先日まで、私の左腕には、こういう黒い点々が4つついていました(今朝みたら、黒い点の残りは1つ)。
「それは何ですか?」と聞かれて「へへへ」とか、「お灸の痕みたいなもの」と答えておりましたが、実はベルリンで「カンボ」のデトックスを受けておりました。
こんなのです↓
今回行った浄化の儀式は日本語では「カンボ蛙治療」、英語では「Kambo ceremony」と呼ばれます。皮膚に中度の火傷をさせた後、その箇所にアマゾン流域に生息するフタイロネコメガエルの皮膚から分泌される毒を塗りこむことで、体内に吸収させます。そして、その毒が体内に流れることで胆汁を吐き出すという儀式です。
7月、ベルリンに、2人のシャーマンに会いに行ったことを
blogで書きましたが、2泊3日のリトリートのオプションに、「カンボが受けられる」とあったので、もちろん、迷わず申し込んでおりました。
昨年、元獣医の鷲巣先生からカンボなるものがあると教えてもらって「受けたい!」と思っていましたから・・・。
ちなみに、その時「カンボ」の情報を流した友人のなかで「受けたい」と返信があったのはゼロ(笑)。全員が拒否反応を起こしてました(笑)。
ベルリン在住の知り合い(テンプルのお客様)は、今回で4回目くらい。私は心臓に近いのでここが一番いい、ということで左腕で受けましたが、彼女は腕に痕を残したくないからと、左脚のふくらはぎの内側で受けています。
カンボのデトックス法の効用はこちら↓
身体、心の浄化、自然な調和とバランスを整えるための、森の自然ワクチンです。
Kambo(カンボ)は、北西アマゾンに生息する、Giant Green Monkey Tree Frog と言うカエルの一種(日本名ではヒキガエル)の皮膚抽出、物粘液によるメディスンです。
ジャングルで、 カンボは自然のワクチンと呼ばれ、暗くてネガティブなエネルギー( パネマ)を取り除き、エネルギーを高め、免疫システムを高め、そしてマラリアのような感染症やウイルスを殺すのに使われました。カンボは純粋な火の要素です。
Kamboは身体、精神、魂、の本来の自然な健康状態に必要とされる癒しと浄化を与えると伝えられています。
エネルギー体、閉じ込めた感情、トラウマ、私たちの悩みの源とつながり、働きかけます。
それはそれぞれに、あなたが今必要なことがこのカンボのスピリットから導かれ、気づきと共に本来の自然の自分に還るための、身体と心と魂の、アマゾンからの魔法の贈り物、自然のメディスンなのです。
こちらのサイトから引用
カンボでは、お水を大量に飲む必要があります。トータル4リットルが推奨の量らしいですが、私が飲んだのは2リットル半ほどでしょうか。
この「水を飲む」というのが実は大変。ドイツの空気は乾燥していることもあり、最初の1.2リットルはすんなり飲めたものの、あとの1リットルは少しずつしか飲めませんでした。
まず、左腕に線香のようなもので肌を少し焼き、そこにカエルの粘液をすり込んでいきます。最初に2つ、途中で2つ、2回に分けて、すり込んだように思います。私は体が華奢ですし、初めてだったので、量は他のドイツ人より少なかったかもしれませんー。
カンボを受けると、その飲んだ水をマーライオンのように吐く、と言われています。
6~7名で輪になって受けたんですが、お隣で受けていた2人のドイツ人は、先週に引き続き2回目ということもあって反応が早く、女性は、飲んだ直後からマーライオンに。男性も20分後くらいにマーライオンになっておりました。体が大きい人たちだったので、その吐く姿にも迫力がありました。
私はといえば、吐く前にすぐに腸にお水が下がったようで、速攻で下痢状態に。トイレで大量に出しました。
しかし、このときのトイレが遠くて~。間に合わなかったら目も当てられないので頑張りましたが、1つしかないトイレをすでに使っていた人がいて、途中で気が遠くなりそうでした(涙)。
結局、私はマーライオンまではいきませんでしたが、それでも3回くらいは吐いて終了。水を飲んだらもっと楽に吐けるとインストラクターさんに言われたんですが、途中から、水が全然飲めなくて・・・。
カンボのデトックスは感情のデトックスになる、と書いてありましたが、感情のデトックスになったかどうかは分からず。
2回目、3回目のほうが、すっきり感は高いのかもしれません。
シャットカルマは、排泄をしたあとで、キチュリというインドのお粥を大量に食べますが、カンボのあとは、それほど食欲もなく、フルーツを少し食べて、その後は、横になって休みました。
半日がかり、1日がかりのデトックスではないので、サッとやってサッと終わるというのは現代人にはいいかも(数日前からの食事制限はあります)。
今回、私がベルリンで受けたインストラクターさんは、時々、ヨガスタジオを借りてやっているそうです(本職は他にある)。
日本では糸島でやっている人がいるそうですが、私はその方にはお会いしたことがないので、興味が湧いた方は、
こちらに直接お尋ね下さい。
サイトには、危険な療法だとか、道端ジェシカさんが体験されたことを揶揄する記事もありましたが、そういう記事を書く人は、ひまし油湿布もケイシー療法も揶揄の対象でしょうから、読んでどう感じるかは個々人にお任せします。
私は、次にやる時は(笑)、もうちょっと体調が万全の時にやりたいです。
乗り継ぎを含め、18時間かけてベルリンに行き、翌日、英語の世界どっぷりで、シャーマンのセッションを受け、脳が興奮したのか、一睡も出来ないままに翌朝、カンボを受け、カラダも脳みそも疲労困憊でしたから。