はじめての「森のリトリート」

富士山静養園で行われた2泊3日の「森のリトリート」。「森のリトリート」自体初参加です。


毎月通っていた岩手県釜石での周生塾が「動」の積み重ねだとすると、こちらは「静」の時間の積み重ね。

周生塾では、動のアクティビティで3日間を過ごします。
動けば気がつく、手足を動かせば分かることがあると、やったことがないことも、まずは動いてやってみる。初めてやることもすぐに人にやり方を聞くんじゃなくて、まずは自分でやってみる。失敗も良い経験。次にやることの元になるので、失敗は実は失敗ではない。失敗自体を楽しむ。そうやって経験を増やすことで、自分の枠や制限、思い込みがどんどん外れていきます。そんな3日間を過ごしています。

一方、「森のリトリート」は、都会生活、忙しい日常では気がつかない自然の営みや、かすかな気配を感じるためにゆっくりの時間を過ごします。普段は置いてきぼりの自分の心や自然と対話するための時間にもなります。スマホや時計は宿に置き、朝から夜まではデジタルデトックス(ホントは3日間のデジタルデトックスが推奨されていますが、私は会社やキャットシッターさんからの連絡もあるので、朝と夜はスマホを触ってました)なので、活字やデジタル画像とは完全に離れます。


周生さんと山田さんが共通して言っていたのは、サインに気がつく、ということ。自分の周りには気がつけばサインに溢れている。

それに気がつくか、通り過ぎてしまうか。

例えば、今回、朝、宿舎で朝食後そのまま話をしていると、ふいに鳥たちがたくさん庭の木に集まりだし、一斉に鳴き始めました。すると、山田さんが「あ、そろそろ出発のサインだね」と。私たちはその鳥の鳴き声をきっかけに出かける準備をしたのでした。


森には、1日目の午後、2日目は朝から夕方までの終日、3日目の午前中と何度も森に入りました。初日に他の参加者が視界に入らない「自分の場所」を見つけ、基本的には1人でずっと同じ場所で過ごします。

同じところで過ごすうちに、最初はお互い、見知らぬ同士だった森や木々と、次第に仲良くなっていく感覚が生まれます。1日目は、「森」と「わたし」と別々の存在だったのが、2日目には森と共にいる「わたし」になり、3日目は森に応援されている「わたし」になったような。


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森に入るときも、できるだけ人との距離をおき、1人で歩いて入ります


森に入る前にナビゲートの山田さんからまず森での過ごし方のレクチャーを聴き(ゆっくり、静かに、感じる)、各自、それぞれが自分の場所に散らばり、法螺貝が鳴ったら集合場所に戻り、シェアリング。3日間、森に入って、各自がそれぞれの時間を過ごし、集まってシェアリングをする、を繰り返します。

シェアリングも、好き勝手に各自が話すのではなく、トーキングスティックを持った人が自分が話し終わったと思えるまで話をし、他の人は口を挟まず、ずっと聞き続けます。

夜も夜で、焚火を囲んで、その日、どうだったかをまた各自が話します。それも、理路整然とではなく、まとまりなく、要領を得ないまま話したいことを話す。

日常では、人の話を何も口をはさまず、ただ、聞き続けるってことはあまりないので、そのゆっくりとした時間も、燃えさかっていた火や、熾火になった薪を、ただじっと見ているだけの時間も豊かな時間でした。個人的には、何の会話無く、ただ、火をじっとみている時間だけを過ごしてもいいくらいですが(笑)。


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1日目は雨だったので、どうするんだろうと思っていたら、雨の日の森は格別なんだそう。


森では、地面の上に出ている2本の根が、ちょうど私のお尻のサイズだった背の高い木を選んで、そのそばで過ごしました。

以前の私は、頭の中の繰り広げられるお喋りが止まず、整体に行くと「頭の使いすぎ」と叱られていましたが、いつの間にか、頭の中のお喋りは静かになり、何も思わず考えもせず、ただ「見ている」「聞いている」ことがあります。

とはいえ、普段の私は1日のほとんどをパソコン仕事+活字を読むという言葉に溢れた毎日を過ごしているので、森では出来るだけ、言語を使わず、思考せずの時間を過ごしていました(と書きつつ、1日目の午後は8割がた寝てましたが(笑))。あえて、感じようともせず、ただただ、たんたんと時間を過ごす。

なので、特に何か大きな変容があった、ということはなく、森の時間に入らせてもらう、という体験をして帰ってきました。


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シェアリングタイム。トーキングスティックを持って喋ってます


印象的だったのは2日目の午後。

みんな裸足になって、落葉で敷き詰められた絨毯のような地面を歩いたり、土の匂いを嗅いだりという時間を過ごしたんですが、私は落葉の間から見える鹿のフンが気になってしょうがない(笑)。視界を出来るだけ広げ、ワイドビジョンを保って歩くことを推奨されながら、どうしても鹿のフンを踏まないよう下を向いてしまう。しかも雨に濡れたフンなので、裸足では触りたくない(笑)。

イギリスのグラストンベリーに行ったときも、階段もどこもかしこも羊のフンだらけ。しかもあの日も雨の日だったので、雨に濡れた羊のフンが靴底にベットリつかないよう、出来るだけフンを踏まないように歩いてました。なので、グラストンベリーは羊のフンを避けて歩いたことしか覚えてない(涙)。

参加者の1人はこの裸足が気にいって、2日目の午後と3日目はずっと裸足で過ごし、そのうち、足のセンサーが覚醒し、足にまかせていると、足が勝手に石をよけて歩けるようになったと言っていました。同じ時間を過ごしながら、私は目の前の鹿のフンに気を取られて、フンに全集中していたというのに(笑)。

せっかくの自然の中にいながら、自分の360度にわたって繰り広げられている自然の営みには意識が向かず終わるという悲しい時間に(涙)。ちなみに、その彼は、どれが鹿のフンか知らなかったので、全然気にならなかったそうですー。

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土の匂いを嗅いだり、四つん這いになったり、落葉に横たわったり。私は腰抜けなので、顔だけシートの上にのっけてます(笑)。


3日間、森で過ごしたからといって、今日からの日常が全然違うーってことは残念ながらありませんー。でも、何時に寝ても、だいたい朝5時半にはうっすらと目が覚め、睡眠時間が足りないまま起き出している毎日と違い、昨日、今日は、朝、目覚ましが鳴るまで爆睡でした。よく寝たーって感じの月曜日です。


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美しい景色に出会うと、思わず、スマホを取り出して撮したくなりました。あれは無意識の習慣ですね。3日間、デジタルデトックスだったので、森での写真は全てスタッフさん撮影です。


「森のリトリート」は日本全国各地で開催されています。参加費+宿泊は別途自分で手配。富士山静養園は歩いて森に入れましたが、他の場所は車で移動になることが多いそうです。

「森のリトリート」については、『森のように生きる』の本でどうぞ。



by hiroshimapop | 2023-11-13 15:22 | 日記

ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフルの店長日記


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