ヨーロッパ客船の旅

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入江富美子さんと巡るヨーロッパの旅は、パリに数日滞在した後、マルセイユに移動。そこから豪華クルーズ船での3泊4日の船旅が入っていました。マルセイユ→スペイン（バルセロナ）→イタリア（ジェノバ）→マルセイユという短い船旅でしたが、こういう旅もあるんだなぁと初体験。

入江さんはクルーズ船のアンバサダーになるくらいクルーズ船が大好きで、プライベートでご家族でも乗船しているそう。

ヨーロッパのクルーズ船だったので、乗客のほとんどはヨーロッパの方でした。聞こえてきた言語からすると、インド系、韓国系、中国系のグループの方もいらっしゃいました（日本人は、私たちのグループと、カップルが2組くらいだったような）。船内にはプールも子どもの遊技場も、カジノもあり、朝から夜中まで様々なエンタテイメントプログラムで飽きずに過ごせるようになっています。

レストランスタッフは東南アジアの方も多く、英語が話せれば、ヨーロッパの客船で仕事が出来るんですねぇ。私たちのテーブルの担当はフィリピンとインドの方でした。日本人は英語のハードルが高いですが、日本人、頑張れー。

私は早寝早起きを徹底していたので、夜中のイベントには参加していませんが、入江さんや参加者さんは23時45分からのディスコタイムにも参加してましたー。皆さん元気！

乗船の費用に食費も入っているので、ヴィッフェはいつ食べに行っても無料。ちゃんとしたコース料理を食べるレストランも時間が決まっていますが追加料金なく食べられました。長期滞在でそういった食事に飽きた人のためには、有料の寿司やステーキなどのレストランもありました。

船内ではエステサロン（別途有料）もあり、滞在中エステやサウナ三昧も可能です。

ご高齢の方や車椅子の人も多く、入江さんいわく、宿泊も食事も船内の移動だけで出来るので、身体の不自由な人も安心して旅が楽しめるのだそう。リタイアしたご夫婦がよく乗船しているそうです。

ヨーロッパ就航だったので、船内の言語は英語、イタリア語、スペイン語、フランス語。オプションで参加したバルセロナツアーも、イタリア・ジェノバツアーも、一人のガイドさんが3カ国語でガイドしてました（イタリアのガイドさんは訛りの強い英語だったので、ほとんど聴き取れず）。

私たちが乗船した船は客船としてはカジュアルで中規模。乗船されていた皆さんの様子からみると、そんなに高い乗船費ではなさそう（笑）。フツーの経済状態の人が海外旅行を気軽に楽しむ選択肢の1つとして、グループや家族で船旅を楽しんでいるという感じでした。

もっと船の大きなもの、豪華なものはいくらでもあるそうで、日本を就航している飛鳥をみてみたら、リーズナブルな価格帯のものから、お一人1000万円を超えるものまで、いろいろありました（しかもビックリする高額なものでも満席になっている！）。でも、船にいる限り、飛行機代やホテル代、食費がいらないと考えればリーズナブルなのかも（なんせ、ラグジュアリークラスの方は飛行機はファーストクラス、ホテルも1泊10万円って感じのところに泊っていますからー）。

驚いたのは、途中で寄港したスペインもイタリアも入国審査なし！船に乗るときに渡された船の乗船カードを見せるだけ（乗船するときに顔写真を撮影するので、バーコードでカードをピッとして本人かどうかの顔チェックはある）。昨年ドイツに入国したときには、ドイツの入国係員に、けっこう色々聞かれ、「お金はいくら持っているの？持参したお金を見せなさい」とまで言われていたので、客船の乗客に対する信用の高さには驚く。

こういう旅もあるのねー、ということでご参考までにー！

私たちが乗船したコスタという客船

数時間だけでしたがバルセロナでは、ガウディの建物の外側見学と、サグラダ・ファミリアの内部見学ツアーに参加。メインタワーは2026年完成に向け急ピッチで工事がされています。

2020年に企画していたスペインツアーがコロナでキャンセルとなり、今度、いつスペインに行けるか？と思っていたので、数時間でもバルセロナに滞在できて嬉しい。

イタリア・ジェノバでは、さらに小型船に乗り、イタリア屈指のリゾート地に滞在。曇り＆雨のあいにくの天気でしたが、本来なら景色も美しい海辺の街。小さな街なのにハイブランドのお店が建ち並び、ビル・ゲイツが購入した別荘もありました。ここはホテルがないので、旅行者は日帰りでないと来られない場所になっているそうです。

20代の頃に参加したピースボートと今回のクルーズ船しか知らないので、興味が湧いた方はこちらの動画をどうぞ。