SHUSEI塾ー体験合宿に参加してました

岩手県釜石で来月からスタートする山田周生さんの「寺子屋-SHUSEI塾(2023ネオ地球人講座 )。その2泊3日の体験版に参加してきました。
 *周生さんはこんな方です


・・・今年の2月、八戸の帰りに盛岡で周生さんとお会いしました。

その時「数年以内にSHUSEI塾を始めたい」と言われていたのを、「数年なんて、そんな悠長なことを言える時間はこの地球ありません。準備が整ったら・・・などと言わず、今年の春から始めて下さい」と、けしかけたのは実は私でして・・・(笑)。

「でも、春はすごく忙しいんですよ」と躊躇する周生さんに、「毎年春が忙しい季節なら、この先ずっと春は忙しいですから」と容赦なくたたみかけ(笑)、来年の本格始動を前に、準備を兼ねて今年の5月から「0期」を発進することに。
 *この3日間は、その「0期」のさらに体験版でした。

事実、この1ヶ月だけでも、周生さんのスケジュールはとんでもなく忙しそうだったので、その忙しさを2倍にしてしまったかもー。


・・・という、経緯もあり、私も「寺子屋-SHUSEI塾(2023ネオ地球人講座 )の0期生になることに。


どこを切り取っても、私の日常は、自然欠乏症。
朝から夜10時頃までずっと椅子に座りっぱなし。仕事の合間も動画を観たり、本を開いたりするので、結局、使っているのは目と脳と手先だけ。毎日、お日様をほとんど浴びないまま、いつのまにか、夕方になり、夜になっています。

感性が鈍くなった自覚は大いにあり、です。就職する年頃までは、もっと季節の移り変わりにも、自然の美しさにも敏感だったはずなのに・・・。

そんな思考と言葉と活字ばかりに埋もれた日常を何十年も過ごすうちに退化してしまった内なる感覚と感性。それを取り戻すべく、今年は毎月、片道6時間かけて釜石に通うことにしましたー。


前置きが長くなりましたが、忘れないうちに、体験合宿を書き残しておきますー。blogのカテゴリーも新しく作りました。

3日分をまとめるので、いつも以上に長文で、写真も多いです(写真は最後の2枚をのぞき、全て周生さん撮影)。



《初日》
釜石到着早々我々がやったのは、2日間の宿になるテント作り。最近のテントは組立が簡単になってるとはいえ、アウトドアビギナーにはテントの立体図形が描けず、四苦八苦。少々時間がかかりました。

しかし、天井の高い広めのテントは快適。この装備を運搬する手段さえあれば、テント旅、楽しそうー。テント以外にも、調理用品も含め、アウトドアグッズは、効率的でコンパクト。よく考えられています。

知り合いでソロキャンプを定期的にやっている人がいますが、断捨離とか片付けとか、わざわざ構えてやらなくても、テント生活を定期的にしていたら、頭の中の整理も家の中の整理力もつきそうです。


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全員シングルユースの個室(笑)


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夕食の支度は、まず火起こしから!
火種ができても、それをちゃんと大きな火にするにはコツが必要でした。
(火起こしはこの1回だけです)


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今回の会場は設備の整ったキャンプ場。かまどの火では意外と水が沸騰するまで時間がかかることを実感。料理には大量の薪も必要。
ガスでも電気でも、家庭用のコンロはありがたい文明の利器です。


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夜は火を囲んで・・・。
音楽もアルコールもない健全なキャンプファイアー(笑)


《2日目》

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朝はクリスタルボールの音色と瞑想と呼吸法から・・・。


2日目の午前中はシーカヤック、午後はトレッキングの海と山、両方の満喫コース。山から降りたら、最後は砂浜で暮れていく夕陽を30分も静かに眺めるという海→山→海の贅沢さ。森の中から朝陽を眺め、海辺で夕陽。

自然豊かな岩手ならではの一日ですね。


シーカヤックは初体験。

実は、カヤックを取りに行った時、想像以上のカヤックの大きさに、心の中で「こんな大きなカヤック、1人で乗るなんて無理無理無理ー」と叫んでおりました。

以前、釧路湿原でカヌーツアーを主催した時は、山田バウさんの弟子の、プロのカヌー乗りが集結した最強のツアーだったし、カヌーも2人乗りだったから、私はただ、乗っていれば良かった(笑)。
 *2011年のカヌーツアーの様子はこちら

今度はたった1人、自力で海に漕ぎ出さないといけない。高校の臨海学校の実習でやったボードが最後まで漕げなくて(漕ごうとすると、後にひっくり返る)泣きべそをかいた過去が蘇る。この細腕にオールが漕げるのか、海に転げ落ちることなく目標地点に着けるか。自分が自分を信じてない。

海まで来てしまっているから、やるしかないけど、不安度100。もう、なるようになれ、という心境で海に漕ぎ出しました。

一緒に行った由美子さんは、海の揺れが苦手。カヤックやるのを知っていたら今回申込みしなかったというくらいで、由美子さんも不安と後悔のまま海に到着(笑)。


果たして、このひ弱2人組、果たしてどうなったでしょうか・・・。


こうなりましたー。


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見上げると、この大きな日輪がずっと空に。天からの祝福を受けているような。
この日輪、全然消えず、午後トレッキングに行ったときにもまだ頭上にあったらしい・・・。


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漕いでいるのは、海の揺れが苦手な由美子さん。後半は余裕でしたー。


