先日、インスタグラムを眺めていたら、身体を洗ってもらっていた象が、お腹側にも水をかけてもらうために、ヒョイっとヘッドスタンド(象の場合にはノーズスタンド?)をしている動画が出てきました。
象の体重は約5トンだそうですー。
ということは、その半分として、この象は、2.5トンの下半身を楽々と持ち上げたことになります。

芸を覚えるために、子どもの頃から訓練を受けた象だったとは思います・・・。
とはいえ、この巨体を持ち上げるのに、反動をつけて後ろ足を蹴り上げたわけでもなく、すんなり後ろ足を持ち上げられる、その身体能力はすごくないですかー。
あまりにビックリしたので、動画をスクショして、プラブジ先生に「象が、何故、いとも簡単にその巨体を持ち上げられるのか、私には理解できませんー」とメッセージしたら、こんな返事が返ってきました。
「全ての動物は身体の神経系をコントロールできている」
「犬も猫も、自然に筋肉を動かし、呼吸をしている」
「人間だけが自身に制限をかけて、身体機能を使えていない」
先日のプラブヨガのクラスでも、プラブジ先生のデモをみて、同じ動作を自分でやろうとすると「この姿勢で脚は持ち上がらないですよー。完全に重力に反してますー」というようなものがいくつもありました。
「人間の身体は、これが出来るように出来てないですー」と言いながら周りを見回すと、出来る人は出来ている。というより、「何故、これが出来ないの?」というくらいあっさりできる。
この象と一緒です。
ヨガクラスに、我が家の猫がお世話になっている獣医さんも初参加されていました。
昨日、ニコさんを連れてクリニックにいったので、プラブヨガ初体験話の感想を聞いたら「うんともスンとも脚が上がらなくて、こんなの無理ーって思ってミツダさんをみたら、簡単に脚をあげていたので、ビックリした」と言われていました。
・・・相変わらずのガチガチボディゆえ、まだまだ出来ないことがたくさんありますが、全くプラブヨガをしたことがなかった2年前に比べると、確実に、動けるようになっていました。亀の歩みでも前進はしてましたー。
ビクとも動かなかったのは、単に、その神経系と筋肉をこれまで使っていなかっただけ、開発されてなかっただけ、なんでしょうねぇ。
プラブヨガを始めた頃は、イチゴ並に脆弱だった私の筋肉も、キュウリまでは進化。
プラブジ先生によると、60歳以上になると、20代、30代と同じようにはいかず、それなりの注意は必要のようですが、人生100年時代ですから、後期高齢ではなく、高貴好例となるよう、地道に頑張りますー。
どれほど自分の身体が動かないか体感したい方は(笑)、3月25-26日の東京、4月1ー2日の大阪クラスへどうぞー(2日連続クラスの
案内はこちら)。