毎回寺院に参拝する前には、サティシュジ先生から、各寺院に祀られている神様、エネルギーの質や関連するチャクラや五行の説明、どんな罪やカルマを浄化が浄化されるのか、唱えるマントラなどの解説があります。
それぞれの祠を周回する時にはマントラに集中し、言葉を発しないようにとの注意もありました。
昨日はプラブジ先生もインド男性の正装だとされる白いロングスカートのような民族衣装でした。
インドの石彫の技術は本当にすごい。こちらの柱は、一人が10年くらいかけて彫り上げたもので、各職人が1本ずつを担当して彫ったそうですが、全ての柱が全く同じ模様に彫られているそうです。
シャクティがこの下で瞑想をしていたという木。
検索すると、シャクティは神様の名前ではなく、「力」「能力」「宇宙エネルギー」「宇宙の根源」などを意味する言葉と書かれています。そのシャクティが瞑想をした木、というのも不思議な感じです。インド神話は、様々な神話とその土地に本来あった土着の信仰と人間ドラマを混在させながら壮大なストーリーが出来上がっていったそうで、多少本を読んで学んだ程度ではさっぱり理解できませんー。
参加者から、インドの女性が着ているパンジャビを買いたいというリクエストがあったそうで、どこかに連れて行ってくださる、ということでしたが、午後訪れたのは正統なサリーのお店。なんでも、カンチプラムは質のよいシルク製品を生産することで有名な町らしく、インドの方も、シルク製品が欲しくなったら、遙々この町に買いに来るのだそうです。中国製とされるシルク製品も実はこちらから輸出されているものもあるそうです。
そんな町にいるのに、シルクのサリーを買わないなんてもったいない! ということで、昨日の午後はインドシルクショッピング!
しかも、ヨガの生徒たちが遙々インドまで行って聖地巡礼をしているんだからと、プラブジ先生とサティシュジ先生のご両親が全員にサリーをプレゼントして下さるというギフトのショッピングで、参加者全員がサリー選びと試着に燃えました!
織り込まれている金糸の量によって価格が違い、一人は1着10万円のサリーを試着したら、さすがにずっしり重かったそうです。
私が着ているのも金糸の織り込まれたシルクです。リーズナブルな価格帯ですが、それでも豪華!金糸が美しい。
自分の好きなサリーを選びなさい、という指示でしたが、プラブジ先生の「ナオコさんはコレね」というひと言で、こちらに決定!サリーはワンサイズなので、大柄な人も太った人も同じサリーを着ます。なので、超細身の私が着ると布に身体が埋まってしまいました(笑)。
ギータークラスにこれ着ていったら?と言われましたが、1人では絶対に着られないー。もし、ギーター講座参加者さんで着付けが出来る人がいたら、教えてください。持参しますー(笑)。
2人がかりの着付け。着物と同じですねー。
肩をピンで留めたり、ウエストを縛ったりとそれなりに補正が入りました。
昨日のランチ。右手だけで食べます。
すでに一昨日の夕食から食事は手で。
裸足で寺院を巡り、手で食事を食べ、サリーを着て、だんだんインド化しています。あとはトイレを使ったあと、設置されているホースでお尻を洗ったら完全にインド人だねーと言ってたら、昨夜から泊っているホテルのトイレはトイレットペーパーが設置されていない、完全インド人仕様のトイレでした。
ということで、ホテルではトイレもインド人仕様がスタートしております(笑)。←外出先では、お尻がビショビショになるので、さすがにホースは使わないと思うけど。
今日はこれから1周14キロを歩く巡礼の日ですー。