先週末、釜石で開催された周生塾。
友人2人も参加していたんですが、さすが私の友人(笑)、2人とも基本は、グルテンフリーの食生活でした。
3日目の朝食のメニューはホットサンド。しかも、普段だったら買わない類いの食パン(笑)でしたが、美味しくいただきました。
そのホットサンドを食べながら盛り上がった話題が、グルテンフリー(笑)。小麦を食べなくなって、心や身体がどう変化したか、2人の体験談が面白かったです。
まず、由美子さん。
1ヶ月続けての出雲の聖地巡りを主催した時のエピソード。参加者は自分の都合のいい日数だけ滞在して帰っていくんだけど、一カ月間ずっと参加してくれた人が2人いた。一ヶ月ずっと由美子さんに合わせ、グルテンフリーの食事が続いたから、最終日は好きなものを食べていいよと、参加者が希望した「たこ焼き」を食べた。
翌日、理由もなく、怒りがお腹(腸)から上がってきた。怒りが身体の中を上がってくるのが分かったけど、怒りの理由が分からない。ただ、お腹から怒りが湧いてくる。なんだこれー?と思っていたら、1ヶ月一緒だった参加者2人も同じ体験をしていた。
自分だけだったら理由が分からなかったけど、3人揃って同じことが起こったということは、最後に食べたたこ焼きの小麦だとおもう。
あー。小麦を食べると、こんなことになるんだと、自分の身体で実感した。
そんな話でした。
私も同じ体験があります。
2年前のblogに書いていますが、2日続けてパンを食べたら、翌日、理由なくイライラしました。普段イライラすることが全くないので、あれは不思議な体験でしたし、小麦の影響力を実感した出来事でした。
では、毎日ずっとパンやパスタを食べている人は、なぜそんなことがないのか?
推測ですが、たぶん、イラつきやすい状態が慢性化しているんだと思う。ちょっとしたことでムッとしたりイライラするのが日常化してるので、気がつかない。
忙しいから、とか、周りにイライラさせる人がいるから、だと思ってるかもしれないけど、小麦をしばらくやめてみると、もしかしたらイライラが少なくなるかもー。
静寂な心身を得たいと思ったら、小麦をやめてみるのは、有効だし得策だと思う。
もう1人、尚子さんは、小麦をやめたら、下腹部のポッコリが取れたそうですー。何をやっても取れなかったお腹のポッコリ。あの中には小麦が詰まってたのかもーと言ってました。
このblogを読んで、自分もグルテンフリーを試してみたいと思うか、パンをやめるなんて絶対無理ーって思うか、人それぞれだと思いますが、試しに一ヶ月間、パンやパスタ、うどん、お菓子やケーキ類など、一切の小麦製品をやめてみると分かります。是非、自分の身体で体験してくださいー。
今はグルテンフリー製品も増えました。米粉のパンも小麦以外の麺類も探せばたくさんあるので、けっこう楽です。
どうしても、パンを食べたくなったら、大手メーカーが添加物をたくさん入れて工場で大量生産してるパンじゃなくて、原材料を吟味して誠実に焼いてるパンをどうぞ。近所に一軒くらいみつかるはず。
中間地点として、ライ麦100%や古代小麦のパンを探しておくのもグッド。そのうち、身体がパンを欲しなくなると思いますー。
パンは確かに美味しい。
でもパンを欲しているのは感情や口だけで、身体は欲してないと思う。