昨夜、友人に誘われ、郷ひろみさんの50周年コンサートに行ってきました。
誘ってくれたのは、
マミーズファミリーという託児所を全国で運営している増田かおりさん。彼女のひろみファンぶりは仲間内では有名で、あるときは郷ひろみさんの全コンサートを追っかけたこともあるらしい。そのおかげで、ひろみさんと同じ飛行機だったことが何度もあるようですー。
さらに「郷ひろみさんが中小企業を応援する」という企画に参画。マミーズファミリーのWEBを開けると郷ひろみさんが微笑んでいる、という夢のような権利もゲットしています!
今回は50周年ということで武道館で50曲を歌うというスペシャルバージョン。なんとかおりさん、GOさんにあやかり55枚のチケットをゲット。「ひろみさんのコンサート行きませんか~!」という彼女の声に集まったメンバーが昨日武道館に集結したわけですー。
さすがに55席をまとめて確保できたのは武道館の3階席。リアルなひろみさんの姿は遙かに遠かったですが、素晴らしい演出効果で十分楽しめました~。おそろいのTシャツもかおりさんが準備してくれていた!
50曲のうち、全く知らなかった曲が十数曲ありましたが、残りはフルコーラス一緒に歌えるか、サビの部分を知っているか! 私は久米宏さんと黒柳徹子さんが司会されていた「ザ・ベストテン」くらいしか歌謡曲番組を観ていなかったのに、知っている曲が多いことに驚いた! それだけひろみさんの曲が、街で流れていたってことですね。
ステージに映されたシングルレコードのジャケット写真も懐かしかった。私が中学の時は、御三家(ひろみ、秀樹、ゴロー)の誰のファンかでワイワイやってました。郷ひろみさんは、飛び抜けて美少年だったから、ファンは多かったです。
とはいえ、私にとっては、郷ひろみさんは子どもの頃好きだった、思い出の歌手の位置づけでした。50年前からずっと変わらずファンでいつづけているかおりん、すごーいと傍から眺めてましたが、昨日のステージをみて、かおりさんが今もなお、ずっとファンでいつづける理由が少し分かった気がしますー。
ステージの郷ひろみさんは、テレビの歌番組に出ていた郷ひろみさんとは別次元に違ってましたー。かおりさんに誘ってもらわなければ、郷ひろみさんのステージを知らずして、あの世に行くところでした!
また行きたい!

それにしてもデビュー50周年、67歳で50曲を歌って踊って動いて、が出来る身体能力と歌唱力に感服しました。3時間以上、ずっとノンストップでしたから。たぶん、技術の進歩もあり、ひろみさんが、十代、二十代のときより派手なステージだったと思う。そして、それを可能にさせるひろみさんの身体と持久力に脱帽です。
「郷ひろみ」として歌い続けることにコミットして、日頃から地道に努力している。昨日のステージは、その努力の積み重ねの結晶ですね。日本の歌手で、ここまで歌い続けることにコミットして、努力し続けている人は他にいないんじゃないかなと思います。


3階は3階でも、かなり上のあたり
週3回は午前中はジムに行き、トレーナーについてもらってトレーニング。週1回はスポーツマッサージを受ける。睡眠時間は8時間。食事は寝る4時間前に済ませたいので、出来たら夕方5時までに食べたいくらいだそうです(別の記事には、食事は必ず30回以上咀嚼する、とありました。早食いはしないってことですね)。
40代で歌手としての自分に限界を感じ、ボイストレーニングのための渡米を決めた時もそう。ちょうど「GOLDFINGER '99」が大ヒットしていたタイミングでしたから、日本を離れることへの不安は大いにありました。
でも「ここで足りないものを手に入れないと未来はない!」と勇気を振り絞って、3年間、日本を留守にする道を選んだのです。結果として、自分が求めていた声と歌のテクニックを手に入れることができたので、あの時一歩踏み出してよかった、と今もしみじみ思います。
よく「努力したけどできなかった」と言うのを聞きますが、僕は「できるまでやることが努力」だと思っています。だから途中で止めるという選択肢は、僕の中にはありません。
また、他人と自分を比べることもしません。長い人生、いいこともあれば悪いこともある。「あの人は幸せそうなのに、自分は……」とある部分だけを比較して落ち込むことに、意味があるとは思えないからです。
そして人の悪口は言わない、聞かない、人を恨まない。体の中には良いものだけを入れたいので、できるだけマイナスの感情を遠ざけるよう普段から気を付けています。
僕は24時間365日、「郷ひろみ」であり続けるためには何をしなければいけないのかを考えながら生きています。「郷ひろみ」をどこまで続けるのか、いつやめるのかはまだ決めていませんが、自分で「動きにキレがなくなった」と思った時にはパッとやめてしまうかもしれません。(笑)
きれいごとではなく、僕が「郷ひろみ」でいられる場所はステージの上だけ。コンサートに足を運んでくれる人がいなくなったら、存在意義もなくなります。郷ひろみのパフォーマンスを観たい、歌を聴きたいという人がいてくれるからこそ、僕は頑張れるのです。
50周年ですから、観客の平均年齢もそれなりに高齢でした。昨日入場のために並んでいた列の前後は、70代半ば以上にみえる方々でした。あの方々も昨日、客席から立ち上がって踊ったのかしらー(笑)

かおりさん、横断幕も準備。
ステージ上のひろみさんから見えていたらいいなぁ~。
この50周年記念のステージ、2月11日(祝)にひろみさんの地元、
福岡であるそうですよー。福岡遠いけど、もう1回、行きたいくらい~。 西日本の方は是非~。
『恋の弱み』も50曲のリストに入っていて嬉しかった! この曲はけっこう好きでした~。