齊藤慶輔獣医師のオンラインお話会 『野生の猛禽と共生するために』

今年の5月21日、NHK総合で放映された『ダーウィンが来た!』もしくは、7月24日、NHKで放映された『ワイルドライフ 北海道 オオジロワシ舞う大地 密着!絶滅危惧種レスキュー』をご覧になった方はいらっしゃいますか?

北海道はシマフクロウやオジロワシなど稀少な猛禽類(鋭い爪と嘴を持ち、他の動物を捕食する習性のある鳥類)やタンチョウなどの生息地です。しかし昨今、人間の居住範囲の広がりとともに、列車や車に衝突して命を落としたり、大けがをする野鳥が増えてきました。

クリーン電力として日本各地に設置されている風力発電も鳥たちには脅威で、風車のブレード(羽根)に衝突して落下死したり、電線や鉄塔に止まって感電死する鳥も数多くいます。

ハンターが狩猟に使った鉛弾を肉と一緒に食べて鉛中毒で命を落とす鳥たちもいます(北海道は鉛弾の使用は禁じられていますが、本土から狩猟に来たハンターが今も使っている)。

そういった人間が起因する事故で怪我をした野生の鳥たちを専門に救護しているのが猛禽類医学研究所の皆様。

上記のNHK番組では、代表の齊藤 慶輔獣医師を中心に、どのように野生の鳥たちを救護されているのかが紹介されていました。

 『ワイルドライフ』は、有料ですが、オンデマンドで視聴可能です。
  

私は毎年、寄付という形でその活動を支援している団体やNPOが5団体あります。うち4つが野生動物や自然環境保護の団体。

猛禽類医学研究所ももう何年も前からフォローしていました。子供の頃は、空高く飛ぶトンビや鷹の姿をみるのが日常で、いつみても、その美しい姿に惚れ惚れしていましたから。


今年の2月、猛禽類医学研究所が活動費捻出のためにクラウドファンディングを実施されました。

そのリターンの中に「齊藤獣医師の講演会開催」という項目が!
もちろん私はそのリターンをクリック

猛禽類医学研究所の活動や猛禽類のことを、テンプルのお客様にも知っていただければという願いもあり。

半年以上経ってしまいましたが、ようやく齊藤獣医師の講演が実現する運びとなりました。
 
 
北海道で事故にあったワシやフクロウの治療をしている獣医さんの話を聞いて何になるの? 自分には全然関係ないって思われる人もいるかもしれません。

でも、地球に生きているのは人間だけではありませんよね。

草花や木々、微生物や昆虫、動物や鳥たちの方が圧倒的に地球の住民なんです。その彼らが豊かに安心して生きてきた地球の自然を、私たち人間はどんどん浸食、破壊。命を脅かす存在になってしまいました。

11月末に来日するカナダのルーシャ・ジェイコブさんは、動物たちとコミュニケーションをとるうちに、動物たちは人間を癒している存在であることが分かったそうです。魂の次元では私たち人間は動物たちから助けられている存在なのに、私たちはそれを知りません(これはルーシャさんの見解です)。


先日、猛禽類医学研究所に運び込まれたコアホウドリは死亡後の解剖で、胃の中にゴム手袋がたくさん詰まっていたのが見つかったそうです。

陸だけではなく、海でもたくさんの生物がプラスチックやビニールの破片をお腹に詰まらせて死んだり、海に放置された釣り糸や網が身体に絡まり、身動きできなくなって死んでいます。

都会で暮らす人間が何気なく道路にポイ捨てしたタバコやプラごみも、時間を経て川や海に流れ、海洋生物や鳥たちの命を脅かしているかもしれません。

いま、野生の動物、鳥たち(今回は主に猛禽類の話になります)が、どのような状況に置かれているのか、彼らの生息地から遙かに離れて暮らす私たちに何が出来るのか。

鳥たちの命を救う最前線で日々格闘されている齊藤獣医師のお話を、直接、生で、じっくりお聞きしませんか。

参加費は無料です。
開催後、1週間の後日視聴もありますが、ぜひライブでご参加下さい。

小学生には少し難しいお話もあるかもしれませんが、子供達の視聴も歓迎します。ご家族皆様でご視聴下さい。



 齊藤獣医師の活動を紹介した動画
 
  