あー、楽しかった!
由美子さんも最後まで船酔いすることなく漕ぎ切り、カヤック降りたあとは救命胴衣のまま海にも浮かびました。

カヤックは私には無理、オールを1人で漕ぐなんて無理!という思い込みは完全に「楽しいー」に上書き保存されました(笑)。

私の人生、こうやって、やりもしないうちに「無理ー!」って勝手に諦めたことがたくさんありますねぇ。たとえ、過去できなかったことがあっても、それは過去の出来事。今日出来ないわけじゃない。

ささやかだけど、私の人生に新しいドアが開きました(笑)。


午後のトレッキングは往復3時間の山道。

登山靴は要らないくらいの軽い山だから、と事前に言われてましたが、私には十分すぎる山登り。登っても登っても、山頂に着かない。完全インドア人間には、延々続く山の登り道はかなりハード。それでも、驚いたことに、3年前よりは登山が楽。

2020年の夏、宮崎で磐座まで登った片道15分程度の山道では、すぐに息が上がり、何度も何度も立ち止まる必要がありました。それなのに、昨日は休憩なく、ずっと歩き続けている自分がいる!

海と山の大自然のチカラなのか、この2年間、サボりながらも地道に続けてきたヨガのおかげなのか…?

還暦過ぎても、体は進化しておりました。世間の加齢常識に逆らって、これからも自分史上最高の健脚を目指します(笑)。


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ちなみに、今朝起きた時には全然なかった筋肉痛が、東北新幹線を降りたら発生してました。5時間、座りっぱなしは乳酸を増やすー。階段の登り降りがそれなりに痛い(笑)。


そして3日目の今朝。
夜中から降り出した雨も、早朝瞑想(朝5時半)頃にはあがり、鳥の鳴き声とともに瞑想を少し・・・。ところが朝食の支度中に雨が激しく打ち始め、レンタルしていたテントの撤収はしなくていいことに。

そしたら、朝食後に雨があがり、テント撤収の時間が空いた分、最後のワークが裏山でできるという良い展開(笑)。

晴れたら晴れたときの時間の過ごし方があり、雨が降れば雨の過ごし方がある。どっちになってもどちらも楽しむというのが、周生さんのモットーなので、臨機応変、縦横無尽。

最後は私たちにはラッキーな方向に収まりましたー。


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丁寧に豆を挽いて、挽きたてのコーヒーから朝が始まる


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今朝のメニューは、ホットサンド。普段だったら絶対に買わない、食べない類いのパンですが(笑)、旅の私の食生活はおまかせパック。ジャンクフードも楽しみますー。



そして、旅の最後、周生さんが、朝食の時間にこんなことを話されてました(記憶をもとに書いてます)。

「宇宙からのサインは、特別な場所に行かないと得られないわけではなく、日常生活の中にある。そのサインをいかに見逃さずキャッチ出来るか。そして、そのサインに飛び込んでいけるか、一歩、踏み出していけるか。

ふとした瞬間に現れる微細なサイン、それは人との出会いかもしれない。何度も現れる言葉かもしれない。そのサインをキャッチして行動に移すと、人生が大きく展開していくようになる。

そして、目には見えないけど、人生を導く新しいドアにも気づいてほしい。あ、これがドアだなと思ったら開けて下さい。

そのサインやドアに、いかに日常の中で気がつけるかで人生が変わってくる。それらに気がつけば、人生はもっと楽で豊かになるし、そのうち、未来の前兆に気づくようになったり、少し先の未来で何が起こるか予測できるようになる。

これは言葉ではなかなか説明出来ないし、説明したとしても、頭や言葉で理解出来るものでもない。ほんとは、数ヶ月一緒に暮らしながら、経験の中でそれを感じてもらいたいけど、それはなかなか難しい。なので、新しい試みとして、SHUSEI塾を始めることにした。

これは自分にもチャレンジで、秋までの7ヶ月間、2泊3日、3泊4日という日数ながら、毎月、一緒の時間を過ごして、この微細なサインと見えないドアを見つけるヒントを伝えられたらと思っている。そういう人が一人でも増えて、地球の転換期をリードして欲しい」


周生さんの案内にこう書かれています。


『 本当の自分 』

自分のことですが日々土と交わり山や海の活動をしていると、自然に対し感謝の気持ちが湧き起こり、自然と共に生きる感覚と術が身についてきます。テントに寝泊まりし、シーカヤックで海を渡り、山を歩くと自分への内観が深まり、五感が冴え、野生の感覚が戻ってきます。

塾では朝陽を浴び、食事や活動を通して自分の内側を整える。夜は、焚き火をしながら話し星を見ます。自分の体の一部になる食だからこそ自分で育てます。生きる基本を自分の生活に取り入れ、それらが感謝となり周りに還元していく、そんな自分が生かされる生き方ができたらと思っています。そんな時間を毎月、少しづつ積み上げていきます。

その感覚を積み重ねることで、宇宙と繋がる感覚も体験できるかもしれません。それは「本当の自分」「自分のいのち」と繋がることでもあります。いったんこの感覚を取り戻せれば都会の雑踏の中にいようと宇宙を感じ、いつも大いなる自分と繋がり自分でいられるようになってくることでしょう。


というわけで、
5月から、周生さんの新しい挑戦、SHUSEI塾の0期がスタートします。釜石までの道のりは遠いけど、これも慣れですね。それに座っていれば着くし(笑)。

まだ申込みは間に合うようです。野生の感覚を取り戻し、自分のいのちと繋がって生きる人生にシフトしたい方はぜひどうぞ。



by hiroshimapop | 2023-04-30 23:05 | 周生塾ネオ地球人

ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフルの店長日記


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