ソマティック・エナジェティクス リトリートのご感想2
2024年 01月 24日
「ソマティックのリトリートを受けたあと、ずっと仲の悪かった母親との関係性がよくなり、家族との関係も良くなり、母親を穏やかな気持ちで昨年秋に見送りました。弟からは、母が変わったのは、姉が変わったからだと思う、と言われました」
その方のお母様は91歳まで独り暮らしを続けた気丈な方でした。気が強い分、人への批判も多く、訪ねていくと、人の悪口、愚痴ばかりを聞かされてしまうので、つい足も遠のきがちだった。施設に入ってもらおうと色々調べて入居が決まり、「明日、ようやく入居」という前日に「やっぱり施設に入居するのは嫌だ」とキャンセルしたこともある。骨折をきっかけに、本人がようやく施設入居をしたいと言いだし、施設に入居してもらうことができた。
性格の難しい母親だったので、施設でのことも心配だったが、自分がソマティック・エナジェティクスのリトリートを受けた後から、母親との関係性が少しずつ変わり始めた。母親も、施設のスタッフの人に、世話をしてもらうたびにお礼を言い、感謝と笑顔が溢れる人に変わっていった。また自分も母親との関係性がよくなったことで、母を見送ったときも、後悔なく、安堵の気持ちが湧いてきた。
母が亡くなったとき、担当してくれたスタッフの方だけではなく、施設のスタッフ全員の方がお見送りにきて下さった。それは希有なことだとスタッフの方に言われた。元の母親の様子を知っているだけに、この変わりように驚いたが、弟からは「姉自身が変わったから母が変わったんだ」と言われた。

淡路島リトリートでは大変お世話になりました。
昨年の湯河原、長野水輪でのリトリートに続いて今が3回目でした。
単発のセッションと比べても、先ず日常から離れて参加、開催される場の良さ、同じメンバーで共に3日間過ごすという事でとても密度の濃いものになります。
私個人としては回を重ねるごとに観じるものが積み重なり、内容が濃いものとなります。今回はワークで主体となる方の内面にある、さまざまな感情のうちの1つ「悲しみ」をやりました。
それが引き金となり、直後のセッションでは
1人1人の悲しみ
リトリートに参加している皆の悲しみ
地震や事故にあった人の悲しみ
戦争による悲しみ
生きとし生けるもの全ての悲しみ
そういう全ての想いが一気に流れ込み
無力感 虚しさ 絶望感
そのような想いに、とても打ちのめされました。
どうすれば良いのか?
何をすれば良いのか?
どうしてもマイケルさんのアドバイスが欲しくて、主催の光田さんからコピー用紙を頂きました。
驚きました。マイケルさんに何も申し上げないのに、書いて下さったのは要約すると
『自分を愛し、他人を愛しなさい』
ああ! これに尽きる。
思い返せば、昨年観じたのは
大いなる愛
私達は慈しまれ深く愛されている
それに対する 感謝
まさにここに繋がっている
実際にどのような形で現れて来るのか分かりませんが、これがこれからの課題だと深く観じ、日々努めて行きたいと思っています。
いつの日か、あちら側の世界に行くまで、一歩一歩進んで行きます。
このような自分に還れる素晴らしい、ひと時を提供して頂き、深く感謝しております。
有難うございました。
これからもよろしくお願い致します。