昨日は「初心者のための易入門講座」と題して、筮竹に触ったことがない方々を対象とした易講座を開催していました。
おそらく、昨日参加された皆さん、案内を読むまで「自分で易を立てられるようになりたい」「ずっと易を勉強したいと内心思っていたんですよ~」とい思っていた人はほとんどいなかったはず。易経の存在すら、知らなかった方が圧倒的だと思います(実際、学ぼうと思ったら、もっと本格的に易を教えている講座は全国にいくらでもありますから)。
でも、何故か「易を学びたい!」という意欲がわき、引き寄せられるように昨日参加してしまった(笑)。
しかも、東京近郊だけではなく、新幹線や飛行機を使って、北は北海道から南は福岡まで全国各地からご参加下さいました。そして、いつもながら女性参加者が圧倒的。易のように、少しマニアックに学ぶ必要があるものは、男性が得意とするところだと思うんですが・・・。何故に男性陣の食指が動かなかったか、反対に理由が知りたい(笑)。
昨日、私は初めて知りましたが、兄は占いマニア、易マニアが高じて、大学2年くらいから、すでに筮竹をたてて、易のアルバイトをしていたらしい(笑)。ケイシーを知るより易を先に知ったと言っていました。ただ、易経を深めたわけではないので、教えるにしても「易を知らない人を易に誘う」というレベルなら・・・ということで、昨年2月から1年間限定で教えることにしたのだそうです。
ということで、残念なことに、テンプルでも昨日の講座が最初で最後ということになります(希望的観測により、現時点では・・・という注釈を入れておきます(笑))。
今回の易講座は早々に満席。長いキャンセル待ちリストが出来たため、スタッフは、ギリギリまでキャンセル待ちを繰り上げ、100名ほどの方にご参加いただきました。そのため、後方の方も分かるように、スクリーンで映し出す方式で行いました。
易講座の案内に書きましたが、私は20年位前に、易を勉強し始めたことがあります。
ただ、通い始めてすぐに母の癌が見つかったために、最初のあたりで打ち切り。易のことはその後、すっかり忘れていました。その20年前の自分と、昨日では、不思議なことに、易の世界に触れた感覚が違っていました。
学んだ内容は同じ。学んだ回数と時間は、20年前の方が少し長い。しかも、20年前は本格的に筮竹や算木を揃え、先生はプロの易者さん。
一方、昨日は竹ひごを使った簡易版で講師はプロでもない兄。それなのに、易の何かに触れた、という充実感は、昨日の方が大きいのですー。これは何なんでしょうー。自分の成長具合なのか、タイミングなのか、場のなせる技なのか・・・。
易のテキストは難しいですが、昨日、はじめて易の世界に触れられた方は、ラッキーでした!
昨日参加された方のお声(ほんの一部です)
このタイミングで、講座に参加させていただきとても幸運でした。易経の成り立ちから用語、実践、解釈のポイント等、体系的に教えていただき(内容は奥深く、難しいのですが・・)、とても分かり易かったです。何より、先生の語り口と笑顔に今回も大いに元気をいただき、心躍る時間でした!! 霊性の向上とともに、教えていただいた易経を日常で生かせるよう学んでいきたいと思います。
素晴らしい時間でした。以前、易の勉強にチャレンジした時には、分からないとストップしてしまったのですが、今回、とても分かり易く、続けて勉強をしてみようと思えました。実践あるのみですね。本日占った結果も分かり易かったです。(のりのり様)
2日間ありがとうございました。とても勉強になりました。2日間のテーマが違うと思っていましたが、出席してみたら、完全に繋がって体のことも、易のことも、自分の身心を大事にしながら神と繋がることなのだと、文字通り体感しました。なにより、光田先生のうららかな在り方と、これまで触れていたケイシー療法との世界が重なり、これからの人生の宝物をたくさんいただきました。(EA様)
