エジプト旅行3日目。目的地はサッカラの遺跡群。
まずは、ウナス王のピラミッド。
今回はルーシャさんのツアーに混ざって観光してるので、ガイドさんの説明は英語。しかもアラビア語訛りの英語ゆえ、半分くらいしか分からない。そのうえ、ガイドブックに書いてあるような、表向きの考古学ではない話も混じっていて、ホテルに帰ってネットで調べても、ガイドさんの説明を補足するような記述は全然出てこない😢
ツアーメンバーも、直接、あちらの世界に繋がってダウンロードしてるような人たちばかり(笑)。…ということで、今回は、左脳でエジプト学の知識を入れるツアーではなさそう。
どんなところだったのかは、この動画でご確認下さい。8分過ぎからウナス王のピラミッドの内部が見られます。
そして、この日の圧巻はセラペウム。
エジプト学では、こんな説明がなされてます。
「セラペウムは、プタハ神の聖牛アピスのために造られた地下式墳墓である。創造神プタハはメンフィスで崇拝され、神殿内では聖なる牛アピスを飼育、死後ミイラにしてセラペウムに埋葬した」
でも、行けば分かりますよ、そんな場所じゃ全然ない~!
地下に作られた長い回廊と両サイドに作られた28個の部屋。そしてそこに置かれた24個の巨大な空の石棺。1000キロ先のアスワンから運ばれた石で掘られた石棺は、1つ70〜100トン程重量があり、どれも入り口より、サイズが大きい(なので、その巨大で重い石棺をどうやって地下に運び入れたのか、方法が分かっていない)。
そして、角も鋭利に作られた石棺の表面は美しく磨かれており、内部は何人も人が入れるくらい広い。石棺24個のうち23個は蓋が少しズレており、完全に蓋が閉まっていたのは1つだけ。全ての石棺が空っぽで、蓋が閉まっていたものも、あまりに蓋が重すぎて、結局、当時の研究者はダイナマイトで壊さないと中身を調べられなかったそう。盗掘された形跡もないそうです。
巨大な石棺を置く巨大な地下回廊。その労力を思えば、聖牛とはいえ、牛の埋葬のために作ったとはとても思えないんですが…。
…で、河野先生と私の勝手な推測は、ここはミステリースクールの最終イニシエーションを兼ねた最終試験場(笑)。生徒は石棺に入り、自分の意思の力で石棺の蓋を浮かせて開けなければ外に出られない…っていうのはどうでしょう(笑)?
ちなみに、ツアーメンバーの一人は、この部屋の壁に触ったとき、自分のアカシックレコードと繋がった、と言われていました。これは、勝手な想像ですが、もしかしたら、28ヶの各部屋は、それぞれ目的別に(目には見えないけど)エジプトの古代の記録が保管されている記録の倉庫、もしくは自分の魂の記録と繋がるようになっており、意識をフォーカスすれば、それらの情報にアクセスできる作りになっているのかもしれないなぁと思ったりしますー。←勝手な想像なので、信じないように。
★セラペウムについて解説している動画があったので、貼り付けておきます(
こちら)。
当時、どうやってこれだけの精巧な石棺と建物を作ったのか・・・。今の私たちの常識や技術では到達できない叡智と技術を彼らは持っていた、ということかもしれません。
ちなみに、1箇所だけ、この石棺に触れられるようになっている部屋があり、blogに上げている人もいらっしゃいます。その石棺の表面にはヒエログリフや模様が描かれているんですが、ガイドさんによると、あまりに稚拙なヒエログリフなので、後年、誰かが書いたものじゃないかと言われているそうです。