「森のリトリート」初参加！

金曜日から2泊3日で「森のリトリート」に参加してきました。

今回、何故「森のリトリート」に参加したか。長い経緯ですが、ちょっと書き留めておきます。

「森のリトリート」を知ったのは、2016年2月。
当時、東大病院の医師をされていた稲葉俊郎先生がご自身のFacebookで、前野隆司先生の『無意識の整え方』の対談相手としてご自身が登場していると書かれていたので、迷わずポチり。

この本に、同じく対談相手として登場されていたのが、山田博さん。森の中に経営者たちを連れていくというリトリートを開催する会社を立ち上げたというお話に、すごく興味が湧いたのでした。

それから何度か、「森のリトリート」に参加したくて、「（株）森へ」のサイトに行ってみたものの、いつもスケジュールが合わない。それならテンプルスタッフの研修を「森のリトリート」ですればーと思ってみたものの、こちらは予算オーバー。ご縁がないうちにフェイドアウト。数年経っておりました。

今年の3月末に友人が主催した『地球を生きるワークショップ』。

開催地は横浜の里山。東京在住の友人が、よくこんな里山を知っていたなぁと、どうやって知ったの？と聞いたところ、『森のような経営』の本を読んだら、ここが対談場所だったから、という返事。早速、本を取り寄せたら、森のリトリートの山田博さんと、医療専門学校理事の山藤さんの対談本でした。（『森のような経営』を紹介したブログはこちら）

森のリトリートにはずっとご縁がなかったけど、こういうリトリートだったんだなぁと、懐かしく思っていました。

月日は流れ、今年の秋頃。

知り合いがFacebookに、富士市にある日月倶楽部でワークショップを開催したと投稿していました。日月倶楽部って聞いたことがある！と検索すると、医師の山本竜隆先生が作られた富士山静養園併設の施設。朝霧高原診療所共々、いつか行きたいと思っていたところでした。

そして、WEBサイトを眺めていたら、なんと「森のリトリート」が富士山静養園で開催される。しかも参加者募集中！

数年前から参加したいと思っていた森のリトリートが、いつか行きたいと思っていた富士山静養園で開催されるなんて、こんな嬉しいことはない。スケジュールを確認してみると、その週末だけ私のスケジュールは空欄！

今年に入って私のスケジュールは、いつも以上に過密。特に週末は、毎月1回岩手の釜石通い、プラブヨガの東京週末クラス、テンプル主催のセミナー開催、出張やツアー･･･などで予定が集中しており、今年に入ってから12月末まで、土日はほぼ全部埋まってます。

2日とも、なーんにも予定が入っていなかった奇跡の週末、1年間で52回ある週末のうち唯一空欄の週末に、森のリトリートが富士山静養園で開催されるなんて、これはGOサインでしょう！行くしかありませんー。

富士山静養園の裏庭。この奥に森があります。

富士山からの伏流水が流れこんで出来ている池。水が透明すぎて魚はすぐに鳥に狙われて食べられてしまうらしい

で、参加してみると、驚いたことが2つ！

今回の「森のリトリート」、ナビゲートは「森のリトリート」を始められた張本人の山田博さんでした。聞けば、山田さんは今、一般募集する『ライフ編』のナビゲートはほとんどされず、せいぜい1年に1～2回くらい。その貴重な1回にぽっかり入れた私はラッキーこの上なし！

さらに、富士山静養園は公共交通機関を使うと、アクセスがちょっと大変で、新幹線と在来線とバスとを乗り継ぎ、バス停からはタクシー。でもそれしか方法がないから、しゃーないと思っていたら、東京在住の参加者さんが途中までお迎えに行って下さるそうですよ、と。

なんて優しい方なんだ～と感激していたら、その方、私が春に読んでた『森のような経営』の対談相手だった山藤さん。しかも、テンプルのあるセンター南のお隣の駅、センター北にもクリニックをお持ちで、よく知っているからと自宅近くまで迎えに来て下さることに。さらにさらに、車の中で喋っていたら、以前、ソマティック・エナジェティクスで開催した医療従事者向けの1DAYクラスに参加歴があり、ソマのプラクティショナー、TyaTyaさんのお知り合いでした。

なんて世間は狭いんでしょう！　当然、現地到着までの2時間半、話が尽きず、喋り通し！

数年前には全然ご縁がなかった「森のリトリート」。そんなこんなで、一気に距離が縮まりました。山田博さんの自宅も比較的ご近所さんでした。

富士山に浸透した雪水、雨水が地下水脈を通り、ここに湧き出しています。山田さんが汲んでいるのは100年ものの水らしい。その奥には30年ものの水も湧出ています。

山田博さんも、富士山静養園での「森のリトリート」は初めてということで、宿舎からそのまま森に入れるロケーションに感激しきりでした。2日目の夜には、富士山静養園の山本竜隆先生も顔を出して下さり、診療所を始めた頃の話も少しお聞きすることができるという私にはギフトのような時間。

山本先生が特許をとられた動く家。動くのでどこにでも設置できます。中は寝台車のようなベッドが2つ。絶賛発売中だそうです（約200万円）。

そんなこんなで、充実の3日間。

「森のリトリート」自体については、また別のblogで書きます。

夜は焚火がお決まりの「森のリトリート」。

1日目は雨だったので、テントを張って、その下で焚火しました