イエスの妹、ルツのリーディング
2022年 11月 16日
Q)イエスは神の一人子であるというのは真実ですか? また、それはどういう意味ですか?A)『これについて、完全なる概念を与えるには、人が「性交」として知るあの行為によらずして肉に入って来たすべての人々についての歴史を与えることになる。なぜなら、イエスとして知られるこの実体の兄が地上に入る時、肉に入った神の息子らの最初であり、そこにおいて、神の最初にして唯一のものである。名前が物語るように、エノクは神と共に歩み、動きの中にあって神を識り――それでもあの実体、あの魂がイエスと呼ばれ――メルキゼデクとして、父なくして、母なくして、来たのであり――それでもイエスの魂であり、神の一部の現れである。しかし、すべての息子、すべての娘は、かの一人子、マリアの息子にして地上の最初の人、父親と母親によらずして、歳月の尽きることのない方のこれらの行為によって――地上に生まれるすべての人に対して長兄のような存在となり、作者、創造者、最初にして最後の者となるのである。人の魂が地上ならびに地球の周囲の意識世界全体を通じて経験するところの、最初であり、最後の者となる。それ故に、イエスは一人子であり、最初に生まれた者、最初に肉を知り、最初に肉を浄めた者なのである。それ故に、人は自分の考えにおいて、自分の理解において、神の英知において――ここに少し、かしこに少しという仕方で――浄めるのである』
Q)イエスはヨセフにとって自然の意味の息子だったのでしょうか?A)『既に述べたように、これらについてあなたがアテネで疑問に思ったように、聖霊による受胎であった。と言うのも、大工ヨセフにとっての生娘、あなたの生みの母の身体に聖霊の流出が行なわれた…それらのことは、父なる神の御意に自分を開放する者には、その様なことが過去も現在もあったし、起こり得るという事実を実体の意識にもたらした。何故なら、そうした人々は、神と一体になっているからである。
そして、地上においてさえも、そのような人々の中では、自然が神秘を生じ、人知を超えることが起きる。何故なら、自然の人が神のいますことを宣言するなら、同時に自然界の神秘が神の力を大きくするからである』
Q)イエスが、ヨセフの通常の仕方による息子でないとしたなら、イエスほど神聖な生まれ方をしていない普通の人々は、いったい主と同じ完成に到達することができるのでしょうか。A)『おお、人の子らよ、地上における生殖の目的を理解せよ! そして、自分自身から始めよ。すなわち、聖なる魂を地上に導く水路にならんと欲するならば、その水路を作り出す活動において霊的理想を堅持せよ!なぜなら、主は道であり、主はすべての人にその道に従うことを求めたまうからだ。 二つの魂が一つの目的に結びつくならば――地上に属するものを満足することでも、地上の衝動や欲望を満足させることでもなく、魂が通ってくるところの水路として用いられることを目的とするならば――命を与えるものが地上に導かれるかもしれないのである。 なぜなら、すべての人は主がそうであったように、引き上げられなければならないからだ。 しかし、自然な形で入ろうと、主のように自然を超えた形で入ろうと、すべての人はいつ か自然な道として、自然な源として、主が入られたような目的に、一者(の意識)に入ることになる』
Q)このことは、すなわち、世界はいずれマリアが為したと同じような仕方で、魂をこの世にもたらすようになるということでしょうか?
A)『魂は、マリアが為したのと同じようにして、この世に魂をもたらすことが可能になるまでに進化するだろう。そして、これらの水路、肉体というこれらの神殿がまことに生ける神の神殿であり、神との、人間の魂の父との交流のために使われるものであるとの認識を男と女の魂がいよいよ深めるにつれて、これらのことが起きるだろう』 *ルツを描いたものではありません
開催日:2022年12月10日(土) 13:00~17:00 (開場:12:30)
*進行状況によって多少時間は前後します。
*途中10分程度の小休憩を含みます。
会 場:千代田区内の貸会議室(お申込の方に別途ご連絡)
定 員:85名
三密を避けるため、定員150名の会場で間隔をあけて受講いただきます。
講 師:安藤友治さん(デザイン工房 光)
光田秀さん(NPO法人 日本エドガー・ケイシーセンター会長)
参加費:8,800円