こちらの動画もどうぞ
 サーモスブランド Webムービー “野生猛禽類専門医・齊藤 慶輔さんインタビュー”


【留意事項】
*リアルな状況をご理解いただくために、事故にあった鳥や事故死した鳥たちの写真も出てきます。あらかじめご了承下さい。

*開催2日前までにご視聴のZOOMのURLをメールでお知らせします。そのメールに、講師:齊藤医師の雑誌記事のPDFを添付します。PDFデータの受信が可能なメールアドレスにてお申込みください(郵送、FAXでの対応は致しませんのでご留意下さい)。

*質疑応答の時間を30分ほど予定しています。質疑応答の時間以外は、カメラをOFFにしてご参加下さい。


齊藤慶輔医師からのご挨拶

『野生の猛禽と共生するために』
猛禽類医学研究所は保全医学をテーマに希少鳥類の救護や研究に取り組んでいます。釧路湿原野生生物保護センターには、傷病および死亡した野鳥が運び込まれてきます。

彼らは人の言葉を話すことはありませんが、環境中で何が起きているのか、私たちへメッセージを発していると考えています。収容される原因を探ることで、ヒトが与えている悪影響や自然界で生じている異変等の問題を紐解いていく。そしてさらにもう一歩踏み込み、問題に対する具体的な対策の提案と実行を試みています。共に生きるために。


 猛禽類医学研究所 
 インスタグラム 
 主な活動 


《齊藤慶輔獣医師のオンラインお話会 『野生の猛禽と共生するために』》

■日 時 : 2023年10月12日(木)20:00-22:00
■参加費 :無料
      無料なので、お友達やお知り合いにシェアを是非! 
■定 員:ライブ視聴は500名

 ライブ参加、後日視聴ともお申込はこちらから
 
 *ライブ配信申込は10月12日(木)17:00まで
 *後日配信申込受付:10月20日(金)10:00まで
 *後日視聴情報は10/14(土)昼12時以降配信予定(視聴期間は10/20(金)迄)


●釧路の猛禽類医学研究所では、週末にオオワシ・オジロワシの終生飼育の様子を見学できるバックヤードツアーがあります。

私はこのオンライン講演会の直前、10月8日(日)に釧路に飛び、実際の鳥たちの様子を見に行く予定にしています(見学自体は30分くらいです)。もし、近隣にお住まいの方で、10月8日に参加できる方は是非ご一緒に(齊藤さんはいらっしゃいません)。
 


齊藤 慶輔獣医師のプロフィール

1994年より環境省釧路湿原野生生物保護センターで野生動物専門の獣医師として活動を開始。2005年に猛禽類医学研究所を設立し、現在その代表を務める。絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動の一環として、野生動物医学の一分野である保全
医学の立場から傷病鳥の救護(治療や野生復帰)、調査研究、保全活動を行う。
治療により一命を取り留めたものの、事故の後遺症などで自然界に帰ることができなくなった希少猛禽類(終生飼育個体)を継続飼育し、環境治療や教育、新しい治療法の開発などに役立てることにも力を注いでいる。

テレビ番組「プロフェッショナル仕事の流儀」「情熱大陸」「ソロモン流」「ニュースゼロ」「SWITCHインタビュー達人達」「ダーウィンが来た!」などで活動が取り上げられ反響を呼んだ。

齊藤慶輔獣医師のオンラインお話会 『野生の猛禽と共生するために』_c0125114_13512030.jpg
画像は猛禽類医学研究所のサイトから拝借
 
 


by hiroshimapop | 2023-09-15 13:58 | テンプル最新情報

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