東京のジュリアンの講演会で、コミュニケーションタイムと称した質疑応答の時間を少し長めに取りました。事前に用紙に書いていただいた質問を読み上げる形で進行していったのですが・・・。
大阪でも東京でもジュリアンの食生活に関する質問がありました。
『ワンネスの扉』にジュリアンがベジタリアンになったことが書かれていたので、食と霊性の関係性について興味を持たれたんだと思います。
ちなみに、今、ジュリアンは何でも食べます。個人主義が徹底しているフランス人の特性として、自分が何を食べるかは自分で決めることで、人にアレコレ言われるものではないということもあります。つまり、自分で決めてベジタリアンになり、自分で決めて、今は何でも食べています。
東京では、「やはり菜食がいいのでしょうか? 何故、豚肉を食べてはいけないのでしょうか?」みたいな質問が書かれてありました。ご質問者の方は、ジュリアンとケイシー療法のアドバイスを混同してしまったのでしょうね。
「ジュリアン、ケイシー療法しているわけじゃないから、聞く相手が違うし、聞いても答えられないと思うなぁ。それに、ケイシーも菜食を勧めていたわけではないから、いろいろ混在しているなぁ・・・」と思ったので、まず、私が半分、答えさせていただきました。
会場での私は3つの理由でお答えしました。うち、2つについては、詳細を語らず答えたので、
こちらをご参照下さい。豚肉について、詳しく書いています。
そして3つめの理由については、波動的な理由でした。豚の波動が低い、ということではないですよ。豚は愛すべき動物ですし、ルーシャさんによると、動物は全てワンネスの世界を生きています。
ただ、豚は殺されるときには強い恐怖心を抱き、その恐怖心が肉の細胞に残りやすいので、その波動を取り込むことへの影響は以前からよく聞いていました。
同様のことが、ある
ヨガの本に載っていたので、その部分を抜き書きします。
人間が地球と調和がとれていた太古は、動物を狩り、その肉を食べた後に非常に体力を使う活動をしていたので釣り合いがとれていた。しかし今日の座りがちの生活では、不必要に多い肉の消費が過剰な酸の分泌を引き起こす。これが現代に蔓延しているストレスの要因の1つかもしれない。それに加えて、大型動物(特に牛)は殺処分される前にせまり来る死の恐怖を意識する。高いストレスを受けるためにとてつもない量の酸を分泌し、それを体内にため込む。それがその後肉を消費する人間に有害な影響をもたらすことになるのだ。
インドでは牛は聖なる動物とされるので、ここでは「牛」が取り上げられていますが、これを「豚」に置き換えて読んでも全く問題ないと思います。アメリカでは、屠殺直前の動物が出来るだけストレスを感じないよう指導がされているそうですが、どんなに人間側が工夫をしても彼らは自分の運命を知っているでしょうから、ストレスを全く感じることなく殺されている、ということはないでしょうねぇ。
特に、不安や心配を感じやすい人は、四つ足の動物を食べるのを控えてみるのもありだと思います。
レストラン街を歩くと、肉系のお店の前の行列が長い! 特にトンカツや豚骨ラーメンとか、たくさんのお店が並んでいますー。でも、マスクをずっと外せない、遠くに出かけない理由が拭い去れない不安や恐怖心なのだとしたら、肉の影響を受けているかもしれませんねぇ。
ちなみに、ケイシーも酸については同様のことを述べています。子どもや運動量の多い人、肉体労働の人は、多少酸性食品を食べたとしても活動量が高いので解消できているが、動かない生活をしている人は、酸を消費できないのでアルカリ性の高い食事にするようアドバイスしています。
つまり、座りっぱなしの生活を送る私たちは肉メインの食事は身体にダメージがあるってことですね。

私は、肉汁したたる食の写真より、やっぱりこっちのほうがいいです