学生時代、東洋の歴史、思想の本が好きで色々読んでいたのですが、「易経」だけは何を書いているのか理解できず、読むのを諦めていた本でした。今日、セミナーに参加して、光田先生の話を聞いて、ただただ楽しく聞かせてもらい、かつ、理解でき、参加して本当に良かったです。(よう様)
まさか易の講座を受けるとは、人生で考えたことがありませんでした。光田先生の他の講座を受けてみるにつけ、この方が推奨しているなら、確かなものかもしれないと参加しました。人生100年に向け、いくつになってもおのれの進み方に、これでよし、も終わりもない時代に、易が役立てばと思います。自分にとても周りにとっても役立てれば嬉しいです。
易経の文言は難しいですが、夢解釈のように書かれている言葉と質問とをいかに結びつけられるか、メッセージをくみ取れるか・・・。
兄が実生活で易を役立てたエピソードとして、「娘の宿題のノートが見つからない → 易をたてたら「風の下」と出た → うちわの下にあった」 という話がありました。
昨日の講座の中では、「豚肉を食べていい?」という質問に、回答が
「天山遯」だった人も(笑)。豚の回答にトンが出るなんて、このシンクロニシティに驚く。←ちなみに、全体的な解釈は「少しくらいなら、いいんじゃないでしょうかー」でした。
かと思えば、参加者さんの易の練習では「そういった質問を立てる、あなたの心を改めなさい」みたいな厳しい回答も。単なる未来予測や選択肢選択だけではなく、質問者の生き方、考え方への警告もある易経の内容に背筋が伸びる思いがしました。
さて、1年間限定だった兄の易入門講座。
限定期間ギリギリで、この2月は、広島の呉、愛媛、東京と3箇所で易講座が開催されました。なので、この1ヶ月間だけでも200名以上の方が易経の世界に触れたことになります。
こんな短い講座の受講で、易が出来るようになるのー?という質問も事前に何件かいただいてました。
昨日の講座で、私たちはやり方は習得したはず。あとは自分でひたすら研鑽するのみ。初心者の我々は、YES,NOで答えられる簡単な質問からスタートですね。何でもそうですが、覚えたてのフレッシュな今から練習を兼ねて実用に使っていくことが重要ですー。
私は帰りの電車で、さっそくAmazonのKindleで4冊、紙の本で1冊、易の本をゲットしました(笑)。←追記:このblogを書いたあと、さらに4冊、易関連の本を注文してしまいました。私もマニア(笑)。
下記の真ん中の本は、易を全く知らずに読むとハードルは高そうですが、昨日、ある程度の内容を学んでいるので、参考書として役に立ちそうです。なんせ、平易な日本語で書かれているのがありがたい(笑)。私はAmazonプライムの会員なので、無料でしたが、紙の本は3,520円です。
入門編だけで易がちゃんと立てられるかどうか・・・ですが、
なんと、福岡の田村美由紀さん(鍼灸師さん)。私たちが昨日学んだ講座時間よりも短い3時間半の易入門講座を受講されたあと、自宅で研鑽を続けられた結果、すでにご自身のメニューに30分の易占いを入れていらっしゃいます(WEBページは
こちら)。
*易講座案内には、田村さんの写真を使わせてもらってましたー。
こんな頼もしい先輩がいると、励みになりますね(笑)-。お悩みがあって易をたててもらいたいーという方は、田村さんにご相談下さいー。ケイシーの学びも算命学も深められている方です。
また、昨日一緒に学んだ「頭蓋のゆらぎ」の桑嶋先生は、元国語の先生ということもあり、これから易を極めると燃えていらっしゃいました。blogの投稿は
こちら
次回の易入門講座開催は、兄の気が変わるのを待つしかありませんー(笑)。
そんな日が来ることを祈りつつ、とりあえず、昨日、テンプルからは3名のスタッフが参加していましたので、多少なりとも、皆さんに易の超簡単なやり方くらいはお伝えできるよう、実践していきたいと思いますー。