あけましておめでとうございます。2023年がスタートしました。
私は毎晩寝る前に、猫のニコさんに「明日も元気で起きようね」などと言って寝ているんですが、昨夜は「明日は、なんと、目が醒めたら来年になっているのよ~」と声をかけて寝室へ。過ぎゆく時間は同じなのに、0時を過ぎたら、年があらたまるって、やはり特別な瞬間です。
さて、
年末、友人から「朝5時~7時の間に自宅を出て、東の方位にある神社に参拝するといいよ」と聞いて、今朝は5時半に起床。7時前に自宅を出て、横浜、綱島にある諏訪神社に参拝に行ってきました。
綱島には叔父やイトコが住んでいるので、年始の挨拶をLINEしたら、「山形の旅館から届いた「お節」があるから寄って下さい」と返事あり。今日から3日間、半断食の予定でしたが、あっさり、明日からに延期(笑)。叔父宅で「お節」をいただきながら、2時間ほどお喋りを楽しみました。
初日の出を受けて輝く神社の鳥居
日頃は「自分は無宗教」と言っている人たちで、初詣は大賑わい。
地元の小さな神社仏閣でさえ、初詣はこのとおりの行列。
神社参拝のあとは綱島の鶴見川の土手を散歩。
ケイシーセンターを作った頃、私は鶴見川の土手側の家に兄と住んでいました。
確か2~3年は住んでいたはずですが、鶴見川から富士山が見えるなんて、今回初めて知りました!横浜からでもこんなに大きく富士山が見えるんですね~。元旦に富士山が拝めるなんて、思わぬギフトをいただいた気分です!
私は広島の田舎で生まれ育ったので、都会の、スーパーもカフェもファストフード店もフツーに営業をしている都会のお正月、特に、元旦は未だに慣れませんー。というか残念だなぁと思います。
私は子どもの頃、全てのお店がシャッターを下ろした、ほとんど誰も歩いていない元旦の商店街や近所を歩くのが好きでした。各玄関には松飾りやしめ縄がなされ、以前は日の丸を掲げているお宅やお店も多かったです。そういえば、子どもの頃、お正月は車にもしめ縄をしてましたが、今は、もうしめ縄をして走っている車は見ないですねぇ。
あの特別な「ハレの日感」。全てのお店が協力しないと為し得ないので、もう都会では実現不能でしょうが、あの独特な静かな元旦の雰囲気を体験しないまま、大人になる人が増えていくのは、日本の文化の損失のような気さえします。
元旦から家族でファミレスやマックに行っている人たちの姿をみるにつけ、家族で元旦は着物を着て、お節を食べて、百人一首やトランプで遊んでいた、50年前の自分のお正月のシーンを懐かしく思い出したりしています。どこにも行くところがない数日間というのも、今となっては、いい時間でした。