを高めるから牛乳を飲むのを止めたら?って言っても、それは信じてもらえず、相変わらず、好きでもない牛乳を毎日、飲んでましたが・・・
「牛乳が無くなったから買わなくては」とか「昨日飲まなかったから、身体のために、今日は飲まなくて」はと、常に冷蔵庫に牛乳を入れておいたり、飲みたくもないのに、毎日配達してもらったりと、狂信的に牛乳を摂取するという食生活は、これはマスコミの餌食になっただけの食生活だと思います。
でも、乳製品は100%駄目!っていうんじゃなくて、飲みたい時、たまに飲む程度だったらかまわないと思います。牛乳などの乳製品は、時として、子どもの頃の思い出と結びついていたりして、牛乳を飲むことで、無意識レベルではあっても、ある種の心の癒しにもなると思うんですよ。
製造方法や飲み方さえ気をつけながら、狂信的な飲み方ではなく、必要に応じて飲む程度であれば、それほど、飲むか、飲まないか、0か100かの白黒をつけなくても、いいように思うんです。
ついでに、ケイシーの勧めた牛乳の飲み方を書くと、
ケイシーは牛乳は、「パンを食べたり食事をすることなく、牛乳だけを単独で、しかも、良く噛みながらコップ1杯の牛乳を10分も30分も時間をかけて飲みなさい(全粒のクラッカーをちょっと食べる程度ならOK)」と言っています。
・・・というわけで、牛乳が飲みたくなったら、
肉体的な負担をかけないように、非加熱(もしくは低温殺菌)牛乳を、単独で、ゆっくり、時間をかけて飲む、ということをすれば、いいのではないでしょうか?
ただし、病気治療のため、食事療法を実践中の人は、その食事療法の指針にそって牛乳を飲むかどうか決めたほうがいいと思います
内面で、自己矛盾を抱えてしまうと、その食事療法がうまくいかないことがありますので。
