齊藤慶輔獣医師のオンラインお話会 『野生の猛禽と共生するために』

10月12日（木）の夜開催する齊藤慶輔先生のオンライン配信の前に、実際に猛禽類を救護されている現場を体験するべく、釧路まで行ってきました。

幸運なことに、阿寒湖エリアにソマティック・エナジェティクスのプラクティショナーさんが住んでおり、彼女が空港でピックアップしてくれました。さらに「鶴がみたい」という私のわがままに付き合ってくれ、まずは、鶴居村という鶴の飛来地で有名な村に。

鶴居村には、タンチョウヅルを観測できる地点がいくつか作られているんですが、そこにはおらず（笑）、フツーに道路わきの畑にいました。雪のなかのタンチョウはさらに美しいんでしょうねぇ。

ここが齊藤先生たちが猛禽類の救護をされている保護センター。日曜日ということもあり、この施設の見学に来られていたグループが何組も。

参加したバックヤードツアー。日曜日は15名くらいの参加でした。ここでは、様々な事故で野生に戻れなくなったオジロワシなどが飼育されており、そのワシの様子を窓からみることができます。

間近でみるワシはとにかくカッコいい！　しかし、本来であれば、大空高く、空の覇者として君臨しているであろうオジロワシなどが、交通事故や風力発電の羽に衝突落下し飛べなくなり、地面を歩くしかない、というのはなんとも切ない情景でした。

釧路空港に近づいた飛行機から下をみると、ゴルフ場や太陽光パネルが大きく緑を削ってました。人間の居住区や設備がどんどん自然を浸食していき、彼らが安心して暮らす手つかずの大自然というものが少なくなっています。

東京でも神宮外苑の樹木を伐採して、ラグビー場などの再開発が計画され、その再開発反対の声があがっていますが、そういった木々がどれほど人々の憩いとなり、野生の鳥や小動物、虫たちの住処になっていることか。

経済優先の社会構造を推し進めていくと、大事なことがみえなくなっていきますね。

そんな野生の動物からみた日本の今に気づくためにも、木曜日のオンライン講座。お時間がある方はぜひご参加下さい。まだまだお申込みは大丈夫です。

《齊藤慶輔獣医師のオンラインお話会　『野生の猛禽と共生するために』》

■日　時 ： 2023年10月12日（木）20:00-22:00
■参加費 ：無料
　　　　　　無料なので、お友達やお知り合いにシェアを是非！　
■定　員：ライブ視聴は500名

　ライブ参加、後日視聴ともお申込はこちらから
　
　＊ライブ配信申込は10月12日（木）17：00まで
　＊後日配信申込受付：10月20日（金）10：00まで
　＊後日視聴情報は10/14(土）昼12時以降配信予定（視聴期間は10/20（金）迄）

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