書籍『地球に来たボランティアソウル』
2024年 10月 09日
D(ドロレス):その後新しい時間が動き始めたら、古い地球に何が起こりますか? 風についてはすでに聞きましたが、他にも何か起こりますか?
E(クライアントの潜在意識):水が、水位が上がります。堤防が破れ、大海に津波が起こります。風が地球を覆っている大気をきれいにするだけではありません。表面だけでなく、地球内部を含めて地球丸ごと浄化するのです。D:地球の地底にもいくつか都市があるそうですね?E:はい。彼らの遊び場も浄化が必要です。だからさっさとやりましょう。地底の住人たちも善人ばかりではありませんから。地上の人間よりもっと悪いことをしている連中もいます。だから地球の内側も外側も全部きれいにしましょう。これが起きると人類は絶滅すると思うかもしれませんが、そうはなりません。この大きな風が運ぶ周波数が根こそぎ地球の波動を変えるのです。D:水が浄化に使われるのかと思っていました。E:あなた方の砂場の掃除には、水よりずっと大きな力が必要です。地球にあるものはすべて、ひとつ残らず変わります。詳しいことは残念ながらお話できませんが、今あなた方が経験している地球はすべて様変わりするのです。(中略) 地球の波動はこれから上昇します。私たちほど高いレベルには届きませんが、それでもかなりの進化となるでしょう。周波数は今、変化しているのです。ラジオ波の周波数のようなエネルギーです。D:肉体を持ったままの変化は可能ですか?E:ほとんどの人は可能です。ただ、少しの変化は起こるでしょう。変化は光とともに、そして食糧から入ってきます。地球の人々はもっと環境や自分の身体と調和した生き方をするようになります。(中略) あなた方は今よりも自分の身体に意識を向けるようになり、心にも注意を払い、自分のゲームにももっと真剣に向き合うようになるでしょう。D:身体が少し変化するとは、どういうことですか?E:これまでの密度の濃い物質から波動に近づくので、より身軽で、弾むように感じるでしょう。D:これまでのように食事を摂りますか?E:そうですね。動物を殺して食べるのをやめるでしょう。生き物の波動を食事で摂りこむと、非常に具合が悪くなるからです。食べるものは密度の濃い固体から、より液体に近いものに変化します。食物を生産する際は、大量生産ではなく質の良いものを愛情をもって育てるようになります。自分で木を植え、果実を育てると、その木や果実の波動は高くなります。食物の波動が上がると、食べる量は逆に少なくなるのです。(中略)E:自分で育てる植物には固有の波動が生まれます。あなたが土に植え、根が生えたものは、あなたの手や思考が持つ波動が植物に移り、波動が上がるのです。
地球の危機を救うために地球行きを決めた魂(ET)たちでも、地球にとどまることを好まない。なぜなら、宇宙船での生活水準が地球とは桁違いに進んでいて、ずっと暮らしやすいからだ。しかも地球は彼らにとって、せわしなく落ち着かないところだ。そして、もっとも大きな理由は、地球に長くとどまることでカルマの蓄積したくないということ。カルマができると、地球の輪廻に取り込まれ、故郷に還れなくなるからだ。これは現実として非常に重いリスクなので、地球に囚われて二度と故郷に還れなくなるかもしれないという危険を顧みず、高度に進化した故郷を離れて地球に降りてくるボランティアソウルは極めて勇敢な魂だと言える。
それを思えば、地球に降りた魂が人間として生まれるにあたり、母子ともにエネルギー調整が不可欠な理由が理解できるだろう。降りてきた魂の強いエネルギー全部を身体が受け止めきれない場合は、その魂のごく一部だけが肉体に収まって誕生するという場合もある。なかにはエネルギーが強すぎて胎児が耐え切れず、流産に至ることもある。エネルギーの一部が収まって誕生した場合、子供の成長に伴い、残りのエネルギーが合流することになる。こうして地球での仕事を終えるまで、その魂の一部は故郷で冬眠状態にして監視されている。筒状の保育器の中で、眠る身体がへその緒のようにコードで生命維持されている様子をみたクライアントもいた。(中略)
また別のパターンとして、地球で人間となって活動する間、本体は冬眠せず宇宙船内で仕事をしているというケースもある。この場合の魂は、宇宙船と地球というふたつの場所で同時に生きている。これはひとつの魂が過去、現在、未来の3つの世界を同時に生きているという概念と矛盾しない。
