2013年に発刊されていた、元伊勢修養団の道場長、中山靖雄先生の「
すべては今のためにあったこと」が、このたび、なんと!、あのVOICEから装いもあらたに、新装版として出版されました。
新装版には、中山先生の教えを「へそ道」として結実させた入江富美子さんと、中山先生の奥様、緑さんの対談が収録されています。
(*入江さんの「へそ道」は、現在は「セレブレーション」と名称を変更。さらにバージョンアップした活動を日本のみならず、世界各地で展開されています)
9年前にこの本買ったし、本棚にもあるよ、という人もいらっしゃるとは思いますが、すでに読まれた方も、お二人の対談を読むだけでも、この本を購入する価値があると私は思います~。私も9年ぶりに読み返しましたが、私も9年経って、少しは素直になったので(笑)、9年前は頭で理解した気になっていた、たくさんの言葉がずしんと心に染み入ってきました。
blogを遡ってみたら、私は2007年に中山先生にお会いしていました。それは、伊勢修養団主催で、伊勢神宮の神嘗祭に参加させていただいたときのこと。
当時すでに中山先生は脳梗塞の影響で目が見えず、奥様の緑さんに手をひかれて修養団にこられていました。その時、150名ほどが参加していましたが、なんと、中山先生は、記憶だけで、一人ひとりの名前を呼びながら点呼されたのです! つまり、150名全員の参加者の名前と、どこから来たかを事前に覚えてきて下さっていました。しかも、事前に伊勢神宮で全員のことを祈って下さったとのこと。
そんな努力をしたことのない私が、「ひゃ~」と驚いたのは言うまでもありません~(その日のことは、
blogに書き残しています)。
中山先生との出会いで入江さんの何が変わったか。
巻末のお二人の対談部分、入江富美子さんのお話のところを少し紹介させていただきます(少し短くしています)。
中山先生に出会って、それまで探し求めていた心の平安を得て、魂が喜ぶという感覚を味わいました。その頃の私は、まだ自分を責めたり、「自分は駄目だ」という認識があったりして、その上で、その駄目なところから頑張って這い上がり、成功して幸せになろうとしていたんです。当時はまだ、「人は何かを達成することでしか幸せになれない」と思っていましたから。でも、先生に出会って、そうではないということが分かった。
そんな中山先生から教えていただいたことはたくさんあるのですが、やはり、一番は「お詫びとお礼」が大事ということ。なぜ大事かというと、本来、私たちは美しい「みたま」を授かっているのに、「自分なんて・・・」という思い違いをしてしなっていることが多いのです。しかし、そのことにひとたび気づいたなら、お詫びとお礼が元通りの思いに戻してくれるんですね。この私も、ミッションを生きると決めてから、お詫びとお礼が自分の内側から湧き上がってきて人生が変わってきたので、このことを知れたことがありがたいです。
そしてもう1つ、大切なのが「喜び」です。かつての私は、喜ぼうと思っても、喜べなくて苦しんでいました・・・。喜ぶには力が要ります。ですから、喜びたくても喜べない人には、そうなっていくための順番があるのです。つまり、お詫びとお礼があることで、真からの喜びが増すんです。だから、お詫びとお礼がわかったことで、今、私は心から喜べる自分になれたのです。
それに、緑さんこそ”喜びの神様”みたいな人なんですよ。今では、「過去に起きたことはみんないいこと。そして、これから起きることもみんないいこと。私に悪いことが起きるはずはない」という思いになれています。この言葉は、緑さんが常におっしゃっていた言葉なのですが、昔の私は「そんな日は自分に来ないだろう」と思っていました。
「無敵」という言葉がありますが、強くなったから「敵がいない」ということではなく、すべてと和解し、何とも戦っていないのが「無敵」なんです。今の私は心からそう思えるようになれて、本当に世界で一番幸せ者なんじゃないかなと思えるくらいです(笑)。
みたまを知ることができたら、何も変えずして、すべてが変わった。そしてすべてが手に入った! 幸せになれた! そんな言葉にならないありがたさなんです。

本の帯に
「みたまどおりに生きることが美しいのではなく、みたまどおりに生きようとするその姿こそが美しいのです」
と、あります。
いまリーディングこ言葉そのものを思い出せないんですが、同じような言葉はケイシーの中にもあり、中山先生の言葉が、ケイシーの言葉といくつも重なっていきました。
そして同じく、本の帯に
緑さん「主人はいつも「知識を棚にあげなさい」と言っていました。
入江「はい、「頭、空っぽ、心なしじゃないと、みたまは発動しないよ」っておっしゃっていました」
と書かれています。
私は、その後、中山先生にお会いするたびに「あ~。中山先生には、『この人は、頭にいっぱい詰めこんでいるなぁ』と思われているだろうなぁ」と小さくなってましたが(笑)、頭や知識ではなく、魂で生きたいと願っている人には、その魂の栄養となる本です。
魂の道を極めた中山先生の珠玉の言葉が詰まった本です。
折りに触れ、読み返す、本棚にずっと残しておきたい1冊です。
*電車の中で読むと、溢れる涙を拭うためのハンカチ必須ですー。
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