下記は、今週の火曜日にFacebookに投稿していたものを少し手を加えて、blogにしています。今年は、全てのSNS離れを試みていて、あまり自分では投稿していないこともあり、ひさびさの投稿でした。
【日本は良い国だー】
昨夜(11月4日)、イベント主催を終え、自宅に戻ったのが夜8時頃。スーツケースを片付け、洗濯をし、スマホの充電をしようとバッグを開けたら、スマホが見当たらない! 家中を探し回ってもない!
帰宅後1時間半が経過し、駅の窓口もすでに閉まっているし、警察の遺失物サイトにも未登録。起きていると心配が沸いてくるので、昨夜は、早寝しました(笑)。
午後、ようやく駅と警察にスマホの落とし物が届いてないか問い合わせに行くと、なんと、昨夜のうちに警察に届けて下さった方が! 「スマホを失くした人はきっと困っているに違いない」と、拾ってすぐに警察に寄って下さったんだと思いますー(警察署は、駅から少し歩きますー)。
なんと、ありがたい。
実はわたし、財布と手帳と家の鍵が全部入ったバッグを駅や電車の中に忘れた経験3度あり(駅のトイレ×2,電車の中×1)。北海道を一人旅中、スーツケースをホームに置いたまま特急電車に乗ったこともありました。
そのたびに、「どうしよー!」と、真っ青になってブルブル震えてしまいますが、全て無事、戻ってきていますー。
こんな経験をすると、日本は本当に良い国だとしみじみ思いますー。これも先祖から受け継いだ日本人の徳ですよね。ともかくも、拾って届けて下さった方には感謝しかありませんー。
日本は、落とし物、忘れ物をすると「大丈夫だと思うよー」「戻ってくる確率は高いですよー」と、人に言ってあげられる国ですよね。もちろん、財布は見つかったけどお金は戻ってこなかった、見つからなかった、という人もたくさんいらっしゃると思います。でも、こういったことをSNSで書くと「私も同じ経験をしてます」「落としたお財布がそのまま戻ってきました!」というコメントがたくさん入ります。
ヨーロッパ旅行中は「スリに気をつけて」「バッグは抱えて」と何度も注意されました。無くしたら戻ってこないと思って下さいとも言われます。最近は、以前より安全になったそうですが、それでも、旅行中、財布をすられた体験を持つ知り合いは何人もいます。日本人はノホホンとしてみえるので、いいカモなんでしょうね。
日本旅行中の海外の人へのインタビューで「日本に来て、はじめてリラックスして道を歩けた」と言われていた人がいました。しかも男性が。つまり、その国では、男性であっても、昼間に道を歩く時でさえ、無意識の緊張をしているんですね。
「誰も見てなくてもお天道様がみている」とわざわざ思い直さなくても、「落とした人は困っているだろうな」と、自分の時間と足を使って警察に届けられる正直さ、徳の高さ。これは本当に日本人の美徳だと思いますー。