消えゆく広島弁・・・・
2007年 06月 25日
このことはメルマガにも書いたので割愛。
松竹座では広島の友人たちと合流。
ジュリーファンの更年期世代の女性を主人公に小説を書いた平安寿子と、広島でイラストレーターをしている内海さん母子。
平安寿子は、初日は東京、中日は福岡、千秋楽は大阪と3舞台制覇。
さすが小金持ちの50代。おっかけしてます。
広島時代からもう25年近い長い友人関係。年齢もバラバラながら、私が一番年下。その一番年下が45歳なんだから、みんな更年期突入ですね。
舞台が終わって喫茶店で話しをしながら、話題はなぜか広島弁の話題に。
同じ広島出身なのに、知らない広島弁があるんです。
私が子供の頃には毎日のように使っていたのに、広島市内に引っ越して通じなかったのが、「がんぼ」 。これはワンパクとかきかん坊みたいなニュアンスです。
我が家では使ってないけど、「おらぶ」(叫ぶ)、「てごーする」(てつだう)も懐かしい広島弁。
「たちまち」は、日本語にあるけど使い方が全く違い、東京で使ったとき笑われた1つ。
これは「たちまち、する仕事ない?」とか「たちまち、ビール?」みたいに使います。
「とりあえず」みたいなニュアンスだけど、「とりあえず」ではないんだなあ。
ブログに書いてスタッフに「あれは東京では使いません」と言われたのが「ひっつきもっつき」。 「べたべたする」みたいな感じだけど違う。やっぱり「ひっつきもっつき」なんだなあ。
いろいろ山のように「知らない広島弁」で盛り上がりました。
消えゆく日本語、消えゆく広島弁だから、メモしておかないと消滅してしまうわね、なんて言っていたんですが、方言でしか伝わらないニュアンス、その言葉でしかこもらない気持ちがあって、その県ごとの方言でのテレビ番組があったり、歌があってもいいなあ、なんて思ったりします。