プラブヨガ in 横浜 11月1日(土)―2日(日)
2025年 10月 11日
~ 心臓と脳の知性を目覚めさせる ~
《クラス概要》
11月のプラブヨガクラスのテーマは、神経と心臓の再調整(NeuroCardio Rebalance)。現代科学と古代インドの叡智を融合した2日間の集中プログラムです。体の再調整、神経系の調和、そして心臓と脳の間の神経伝達の拡張を目的としています。
最新の研究では、心臓には約40,000個の固有のニューロンが存在し、頭の脳と相互に通信しあっており、「心臓―脳」として機能することが確認されています。このクラスでは、筋膜ストレッチ、リズミカルな呼吸法、瞑想的な集中など、心臓と神経にアプローチするプラブヨガの実践を通じて、これらの神経相互作用を80,000〜100,000個の機能的ニューロン接続へと拡大させていきます。これにより、感情知性、直感、身体全体の回復力が高まります。
ヨガ科学、神経生理学、解剖学を融合させ、姿勢、筋膜、呼吸がどのように連携して心臓―脳の協調性(コヒーレンス)を調整し、深い治癒のための副交感神経系を活性化させるかを明らかにします。
DAY 1 – 神経筋の解放と体―脳の再接続
第一部:脊椎の減圧と筋膜の知性
脊椎を神経経路として捉える理解から始めます。筋膜や筋肉組織の慢性的なこわばりが感覚フィードバックを妨げ、感情的な不均衡を引き起こす可能性があります。
プラブヨガの独特なフォームにより、脊椎のアライメント、関節の可動性、身体の深部感覚による神経伝達(「体が今どのような状態か」という情報を、無意識のうちに脳とやり取りする神経活動)を改善します。これにより、平衡感覚と集中力が向上していきます。
横隔膜呼吸と同調させたダイナミック・ストレッチを行います。呼吸と連動した動きは、筋膜組織の機械受容器を活性化し、神経系への感覚入力を高めると同時に、交感神経の活動を落ち着かせます。
第3部:心臓神経生物学とコヒーレンス呼吸
心臓の神経系と感情的な均衡との深いつながりを探求します。
心臓の規則的な鼓動を瞑想の「錨(アンカー/拠り所)」とし、 身体的な穏やかさと内なる気づきを融合させる 「ニューロバランス瞑想」も体験します
期待される科学的効果
• 神経筋の再調整: 感覚―運動フィードバックループを活性化し、固有受容の認識と運動の正確性を回復させる。
• 迷走神経の緊張度(Vagal Tone)の向上: 自律神経のバランスを整え、消化、心臓のリズム、ホルモンの均衡の改善。
• 心臓―脳のコヒーレンス: 心臓と大脳皮質の調律を同期させ、思いやり、集中力、ストレス耐性を促進。
• 神経可塑性の成長: BDNF(脳由来神経栄養因子)レベルを増加させ、学習と認知の柔軟性を向上。
• ホルモンと内分泌系の安定: 副腎―甲状腺のコミュニケーションを調整し、全身のコルチゾールを減少させる。
• 感情の調整: 前頭前皮質と扁桃体の接続を強化することで、落ち着き、共感、明晰さを育む。
11月2日(日) 10:00 – 14:00 4時間 合計11時間
通常料金 209,800円(10月21日(火)以降の申込&送金)
メール記載事項
*参加希望のクラス名
*お名前
*メールアドレス
*電話番号(日中繋がる番号)
《参加資格》
*11歳以上
*ヨガの経験、未経験は問いません
*持病がある、投薬中、通院中、怪我や事故経験者など、健康状態に懸念がある方は、事前にお知らせください。
*日本語通訳つき
*開催日の1週間前からの発熱、体調変化のあった方、ご家族が高熱を出された方は、ご参加の可否をご相談下さい。
*軽食として100%ベジタリアンサラダと水が提供されます。
良い食事は良い身体をもたらし、ホリスティックな成長をサポートします。
*2日間クラスのみ、動画撮影が許可されています。
*2日間のヨガクラス修了時には、国際的な認定証が授与されます。
指導:ヨガチャリア・マスター・プラブジ
クラス 1 – 基礎的なストレッチ
2025年11月2日(日)14:00ー15:15(75分)
1つめのクラスでは、ストレッチの神経筋膜(ニューロファシア)科学を探求します。
ゆっくりと呼吸に合わせて体を伸ばすことで、こわばりを解放し、組織の水分保持能力を高めることに重点を置きます。一般的なストレッチと異なり、プラブヨガのメソッドは、全身の筋膜ラインを使って働きかけ、体全体の統合を促進します。
〈科学的解説〉
私たちの体全体には「筋膜(きんまく)」という薄い膜状の組織が張り巡らされています。これは非常に感覚が豊かな結合組織です。
1. 筋膜のセンサーが脳に信号を送る 筋膜の中には、「機械受容器(メカノレセプター)」というセンサーがたくさん埋め込まれています。ストレッチをすると、このセンサーが動きを感知し「体が今、どのように伸びているか」という情報を脳の感覚を司るエリア(体性感覚皮質)に送ります。
〈エネルギー的側面〉
