昨日blogの続編、みたいな一文に出会いました。
2009年発刊ですから、もう十年以上のロングセラーなんですねぇ。
ホ・オポノポノのことを一度も聞いたことがない、という人はこのblogを読んで下さっている人の中にいないと思いますが、ご存じない方は、youtube番組が山のようにあるので、
こちらをどうぞー。
引用したのは、本の142頁です。
現在、世界的な経済危機が発生していますが、女性が幸せだったらこのような現象は起きていないでしょう。もし、女性がゼロの状態にあるなら、世界経済はすぐに回復に向かいます。ですから、本当は数千億ドルもの景気対策など必要ないのです。
経済問題というのは、経済自体が原因になっていると思いがちですが、今回の世界の経済危機は、実は女性が愛されている、大切に思われているということを感じていないことがその原因なのです。女性の男性に対する恨みや憎しみの大きな「塔」が世界中に立ち始めているのが原因で、世界経済がおかしくなっているのです。
「女性の問題と世界の経済問題とは関係ない」「女性の男性への恨みと経済とが一体どうリンクするのか」と反論する人がいるかもしれません。しかし、ぜひ次のように考えてみてほしいのです。
家庭というのは父親と母親と子どもで構成されています。父親が不幸であっても、母親が不幸であっても、あるいは子どもが不幸であっても、家庭全体が幸せということはあり得ません。母親が幸せだと感じていないのに、幸せな家庭があろうはずはありません。なぜなら家族の誰かが不幸と感じていれば、クリーニングをしないかぎり、その情報が家庭それぞれの構成員であるそのほかの家族に広がるからです。
今度はその単位を地球全体に広げて考えてみましょう。
人類の半数は女性です。その女性が幸せでないと感じ、人類の残りの半数の男性に対して恨みを感じていたらどうなるでしょうか。とても恐ろしいことが起きます。それが今起きているのです。
女性たちが感じている情報が男性はもちろんのこと、世界全体に広がっていくのです。
女性は男性に恨みを感じている・・・という言葉に驚いてしまいます。
が、「恨み」とまではいかずとも、大学卒業後、社会の中で体験したり感じた男女差別や社会の不公平さ「当たり前」は、そのたびに悲しくもなりましたし、心にまだしっかり残っています。女性の社会進出率の低い日本。男性ですら老害を感じているでしょうが、女性はなおさら、古狸たちの男性優位社会と老害の下に為すすべなく呆然としながら、社会の中でどうにか生きる術を見つけています。
何も言わないのは、何もなかったからではなく、「異論を唱えることはすっかり諦めて」しまい、口をつぐんで、何もないかのようにやり過ごしてきただけのこと。あー、こうやって文章にしてみると、やはりこれは「恨み」かもしれませんねー(笑)。
ヒューレン博士が勧めているのは、もちろんそういった思いや自分の記憶をクリーニングしていくこと。ゼロの状態を取り戻していくこと。
これは一人ひとりが、地道にやっていく作業。私は私の心の内側をひたすら掃除していく必要があります。
別にホ・オポノポノに限らずいろんな方法が今は世の中で教得られているので、何をやってもいいでしょうが、これは死ぬまでやり続ける終わりなき作業ですねー。一度は、心の奥底に溜まっている泥を出さないかぎり、何かあるたびに、その心の泥がかき混ぜられ、濁りが浮上してくるわけですしー。
世界でいっせいに「クリーニングの日」でも作って、世界中の人が朝10分だけでもホ・オポノポノを唱えてみたら、世界はどう変わっていくでしょうー。世界が別の次元に移行するのを目撃できるでしょうかー?
世界経済は横においておいても、世界の半分を占める女性が、毎年1%ずつでも幸せ度を増していけば、きっと世の中は明るくなっていく気がしますー。