この週末は、ひさびさのプラブヨガ講座でした。今回のテーマは免疫力。
1日目は、リンパ節にアプローチし、リンパ節を活性化してリンパ液を循環させる。
2日目は、同じく、免疫系を活性化させながら、プラーナに満ちた身体にする。プラーナが身体に満ちると自己免疫力もあがるから・・・
といった、プラブヨガならではの2日間でした。
3月以来の東京の2日間クラスで、この4ヶ月間、プラブジ先生はずっと海外。
ヨガを始めようと、釜石で登山をしたりシーカヤックをしようと、もともとの私は完全インドア人間。隙あらば、縁側やソファーに寝転んで1日中、本を読んでいたい。しばらくヨガクラスがないことを言い訳に、そして日本の夏は暑いことを言い訳に、自宅でのヨガ練習をすっかりサボっておりました。
体を全然動かしてないの、プラブジ先生にはあっさりバレました。
すぐに「すごい痩せたねー」と言われ、エネルギーが足りてないと。海外も含め、長距離の移動が多かったのに身体に休息が取れてない、ということもあるそうです。
そして、私の脆弱な筋肉は、1年間のヨガ生活で、
イチゴからキュウリにまで昇格してましたが、しばらくヨガの自主練をサボっているうちに、プラブジ先生曰く「冷蔵庫に戻って」いたそうですー(涙)。←つまり、料理でいえば、調理以前の状態。
そんな身体で行ったら、他にも体調不調が続いていた人が数名。この3年間の騒動で、我々の身体はやはり弱体化しておりました。
弱体化した生徒の身体にハードなヨガは出来ないと、初日は、ふくらはぎの強化(心臓とリンクしているので)や、リンパ節を活性化などがメインのテーマに。リンパを循環させる、というヨガの動きをやっていきました。
リンパ節っていうのは、身体のあちこちにある免疫系の関所のような部分。ウイルスや異物がないかチェックし、外敵から護る働きがあるところです。
興味深いことに、同じような動きをしても、ちょっとした違いで、それが単なるストレッチになるのか、ヨガになるのか、全然変わってくるのです。
「こうやったら、筋肉にはアプローチできても、それより深くにあるリンパ節にはアプローチしません。なので、こうやってくださいー」という、プラブヨガならではの指示も。
やった動きは、ものすごーく単純でシンプル。でも、全然できない。
私は、過去何度、プラブヨガをやりながら「人間の身体は、構造上、これが出来るように出来ていませんー」と叫んだことか。でも、それなりに続けていると、全く出来なかったことが簡単にできるようになってくるのもプラブヨガの真骨頂。しばらく自主練をサボっていた分、土曜日は、出来ないことが多かったですー。
*真面目にプラブヨガを続けている人は、どんな指示でも、それなりにちゃんと出来ておりましたー。サボった身体とちゃんとやっている身体は、すぐにバレますね。
*とはいえ、サボっていた私も、プラブヨガ初体験の時に比べると、身体はずいぶん進化しております。
翌朝、日曜日は全身が筋肉痛。動くたびに、いちいち「どっこいしょ」「よっこいしょ」と声が出る(笑)。
私はよく分からなかったですが、痛みがある部位を確認したらリンパ節に沿って筋肉痛が起きてたとヨガ仲間は言っていたので、確かにリンパ節にアプローチしていたんですねぇ。
あんなにシンプルな動きだったのに、やっぱりプラブヨガやプラブジ先生は凄いなぁと、サボっていた私を深く反省ー。
リンパ節は、呼吸がゆっくり静かなときだけ活性化するそうで、プラブヨガも呼吸が上がらないよう、そして呼吸数は少なく行うことが推奨されています。
「長息は長生きに通じる」というのはよく言われていますが、1回の呼吸が長くなると、細胞内にあるプラーナがリンパに流れ、自己免疫力も上がるそうで、内側で呼吸をホールドする特別な呼吸法も実践しました。
*反対に、息があがったり、浅く早い呼吸になるような激しい運動は、免疫力をあげないだけではなく、プラーナを失っている。
では、プラーナに満ちているかどうかはどうしたら分かるか・・・ということで、やったのがこちら↓
プラーナに満ちてくると、こういうポーズが、どれくらいでも長くできてしまう。そして終わっても、息があがらない。
これは2日目の夕方ですが、確かに、ヨガクラスの2日目は、どんなに動いてもお腹は空かないし、疲れませんー。私は夜のクラスも2つ参加したので、2日間にわたり、8時間以上ヨガをしたことになりますが、肉体的には疲れているはずなのに、ヨガスタジオから駅までの徒歩13分の道のりも、けっこう楽に帰れています。
プラブジ先生は、普段、本当に何も食べないし飲まないし、息も長いし(デモンストレーションをされると、1回の息が数分かかります)、まさに、超人です。それはプラーナが充実して身体に満ちているからなんでしょうねぇ。
私はせっかく体重が増えてきていたのに、この夏、体重がまた40キロを切って元に戻ってしまいました。食べなくてもプラーナで身体が充実しているプラブジ先生をみてると、プラブヨガが持つ底力を実感します。
またヨガの自主練、復活させないとー(暑いけどー)。
どんなヨガをしているのかは説明不能なので、ご自身で実際に体験下さい。
今回は、片道3時間かけて茨城からの参加者さんが! そして夜の90分クラスには、釜石に毎月一緒に行っている人も参加してくれていました。
私の田植え姿をみて、ヨガの参加を決めたそうです(笑)。
8月26日(土)-27日(日)は大阪の梅田で同じテーマでプラブヨガのクラスが開催されます。関西エリアの方は、是非。