松任谷由実のシャングリラⅢ
2007年 09月 08日
すんばらしかったです。しかも、アリーナではなかったものの、1階席、前から4番目という好座席。廻りは40代くらいの男性が多く、松任谷ファンの層の厚さを感じました。
1曲、1曲、全て演出が違い、何が次に起こるか分からない。
中央ステージが即座にステージになったり、プールになったり、池になったり・・・。サーカスあり、シンクロあり、ダンスあり、そして歌あり・・・。ダンサーの長い髪も、飛び散る水しぶきの1滴、1滴も、全てが演出の小道具。サーカスやシンクロの方々はロシアの人たちでしたが、男性も女性も肉体そのものが鍛えられて美しい!
演出は松任谷正隆さんがされたそうですが、場面転換も含め、すみからすみまで神経が行き届いていて、これぞエンタテーメント!
テデューさんのシンクロナイズドスイミングも生で見られて大満足でした。
残念だったのは、舞台が代々木競技場だったこと。アメリカだったら、きっとこれはラスベガスの大舞台であるんでしょうが、代々木競技場では、廻りが無味乾燥。しかも音響がそれほどよくなく、舞台は最高なのに、環境的には残念でした。
それにしても、松任谷由実さん、10代から50代の現在まで、第一線をずっとひた走り続け。しかも、今もカッコイイ!
私が高校のときには、中島みゆきか松任谷由実か、サザンかさだまさしか松山千春か、という感じでしたが、いまだに、この方々は、第一線で活躍中。
松任谷由実のコンサートは、実に20年ぶり。(前回は、広島の郵便貯金会館でのフツーのコンサート) 年を経るごとに、かっこよく、バージョンアップしている松任谷さんを見ていると、おばさんになんか、なっていられないって思います。
昨日は、美輪明宏さんのコンサートのチケットを買っていながら、夕方、バタバタしていたら開演時間になっても店を出ることができず、泣く泣くコンサートを行くのを諦めたので、今日は、昨日の分まで楽しんだって感じです。
WOWWOWで、11月にこれまでのシャングリラの放映があるそうですが、テレビが映る人は、ぜひDVDに取って下さいませ。