私のアヤワスカ体験記ーその4
2024年 02月 22日
私たちはセレモニーでアヤワスカを飲むだけではなく、その前に水着に着替えて、バーニョというハーブを漬けた水を全身に浴びました。このバーニョはアヤワスカをしない日でも1日1回浴びました。エネルギー的な浄化と、例えば、ハートを開く、愛を受け取る、といった効果が期待できるハーブが漬け込まれているので、より、アヤワスカセレモニーが受け取りやすくなるそう。ただ水着になるので、背中や肩など、肌が露出したところに蚊の襲撃を受け、それでなくともすでに手足は蚊に何十箇所も嚙まれているので、痒いところが増えることになりました(涙)。
《アヤワスカセレモニー》
私たちは8日間の滞在のうちアヤワスカを5回受けました。最初に2日連続で。あとは1日おきに。5回という回数はアヤワスカリトリートの中では多い方だと思います。
会場に1時間前に入り、バーニョを受け、着替えたら、静かに自分用に敷いてあるマットに横になります。嘔吐用のバケツ、口を拭く用のトイレットペーパー、水と赤色ランプは必須。セレモニー中は部屋が真っ暗になるので、真っ暗の中でもそれらに手が伸びるよう位置は確認しておきます。
夜8時。まずアヤワスカが入ったペットボトルの中にシャーマンがイカロを小声で歌い、そのエネルギーをアヤワスカに吹き込みます。そして、1人ずつ名前が呼ばれ、小さなグラスに注がれたアヤワスカを飲んでいきます。私は身体が小さいので、初日は少なめの量を飲みましたが、やはり量が少ないと効きも弱いようで、単に気持ち悪いだけで嘔吐は起きませんでした。
アヤワスカを飲んだ1時間後くらいから、だんだんと効き始めるので2人のシャーマンによるイカロという歌が始まります。私たちがお世話になったのは、シピボ族の女性シャーマンお2人。顔に深いシワが刻まれた年上のシャーマンの女性は、実は同じ年でした(驚!)。迫力のある女性でした!
1時間経ったあたりで、アヤワスカの反応がまだ起きない、反応が小さいという時には、追加で飲むこともできます。
私からすると、ご参加の皆さん、フツーの一般女性(笑)。何故アヤワスカを受けに来たの?と個人的には皆さんをここまで連れてきた熱意と決意の理由を知りたいくらいでしたが、お互いの個人的なことは聞き出さない、このセレモニーが続いている期間中はお互い、できるだけ会話をしないことが推奨されていたので、他の方の事情は全く知らないまま、セレモニーが始まりました。