南インド聖地巡礼の旅（2024年11月18日）

南インド聖地巡礼の旅6日目。

今回の旅の行程は、サティシュジ先生とプラブジ先生が考えて下さったものですが、私たち参加者にとっては「一生に一度の旅」だからと、訪れる寺院はどれも厳選され、我々の魂の浄化と成長、カルマの解消にとって重要なものばかり。

なかでも昨日の朝訪れた寺院は、カルマ解消に重要な寺院なので、体調が悪くても、脚が痛くても絶対に行かなければいけません！と言われていました。

まず、カルマを浄化するという「特別なため池」に連れていかれました。

前夜、どういう池なのか、どのように入るのか説明があったのですが、実はよく理解できず。現地に行ってようやく理解。

日本でも滝に打たれたり、川で禊ぎをしたりしますが、インドはため池でした。「聖なるため池」ではありますが、日本人からすると、え？？ここに入るの？とビビる色の水。しかし、デモも兼ねて最初に入ったプラブジ先生は頭の先まで全身どっぷり！

えええー、それは無理ー！と思っていたら、我々は頭に水を漬け、手足を洗えばいいですーということでホッ（笑）。

一番最初に入った私は、ちょっと水に浸かっただけで出てしまいましたが、だんだん参加者さんの入り方も大胆になり、けっこう深く脚を入れたり、顔をジャブジャブ洗ったり、男性参加者さんは池で泳げるほどまで浸かってました。（そんな溜池を浸かっても、元気にしてるのでご安心を）

そしてため池から出るときに、特別に準備された黒いタオルに私たちのカルマを移して所定の場所に捨て、コインを池に投げ入れ終了。

ここは多くの方のカルマが落とされている池なので写真撮影は禁止（自分のだけじゃなく、この池で落とされた他人のカルマも写真を通じて日本に持ち帰ることになるよ、ということで）。うっかり撮影してた人も全削除してました。

全員がこのカルマ浄化の儀式を終えた頃に、土砂降り雨が降り始め「池も我々も浄化だー」と、土砂降り雨をみんなで喜んでいました。このタイミングも祝福です。

少し雨が軽くなったあたりで、近くにあるシュリ・ダルバラニェスワラスワミー・デーヴァスターナム（Shri Dharbaranyeswaraswamy Devasthanam）寺院へ。インドでも唯一、土星の影響を軽減して下さる神さまが祀られています。

土星は忍耐を学ぶ惑星だと言われていますが、7～7.5年周期でやってくる「土星に強い影響を受ける時期」や、ホロスコープで土星の影響が強く出ている時は事故に遭いやすかったり、親しい人が亡くなったり、物事がうまくいかなかったりと、人生でも困難な経験を通過しやすくなります。その期間は人によって違い、数年土星の影響が続く人もいるんだとか。そういう時にこの寺院にお詣りにくると、土星の影響を軽減してくれるそうです。

ただ、かなり強い土星の影響下にある人は、この寺院にお詣りに来ようとしても、何かの邪魔が入り、訪れることが出来なくなったり困難になったりするそう。

今回はお陰様で、全員がお詣り出来ました。良かった！

そして、この寺院の参拝後は、全員が１つずつ椰子の実を壁に投げつけ、椰子の実を割りました。これで一連のカルマ解消の儀式が完了。少し身軽になったでしょうか？

この寺院にお詣りしても、解消出来るのは、今生、そして今の自分に関連するカルマだけ。まだまだ解消すべきカルマはてんこ盛りです。

ちなみに忍耐を学ぶ土星も、土星の周期が巡ってくる29.5歳あたりはサターンリターンと呼ばれ、自分の魂の目的を思い出す、転機になる時期だと言われています。私がケイシーに深く関わるようになったのがちょうどこの年齢だったので、まさに、土星の周期と合っています。

たぶん、ここは、午後に訪れたサランガパニ寺院。ヴィシュヌ神を祀る寺院の１つ。ヴィシュヌ神を祀る108つの寺院のうち、我々はすでに３つ巡ったことになります。

シヴァ神が日々プラナヤマ（ヨガの呼吸法）をしているとされるティルヴァダイ・マルトゥール寺院。我々は早く着き過ぎ、1時間以上待つことになったので、ナンディ（シヴァ神の守護牛）の前でプラナヤマと瞑想をしながらその時間を過ごしました。

片鼻呼吸をしながらシヴァのマントラを唱えています。

さて、インドに到着して１週間。なんだか下腹がポッコリ出てきました！ま、ま、まずい！

インドの人はお腹が出ている人が多いですが、これは食べ物の影響かもしれませんね。特に小麦粉。

普段はグルテンフリーの食生活ですが、インドは３食小麦粉で作られたクレープみたいなのが出てくるので、小麦粉率が高い。１週間でこんなポッコリお腹になるなんて！

日本に戻ったら、またグルテンフリー、スタートしますー。