この週末は、プラブジ先生のプラブヨガ週末クラスでした。前回受けたのは12月なので、3ヶ月ぶり。その時も2ヶ月ぶりの参加だったので、すっかりヨガ抜きの生活習慣が出来てしまって、地道な自主練をサボりがち。
あー、プラブジ先生にきっと何か言われるだろうなぁと思ったら、案の定、初っぱなに言われてしまいました。「ナオコさん、呼吸が出来ていませんー。鼻や口でする呼吸じゃなくて、細胞がちゃんと呼吸していませんー。だから身体中に詰まりがあります~」
山形から毎回遙々参加しているリカさんは、家でしっかり自主練をしているらしく「リカさんは大丈夫です~。問題ありません~」と言われていたので、動いていない身体、動いている身体は、一瞬で分かるんですね。
しかし、なんで、まだ動いてもいないうちからそんなことが分かるんでしょう。相変わらずの千里眼ぶりです。
プラブヨガは、いわゆるクラスの中ではほとんどアーサナ(ヨガのポーズ)をしないヨガです。それは、アーサナのやり方をわざわざ練習しなくても、身体が整ってくれば、アーサナは簡単にできるから。
なので、昨日も私たちがどれくらい動けるかのチェックをしたあと、身体の前、後ろ、上半身、下半身、下腹部、脇腹、背中の上部、背中の下部、肺、腎臓・・・と、身体を各部位に分けながら、身体全体が連動して動けるよう、神経を繋げ、筋肉にアプローチし・・・と、動いていきました。
指示される動きはとてもシンプル。しかし、神経が繋がっていない身体には、途方もなくハードで・・・。
ちゃんと動く身体になれば、体内のプラーナが増え、内分泌腺が整い、ホルモン生成がうまくいく。すると体内のエネルギー循環がスムーズになり、わざわざ運動をしなくてもよい身体に自ずとなっていく。腺も呼吸もコントロールできるようになる。
プラブヨガが目指す身体になってくると、意識は容易に鎮まり集中できるので、瞑想しようと思えば、簡単に瞑想状態に入っていける。
瞑想のために、あらためて座らなくとも、人と話をしていても、賑やかな場所にいても、心と身体は瞑想状態でいられる。外側で起きていることが、なんら自分に影響を与えることなく、内側は常に安らかでいられる・・・。
*プラブヨガでは瞑想のクラスもありますが、クラスでは、瞑想のやり方を学ぶ以前に、瞑想に入りやすい身体を作っていきます。
プラブヨガを本格的に始めたのは2021年の春なので、今年の春で約3年。ようやくプラブヨガの目指す心身の状態がおぼろげながら見えてきた気がします。
ちなみに、プラブヨガでは、全身の神経がちゃんと繋がっている身体、神経の指令がすみずみまで届く身体を目指しています。
神経って何もしなくてもちゃんと繋がっているんじゃないの?と思ってましたが、プラブヨガで指示される動き(しかも初心者向き)、ときどき、本当にうんともすんとも身体が動かないことがあります。「この姿勢で脚を上げろ」と言われても、全く上がる気配がない(笑)。どうやったら脚は上がるんだっけ?と、考えても分からない(笑)。
神経系がちゃんと繋がる身体は、縦横無尽に動きますから、一目瞭然です。
では何故、神経のシナプスが遮断される、切れてしまうか・・・。その要因の1つが「不適切な食事」。
化学調味料や添加物が使われている食品、冷凍食品、いわゆるコンビニ食やジャンクフード、粗悪な油や安い小麦製品などを食べていると、神経は簡単に遮断されてしまうそうです。
身体に負担となるそういった食生活を続けていると、身体組織は体内に入った毒素の処理や排泄に追われるので、なかなか身体が休まらない。瞑想にも入りにくい。
反対に、プラーナが充実した身体になると、ジャンクフードやアルコール類が身体に入っていかないし、全く興味が無くなるそうです。
瞑想をしようとすると雑念が沸いて全然集中できないという人は、まずは、良い食事をとること。そして、適切に身体を動かしていくこと。
そうすると、少しずつ雑念に悩まなくなるかもですー。
あなたの脚はここまで上がるはずですーと言われているところ
脚を上げるとか、90度横に伸ばすとか、本当に苦手です。
昨日のランチ。前夜23時頃に韓国から戻ったあと、スーパーに買い物に行って、早朝から準備をして下さったそうです。真ん中のご飯はヨーグルトライス。炊き上がったご飯にヨーグルトを混ぜたもの。体内のプラーナを増やすためにも、良い食事は重要です。
2日目のランチ。これだけのランチをホテルの一室でどうやって調理しているのか、未だに謎です。加熱は炊飯器だそうですが。真ん中はトマトライス。全てノンオイルです。3食分くらいの量があったので、今日の晩ご飯も同じものを食べました。
次の東京でのプラブヨガクラスは、4月20日(土)ー21日(日)。
プラブヨガってどんなヨガ?って思っている方はぜひご参加下さい。