周生塾で体験することは、完全インドア人間だった私には初めてのことばかり。やる前から「そんなのやったことない」「それは無理でしょ」「途中でギブアップしそう」と思ってしまうことも。
周生さんのスタンスは、大変って思わず、まずはその状況を楽しんでみる、やってみるってこと。
実際、やってみたら意外と出来たっことが多いので、ハイハイしていた赤ちゃんが立ち上がって歩き始め、新しい世界を発見しているように、今の年齢になって、ようやく「ホントは、そんなことも出来たのねー」という新機能を自分の中に見つけている気がします。
「頭で考えるんじゃなくて、身体を動かしてみたら次に何をすればいいか分かってきます」という台詞も周生さんの口からよく出てきますが、実際そうでした。
小さなことですが、テントを張るときに、風で飛ばないようにテントにロープをつけて地面に固定する必要があるんですが、ロープの結び目は緩まないけど、テントを片付けるときにすぐにほどける結び方、別に教わってはないけど、やってみたら出来た。小さな達成感あり(笑)。
私たちは、得てして、手も身体も動かさないうちから「やり方を教えて下さい」「事前に説明してもらわないと出来ません」モードに入ってしまいますが、何も考えず手を動かしてみるとすんなり出来るってこと、日常生活でもたくさんあるはずです。試行錯誤して工夫するからこそ身体がその経験値を積み上げられるし。
テンプルにも「やり方が分かりません-」というお問い合わせがよくあります。
例えば、ひまし油湿布をやった後、重曹を溶かしたお湯で肌についたひまし油を拭き取るっていうのをやりますが、その重曹湯の作り方も「やり方を教えて下さい」という質問がけっこうあります(ホントです)。何リットルのお湯に重曹は何グラム入れますか? というのがご本人の知りたいことなんですが、私は毎回、適当ですと答え続けています(笑)。
スギの木と対話してみる
あの大木を見せたい、ということで、山の上までサイクリング。
脚の短い私には自転車が高すぎて、止ると転けそうになり、行く前は「サイクリングはお休みします、皆さんで行って下さい」と言ってました(笑)。
乗ってみれば楽しい
みんなにドラム缶風呂を体験してほしいと、ドラム缶風呂制作中
1時間かけてお湯を沸かしましたー。
曇天の夜空で残念ながら星空ではなかったけど、初ドラム缶風呂は気持ち良かった
田植え後のランチは田んぼの脇で
美味しくゴハンを食べるために田植えをしたようなもの
シーカヤックの漕ぎ方も試行錯誤中
まだ全身に力が入ってしまい、腕だけじゃなく脚も筋肉痛ー