エネルギー的には、体の左側と右側にあるエネルギーの通り道(イダ/ピンガラ)を開きます。これにより、脳の左右の働きが調和し、身体の中を流れている生体電気(生命エネルギー)の流れが安定し、グラウンディングが可能となります。
〈参加後の効果〉
こわばりから解放、可動性の向上、穏やかでありながら活力が満ちた体の状態を感じることができるようになります。
クラス 2 – 基礎的なヨガの呼吸法
2025年11月2日(日)15:20ー16:35(75分)
2つめのクラスでは、呼吸の神経生理学(呼吸が神経に与える影響)について理解を深めます。呼吸が心と感情を調整するカギとして、どのように機能するかを探ります。マスター・プラブジが、酸素の交換と脳の神経活動を同調させるリズミカルな「呼吸法」を指導します。
〈なぜ呼吸が重要なのか〉
体内のバランスを整える: 毎分5〜6回という非常にゆっくりとした呼吸は、体内の二酸化炭素と酸素の比率を理想的に保ち、血液のpH(酸性度)を安定させ、体全体への酸素供給を最適化します。
集中力と鎮静効果を高める: ヨガの呼吸法は、迷走神経を活性化し、脳の一部(青斑核)※にも働きかけます。これにより、集中力が向上し、ストレスによる過剰な興奮や覚醒状態が減少することが研究で示されています。
感情のコントロールを強化する: 脳の働きを調べるfMRI研究では、ゆっくりとした呼吸が、感情のコントロールや共感と関連する脳の領域(島皮質※や前頭前野)のつながりを強化することが明らかになっています。
※青斑核(せいはんかく):脳の中にある小さな領域で、集中力、覚醒(目を覚ましている状態)、ストレス反応を調節する上で非常に重要な働きをしています。
※島皮質(とうひしつ、Insula):脳の表面(大脳皮質)の奥深くにある、感情、自己認識、体の内部感覚に関わる非常に重要な領域。ゆっくりとした呼吸や瞑想を行うと、島皮質の活動が安定し、感情をコントロールする能力や、自律神経を落ち着かせる能力が高まることが示されています。
ヨガの教えでは、呼吸はプラーナ・シャクティ(生命エネルギー)、つまり身体と意識をつなぐ架け橋であると考えられています。このクラスではアナハタ・チャクラ(第4チャクラ/ハート)を覚醒させ、思いやり、自信、内なるバランスを促進します。
〈受講後の効果〉
肺活量の向上/神経系の鎮静/感情のバランス/思考の明晰性の強化
3つめのクラスは、現代の解剖学の知識と、ヨガによる自己認識を融合させたものになります。
参加者は、自分の体の内部構造を、常に変化する知性を持ったシステムとして捉えられるようになります。マスタープラブジは、観察と実際の動きを通じて、アライメント(姿勢の配置)の原理、関節が動く仕組み、背骨のダイナミクスを生徒に伝えていきます。
〈科学的解説〉
• 体は連動するネットワーク: 人体は、姿勢の配置(アライメント)が神経やホルモンの情報伝達に影響を与える生体力学的な構造体です。
• 「体の地図」の精度向上: 筋肉や腱の中にある固有受容センサーは、体の位置データを脳に送っています。プラブヨガは、このセンサーの感覚の鋭敏さを高め、脳内にある「体の地図」(ボディマップ)の精度を向上させ、怪我のリスクを減らします。
• 内臓の働きを改善する: 姿勢の歪みが自律神経の重要な接合点(神経節)を圧迫し、それが内臓機能にどう影響するかを学びます。正しい姿勢を取り戻すことで、圧迫を解消し、血流やホルモン調整を改善します。
〈エネルギー的な側面〉
このクラスは、スシュムナ(背骨に沿って体の中心を貫く最も重要なエネルギーの通り道(ナディ))に対応します。体の正しい姿勢(アライメント)を整えることは、意識を高まり(精神的な目覚め)に直接関連しています。
〈受講後の効果〉
科学的な理解とヨガの叡智により、自分のアライメントを意識的に感じ取り、修正する能力を身につけていきます。
日 程:2025年11月2日(日)14:00~ 各75分
会 場:木風心風堂 (横浜市都筑区中川5-40-29)
アクセス:kofushinpudo.com/about/
指 導:マスター・プラブジ
参加費: 早割価格 各7,800円
【お申し込み・お問い合わせ】
メール: prabhuyogajapan★yahoo.co.jp ★を@に変換
電話: 080-3678-7869(テキストメッセージ送信)
公式ページはこちら
指導:ヨガチャリア・マスター・プラブジ
主催:プラブヨガインターナショナル株式会社
*11歳以上
*ヨガの経験、未経験は問いません
*持病がある、投薬中、通院中、怪我や事故経験者など、健康状態に懸念がある方は、事前にお知らせください。
*会場では、お水のボトルが提供されます。お水の持参は不要です。
*写真、ビデオ撮影、録音、ノートの持参、記載は禁止
*前のクラスが終了していない場合は、終了までドアの前でお待ち下さい。
*開始、終了時間とも多少前後する可能生があります
*日本語通訳つき
*開催日の1週間前からの発熱、体調変化のあった方、ご家族が高熱を出された方は、参加の可否をご相談下さい。













