私のアヤワスカ体験記ーその1
2024年 02月 19日
ペルーはあまりに遠すぎて、もう2度と行かないだろうなぁと思っていたのに、あっさり来てしまいました(笑)。
では、何故、アヤワスカセレモニーに来たのか・・・?
この本は20年間で72回にわたり、LSDセッションを自宅で秘密裏に行っていた大学教授の方が、その一部始終を書き綴った本で、LSDによって引き起こされる深層意識への旅の様子が、それはそれは面白く、昨春、私は会う人ごとにこの本を勧め、そしてLSDやりたいーといろんな人に言っていました。私自身の深層意識にどんな意識が広がっているのか、それを見てみたい、知りたい、という気持ちが湧いてきたので。
ペルーか・・・。ペルーは遠い。片道30時間くらいかかる。前回のペルー旅行が肉体的にハードだったので(標高の高いクスコやチチカカ湖では何度も酸欠で倒れていました)、ペルー行きは二の足を踏んでしまう。それに噂によると、アヤワスカは超絶マズイらしい。マズイものをわざわざ飲みたくない(笑)。
ペルーには観光客相手にアヤワスカセレモニーをやっているところがいくつもあるのは知っていました。それが欧米人に受けていることも。でも、世界中から来る観光客に混じり、大人数でシャーマニックなセレモニーを受けるのはちょっと避けたい。私の英語はチョボチョボなうえ、スペイン語は全く分からないからコミュニケーションの問題もある。
そんなこんなで、ペルーに行かない理由の方が圧倒的に多かったので、そのままスルーしていました。ちなみに、青汁王子は、スマホを翻訳機にして世界中の人たちとセレモニーを受け、アヤワスカを体験しに、何度もペルーやヨーロッパに行っているそうです。
そんななか、上記のように鷲巣先生に日本人コーディネイターさんを紹介され、しかも驚くことに、セレモニーの定員は7~8名で日本人対象。ということは言語の不安も、大人数の場になることもない。
参加しない理由があっという間にデリートされ、あとはペルーの遠さとアヤワスカの不味さを我慢して、セレモニーの日程と私の可能な日程があえば・・・というところまで前進しました。
そして何より、我が家の猫、笑来(ニコライ)は今年で18歳。まだ元気で過ごしているものの、すでに超高齢猫。長期で自宅を留守に出来るのも、ニコさんが元気なうち、というのも私の背中を押しました。行ける状況があるタイミングで行っておかないと、今度また・・・と思っている内にタイミングを逸してしまうかもしれませんから。
それに、少しでも元気なうちに動いておかないと、飛行時間30時間かけてどこかに出かけるというのは体力的に厳しくなるので。
日程は、結果として、ギリギリこの間だったら行けるという期間に奇跡的に決まり(日程が前にずれても後ろにずれても参加できなかった)、私は講演会直後に1人、機上の人になったのでした。