昨日は、サティシュジ先生の《
インド神の叡智を探求するスピリチュアル講座》でした。
悟りに至るために実践すべきヨガ的生活は「ヨガの八支則」にまとめられており、それはネット検索すると、様々なヨガの指導者が紹介しています。
プラブヨガでは、私たち人間が、悟りに至る、より神に近づくためのの方法論、プロトコルが
さらに詳細に分かれています。コロナをきっかけに、日本で本格的にプラブヨガが教えられるようになり、クラスで教えられる内容も少しずつ増えてきました。
*ヨガのアーサナと、そのアーサナに至る身体の準備(東京、大阪での週末クラス、プラブヨガの教師トレーニング(200,500,1000)
*プラナヤマ(プラーナを取り入れ、体内に溜めやすくするための呼吸法)
*7つのチャクラの浄化と活性法
*108つのチャクラの浄化と活性法
上記が、昨年までに開催されていましたが、今年からは、さらに、より神に近づくために私たち人間が実践すべき「ヨガの叡智を学ぶクラス」が加わったことになります。霊的生活の重要な4つの柱、「祈り」「浄化」「ヨガ」「叡智(GNANA)」のうちの4つめのクラスが始まった、ということになります。ちなみに、朝から夕方までずっと続く座学で、ヨガ的な動きはありませんでした。
情報満載のクラスだったので、全てはご紹介できませんが、「プラーナを減らさない生活」は全ての人にとって重要なことなので、少しご紹介します。
ヨガでは、プラーナ(生命エネルギー)が身体に入ると、身体の各機能や働き別に、プラーナン、アパーナン・・・と様々なプラーナに変換される、とされています。プラーナン、アパーナンなど5つの役割や存在する場所については、ネットでも検索できるので、興味がある方は調べてみてください。
プラブヨガでは、その5つのプラーナは確かにメインではあるけれど、それだけではなく、微量だけど身体にとっては重要な働きをするさらに5つのプラーナにも変換されている、と学びます。必須微量元素みたいなイメージです。
昨日は、その中で、微量ゆえ、あまり重要視はされてないものの、実は神に近づくために最も重要なプラーナとされる、ダナンジャヤン( DHANANJAYAN )について学びました。
このダナンジャヤンは、妊娠や出産といった肉体的な働きにも関与していますが、それ以外にも、カルマに関与していたり、私たちの霊性向上の鍵であり、魂にとっての栄養でもあるそうです。
霊性向上を求める人にとっては、是が非でも増やしたいプラーナではあるものの、あまりに微量。ダナンジャヤンを増やすためには、身体に取り入れるプラーナの絶対量を増やす。そして、減らさないことが必須になります。
ということで、前説明が長くなってしまいましたが、プラーナがダダ漏れてしまう原因のトップ10をご紹介。
1)悪い食べ物・・・ソフトドリンク類、調理後時間が経ったもの、インスタントや加工品、添加物など(10番にも追加で書いています)
2)怒りや不安、心配といったネガティブな感情、ジャッジ、決めつけ
3)両親を大切にしない、助けない
4)ギャンブル、アルコール
5)ポルノ類
6)汚れた場所、不衛生な場所
7)密室、砂漠(生命力のないところ)、*インドのタージマハールはお墓だから中に入らない方がいいそうですー
8)空気の循環をしない方式のエアコンの部屋
9)環境汚染の懸念があるところ
10)揚げ物、焦がしたり高温で焼いた食べ物(ビスケットやクッキー、パンといった高温で調理してあるものも含む)はアパーナンが減るので、頻繁に食べないことが推奨されています。
そして、上記の反対を行えば、プラーナは増える、ということになります。
上記の6~9は空気に関することなので、空気の質が重要です。いつも室内で過ごすのではなく、空気の澄んだ自然の中に行くのはプラーナを増やすための習慣にしたいところ。新鮮で調理したての食事を食べるのもプラーナを増やすために重要で、忙しいと、つい、まとめて大量に調理しておいて3日くらい同じものを食べがちな(笑)私としては実行が難しい1つ。コンビ二食やスーパーのお惣菜を買いがちな人も、気をつけて下さい。
空気や食べ物以外でも、両親を大切にする(亡くなった両親のために祈る)、人に親切にする、いつも喜んでいる、感謝する、というのもプラーナを増やす行為になるそうです。
ちなみに、「冷凍食品をチンする」というのもプラーナを減らす食生活です。以前、Facebookにベジタリアン用の冷凍食の広告が出ていたので見てみたら、「この冷凍食品をチンすれば、手軽にベジタリアンが続けられる」・・・というコンセプトだったので、唖然としてしまいました。毎日チンした料理を食べないとベジタリアンでいられないなら、フツーの食事の方がよっぽど健康にいいですー。
余談ですが、ヨガのクラスなので、ヨガの効用とヨガをしないとどうなるか・・・ということも話されました。ヨガを続けないと起こることとして、
*足が痙る
*身体に痛みがでる
*汗やむくみ
*頭痛
*膝や腰、首の怪我
といったことを挙げられてました。
私はエジプト旅行で、往復で60時間も狭いエコノミークラスに座って寝ていたせいか、腰痛、肩こりが出てしまい、絶賛、身体が痛い状態。その痛みをヨガの自主練をしない言い訳にしてましたが、自宅で地道にヨガをしてないから、腰痛、肩こりが治らない、ということでもありそうですー。
画像は、昨日サティシュジ先生が準備して下さったランチ。9種類もありました! 可愛いスヌーピーの容器に入ってました! 様々な味のものをバラエティーよく食べることが推奨されています。
ちなみに、右下は、発芽させた
フェネグリークの種。←とりあえず、Amazonで見つけたフェネグリークシードを載せています。購入される時には、有機や無農薬で発芽できるものがいいです。フェネグリークを一番最初に口に入れ、クチャクチャと咀嚼してから、他のものを食べます。
次回のサティシュジ先生のクラスがいつになるかはまだ分かりませんが、ヨガの叡智を学びたい方は是非。サティシュジ先生は、ヨガを日本で教えていないときには、インドに戻り、寺院を巡って祈るという求道生活、そして、本の執筆をされているそうですー。